SV S14【ACトリトドンと水統一】最終レート1819
1.はじめに
皆さんこんにちは、私はアイリス(TNあいりっしゅ)といいます。
今回はスカーレット・バイオレットS14ランクバトル シングルバトル(藍の円盤解禁)における水統一の構築記事を書いてみました。
水統一はソード・シールドのランクバトル初期の1年ほど触れていて、1番最後が公式大会ウォーターパラダイスだったので約2年半ぶりでした。
※1/29時点で対戦を終えています。
2.PT紹介
戦術上の重要度でなく、見せ合い画面の上から順番に紹介していきます。
トリトドン♀(ひがしのうみ)NNマナ
よびみす たべのこし ひこうテラスタル
じしん ヘドロばくだん みがわり いたみわけ
187(4)-135(252)-88-144(252)-102-59
※性格補正無し
ハッサムかトリトドンが見せ合い画面の1番上にいないと対戦のモチベーションが上がらないので確定。
※当初は下記の個体で対戦しており、相手を流しながら相手の体力を削るつもりでした。
トリトドン♀(にしのうみ)NNメナ
ねんちゃく たべのこし
だいちのちから れいとうビーム あくび いたみわけ
当時は電気タイプに遭遇することがなかったので選出率が低かったです。
終盤にタケルライコやでんきテラスタルパオジアンをたくさん見かけるようにはなりましたが...
型を思案していたところ、受け寄りの構築と対戦するのが苦手だったのもあり、思いきってその対策に特化することとしました。
相手の1番手はドヒドイデであることが多かったので、みがわりを張ってどくどくを対策。
↓
じしんを見せてやって来た物理受けにヘドロばくだんを当てる。
↓
完封は難しいと判断したらいたみわけで体力を削ることに専念。
特殊技のみにしなかったのはハピナスを後投げしづらいかなーという期待を込めてのもの。
対象のドヒドイデに打つじしんは確定として、残りをヘドロばくだんにしたのはくさテラスタルやフェアリーテラスタルのドヒドイデを対戦中に何度も見かけた為、ついでに追加効果のどく状態を狙う為。
ひこうテラスタルにしたのはドオーなどの完封も狙った為。来ることは無かったですが後投げしてくるグライオンを完封できたら楽しかっただろうなと思います。
トリトドンは足の遅いポケモンですが、ターゲットにしたポケモンのほうがもっと遅いので、すばやさの努力値を無理に振ることがなくて助かりました。
選出率は変わらず低かったですが、役割がはっきりしたおかげで選出時の勝利への貢献が高かったです。完封して降参させた試合、頭数を減らして後続が高威力の技を放ち続けて残りを突破した試合など印象深い試合が多かったです。
ひこうテラスタルなので、ヘイラッシャのゆきなだれやクレベースのつららばりなど、こおりタイプの技が重くなったりもしたので簡単にはいきませんでした。とはいえ、広く浅く対応するより1点に絞って良かったと思います。
色違いペリッパー♀NNみんと
あめふらし しめったいわ じめんテラスタル
でんこうせっか とんぼがえり ぼうふう ウェザーボール
167(252)-63-121(4)-161(252)-90-85
※こうげきの個体値最大
ほぼ先発。アローラキュウコンやコータスがいたら都度選出順を入れ替え。
雨下では安定した高威力技となるぼうふうとウェザーボールで完結しているので、きあいのたすき潰しの先制技と相手からの攻撃を耐えて安全に後続を着地させるための交代技で完成させました。
この配分だとハバタクカミの性格補正有りのムーンフォースまでなら確定で耐えます。
ハバタクカミと先発で対面することが多かったので、持ち物確認の意味を込めて毎回とんぼがえりを選択していました。
相手が回復技を連打したり、すいすいアタッカーの技を半減や無効化でいなそうとしたりと天候ターン稼ぎしてくることも多かったので、持ち物のしめったいわも含めて交代技はとても重宝しました。
じめんテラスタルはボルトチェンジなどで一方的に押し込まれるのを防ぐ為です。(後続にテラスタル権を残したいので、殆ど使わない)
