S16 スペレ構築 【メガサメハダー軸】現時点1724
皆さんこんにちは、私はアイリスといいます。今回は使用率上位ポケモン禁止のスペシャルルールの構築記事となります。17台だと物足りない方もいらっしゃるかもしれませんが、スペレの最高レートを更新できたので記事として残すことにしました。(因みにスペレでの17達成は2年前のよく似たルール以来でした。)
↑使用構築
↑現時点での戦績(65勝44敗)
1.構築経緯
カプ・レヒレがいないため状態異常技を打ちやすいと考え、毒々 毒菱を選択
→毒菱と相性のいい守るを自然に採用しやすいエースのメガサメハダーを中心に周りを組み立てていきました。
2.使用ポケモン
メガサメハダー ♀ NN Jaws メガストーン 加速→頑丈顎
噛み砕く 氷の牙 身代わり 守る
145-189(252)-60-x-61(4)-147(252)
メガシンカ後 145-211-90-x-86-157
●本構築のエース。毒菱展開後、守る+身代わりで時間を稼ぎつつ、体力の減った相手にとどめを刺します。
●不意のスカーフ持ちポケモンに対処するため、メガシンカせずに守る+身代わりで2加速することもありました。
ホイーガ ♀ NN ミサイルマン 進化の輝石 加速
毒々 毒菱 がむしゃら 守る
147(252)-x-166(252)-60-100(4)-67
●毒撒き。物理技は抜群を突かれなければ基本的に確三(A特化ホルードの恩返し)または乱三(補正無し特化メガミミロップの恩返し 18.5%)です。毒菱+がむしゃら(+毒々)で裏のポケモンに繋げます。
●Zを使用されなければ特殊技も一度は耐える(C特化アシレーヌのアリアで39.1%の乱二)ので中速以下の特殊アタッカーなら加速で上を取って同様の仕事をすることが可能です。
ズガドーン NN せきばんき 霊Z BB(C上昇)
火炎放射 シャドーボール 瞑想 身代わり
128-x-73-203(252)-100(4)-174(252)
●毒の効かない鋼を倒すための裏エース。
●毒とのシナジーが良い身代わりを採用しました。BBの起点になるのを回避しようと交代した相手へのアドバンテージになることも。
●サメハダー(素早さ)とズガドーン(火力)のどちらで全抜きするか毎回考えていました。
ホルード ♀ NN ビスケ 電気Z 力持ち
地震 冷凍パンチ ワイルドボルト 高速移動
160-118(252)-97-x-98(4)-130(252)
●毒タイプへのせめてもの対抗策であり、要検討枠。
●有利対面で高速移動を積んでZを使いながら全抜きを狙いましたが、打つ機会は少なかったです。実際は対面の相手をZで倒す程度。高速の格闘ポケモン、格闘打点を持っているポケモンが上位に多いため選出しづらく感じました。
黄昏ルガルガン ♀ NN みとめ 気合の襷 硬い爪
アクセルロック がむしゃら ステルスロック 挑発
150-169(252)-85-x-86(4)-178(252)
●ステロ撒き。対面の相手の襷潰し。ファイアローにウチのエースが飛ばされてしまうため、いたら積極的な選出を心がけました。
●補助技を打ってくるウツロイドやラグラージの上から挑発。
クレッフィ ♀ NN レリーズ バンジの実 悪戯心
ドレインキッス 光の壁 身代わり リサイクル
164(252)-x-144(156)-100-120(100)-77(個体値31ではない)
●身代わり+リサイクルで時間を稼いで毒嵌め。泡沫のアリア、ハイパーボイス、騒ぐは身代わりを貫通し、木の実の発動タイミングを難しくさせますが、光の壁を採用して受けるダメージを調整。
●このポケモン自体にパワーはないためホイーガと同時選出しました。
●挑発は辛いものの、相手の悪タイプからの影響を受けずに仕事を完遂可能です。
3.意識したこと
同族勝負で勝敗が決するのは避けたいと思いました。(今回の場合、ジャラランガ メガカイロス メガチャーレム メガミミロップ ポリゴンZミラーなど)そして今挙げたポケモンは高火力or積み技持ちのポケモンがほとんどであり、受けに特化したPTでもない限り交代はしたくないとも思いました。
同族勝負に関して、サメハダーやズガドーンにも同じことが言えるかもしれませんが、サメハダーはメガせずに守る+身代わりで二加速すれば解決し、ズガドーンは個体数が少ないので問題ないと判断しました。
要はみんなが取るであろう戦法からずれたものを採用したかったということです。
このPTは展開後に交代をほぼ行わずに居座ることが多いので、大きな流れを相手に変えられることなく戦うことが出来ました。
4.辛いポケモン
①毒菱を回収できる毒タイプ(ベトベトン、モロバレル、ウツロイドなど)
特にベトベトンは木の実持ち、チョッキ持ちのどちらも辛かった印象です。
②頑丈鋼タイプ(ジバコイル、ボスゴドラ、ハガネールなど)
1体だけでの対処は難しいですが、鈍足寄りなので毒菱やステロを撒いたあとに上からがむしゃらで削るサポートを行い、エースに任せました。毒状態にならないとはいえ毒菱の回収はできないので、毒菱も積極的に撒きました。
③音技を持ったポケモン(ジャラランガ、アシレーヌ)
この構築は身代わりを多用するため音技に弱い上にこの二匹を一撃で落とせるポケモンがほぼいません。毒を絡めて倒すことを意識しました。
④メガヘラクロス
連続技で襷、身代わりを破壊するため辛かったです。
H252振りにされるだけで、ズガドーンの補正なし特化放射で落とせません。(31.3%の乱一)しかし相手がクレセリアと組ませてトリル展開を狙ってきた場合、クレセリアを突破すれば2体がかりでヘラクロスの相手をすればいいので対応が楽になったこともありました。
⑤ガオガエン
威嚇があるために物理エースを通しづらく、こちらの特殊エースが炎霊なので、毒を入れるぐらいしか対処法がありませんでした。猫でこちらの行動保証(襷)を奪うのも厳しかったです。
5.選出パターン
⑴ルガルガン サメハダー ズガドーン
基本選出 体感で5割はこの戦法でした
⑵ホイーガ サメハダー ズガドーン
猫騙し、先制技持ちでルガンの襷の潰すポケモンが先発に来ると判断した時 3割程度
⑶ホイーガ クレッフィ サメハダー
相手が毒菱に対して無抵抗に見えた時 1割程度
その他の変則的な選出1割といったところでしょうか
6.終わりに
ルガルガン以外は今まで実戦で活躍させてあげられなかったコたちばかりだったので、今回のPTで活躍させることが出来て満足です。とりあえずはスペレを置いといて他のルールも遊びつつ、中盤以降にまた潜ろうと思っています。そのときは少し改良を加えるか抜本的なPT変更をしているかもしれません。ここまで読んでいただきありがとうございます。
↑それぞれが15台での出来事 お互い進化先が使用可能なのにこの対面ができたのが少し楽しく思いました