とても今さらですが「トリトドンの枠は、一撃必殺技と身代わりを搭載したちょすいラプラスで良かったのでは?」ということに気づきました。受け寄りの構築以外への対応を諦め、電気技をひたすらに通すことに目を瞑り、毎試合ペリッパーが出オチしても良い場合、それでも良いのかもしれません。
電気タイプへの出オチを防ぐ場合は、きあいのたすきを持たせたり、HCベースではなくCSベースに努力値を振り直して先手を取るといったことも考えられます。
ただそうなると今度はハバタクカミのムーンフォースすら耐えれるか怪しくなったり、雨の再展開が難しくなるので今回はこれがベストだと思います。
カマスジョー♂NNドラキュラ
すいすい きあいのたすき ステラテラスタル
アクアジェット こおりのキバ アクアブレイク インファイト
137(4)-192(252)-80-x-70-188(252)
ペリッパーのとんぼがえりから着地して場を荒らす、すいすいエースその①。
ブーストエナジーが発動したハバタクカミやテツノツツミに対しても、雨下なら先制して倒せるのが頼もしかったです。
耐久が無いのでテラスタルでタイプを変えても意味が薄いと判断して、どのタイプの技も一度ずつ強化できるステラタイプにしました。そのうえで、テラスタル使用権は大抵の場合イダイトウに残すことを意識して戦いました。
(例)ゴーストテラスタルにしたらカイリューのしんそくを防いで倒せるかもしれないけど、こちらの後続は大抵イダイトウなのでそこまでする必要がない。
むしろ、イダイトウがカイリューを倒した後にやってくるパオジアンやいちげきのかたウーラオスのふいうちをテラスタルで対策しないといけない。
技範囲を広げつつ、先制技も入れました。きあいのたすき発動後のカマスジョーがパオジアンやウーラオスと対面した時にふいうちをスカす技として重宝しました。
イダイトウ♂NNシャラ
すいすい いのちのたま フェアリーテラスタル
アクアジェット ウェーブタックル おはかまいり テラバースト
195-180(252)-85-x-96(4)-130(252)
ペリッパーの雨を活かす、すいすいエースその②。
最速イダイトウでもブーストエナジー発動のハバタクカミをほぼ抜かせないので、性格「いじっぱり」で育成しました。
先に述べたように、パオジアンやいちげきのかたウーラオスの不意打ちを半減にする為にフェアリーテラスタルにしました。トドロクツキをテラバーストで出オチに出来るのも強かったです。
この構築の勝ちパターンの殆どは、
「ペリッパーで雨を降らしてカマスジョーで攻める」(1体目、2体目※うまくいけば3体目を相手にする)
↓
「残ったポケモンたちをイダイトウで一掃する」
(2体目、3体目を相手にする)
でした。
この1体目、2体目にカイリューが含まれていることが多く、適度に削れているor型がある程度予測できた状態でイダイトウに託していました。逆に言うと、その状況にならずに体力満タンのカイリューとまだ見ぬ3体目がいる時点で負けなので、先に挙げたペリッパーとカマスジョーにかなり頑張ってもらいました。
イダイトウ♂の欠点はウェーブタックルやいのちのたまの反動で体力が削れやすい点と、技の仕様上2番手に繰り出してもおはかまいりを活かしきれない点でしょうか。
ウネルミナモNNすいれん
こだいかっせい こだわりメガネ はがねテラスタル
ハイドロスチーム かえんほうしゃ テラバースト りゅうせいぐん
175(4)-x-111-177(252)-103-177(252)
対晴れ構築、対ブリジュラス。
こだいかっせいで上がる能力はとくこうです。
コータスの晴れにタダ乗りしてメガネハイドロスチームを連打するのが理想。
うまくいくこともありましたが、ハバタクカミと先発で何度も対面してしまいました。はがねテラバーストを選択したら毎回ムーンフォースでとくこうを下げられたので頭が痛かったです笑
シーズン途中からブリジュラスが選出画面にいることが増えたので、ペリッパーの代わりに先発としていました。ペリッパーだと3回以上行動を許してしまうので、ウネルミナモは重要な役割を果たしていたと思います。
オーガポン♀(いどのめん)NNりりん
ちょすい(テラスタル後はおもかげやどし)
ウッドホーン じゃれつく やどりぎのタネ みがわり
167(92)-172(252)-105(4)-x-117(4)-165(156)
対アシレーヌ。
攻撃技はアシレーヌに打つウッドホーン、交代時に来るドラゴンタイプなどに打つじゃれつくにしました。
あとは、草や水の技は受けきれると判断して繰り出された相手ポケモンを少しでも削りとっていく「やどみが型」と組み合わせました。
すばやさラインは「最速ウーラオスのすばやさ+2」です。
雨下ツタこんぼうの威力も魅力的ですが、複数匹のポケモンを一気に制圧出来るほどの素早さではないので、今回はツタこんぼう無しで戦いました。
3.不利な相手
❶でんじは+回復技持ちのポケモン
ペリッパーのとんぼがえりで雨ターンを維持しながらカマスジョーでこおりのキバやアクアブレイクを連打して居座り続けることが多かったです。こちらが痺れて動けなくなるまで回復技を連打してくるので、雨再始動の為にペリッパー温存は必須でした。
❷カイリュー
テラスタルで耐性を変えて粘り続けようとするのが厄介でした。
(例)
カマスジョーのこおりのキバで体力を4〜5割ほど削れたカイリュー対イダイトウ♂
カイリューがタイプ変更を行わないことを読む
→おはかまいり、フェアリーテラバースト
カイリューがノーマルになることを読む
→ウェーブタックル ※ただし体力が削れる
カイリューがはがねorフェアリーになることを読む
→おはかまいり ※体力を多く残して後続に備える
❸タケルライコ
パオジアンのふいうちと違い、じんらいをスカす為にアクアジェットを打ってもダメージに期待できないこと、必ずしもじんらいに頼って行動してるわけではなさそうなことがこちらの行動を制限してきました。あと、イダイトウ♂のいのちのたまフェアリーテラバーストを耐えたりもします。
❹ブリジュラス
先発のがんじょうブリジュラスはウネルミナモともう1匹で対応できないこともなかったですが、後続からやってくるじきゅうりょくブリジュラスの場合は殆ど対応できませんでした。ぼうふう混乱やインファイトを叩き込んで多少抗ったりはしましたが...
4.最後に
最終日前の土日でレートを溶かしてしまったので記事を書くのはやめようかと思いましたが、月曜日にレート1800周辺まで戻せたので一応は形になっていると判断して記事としてまとめてみました。最高レートがどのくらいか気になった方は私のX(Twitter)のメディア欄を見たら大体分かると思います。
2年半ぶりの水統一であること、天候PTの運用はほぼ初めてなこともあって不安でしたがみずタイプのポケモンたちの活躍をたくさん見ることが出来て楽しかったです。
また別の構築記事でお会いしましょう!!
今遊んでいる「レスレリアーナのアトリエ」の主人公の1人、ヴァレリアさんの食い意地の張ったシーンを添えて〆とします。多分暫くはこんな感じで別のゲーム遊んでると思います。
恐れ戦け!オノノクス統一【種族統一】
1.はじめに
初めての方ははじめまして、そうでない方は再度の閲覧ありがとうございます。
私は「アイリス」といいます。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレットではTN「あいりっしゅ」で対戦しています。
今回、らくとせさんが開かれた種族統一アドベントカレンダー2023の10日目担当として「SVでのオノノクス統一」について語ろうと思います。
因みに去年のアドカレ2022はエクスレッグ統一で参加していました。
※先に言っておきますが藍の円盤の技考察は殆どしてません。諸事情で投稿が遅れることとなった時、もしかしたらオノノクスで活用できる技が来るかもと思って多めに時間を用意してもらったのですが、申し訳ないです。
苦情はダブルバトル専用技「ドラゴンエール」の技マシンをくれたカキツバタくんにお願いします笑
彼が四天王戦最後の相手だったのですが、先の3人から新技の技マシンを貰っていたので、めちゃめちゃ期待していました。見事な「フリ」だと言わざるを得ません笑
ネリネさんから貰った「ハードプレス」はすぐにハッサムに覚えさせました。ありがとう、ネリネさん
2.自己紹介
本題に入る前に軽く自己紹介をしたいと思います。
ハンドルネームで勘違いされやすい気もしますが嫁ポケはハッサムとトリトドンで、オノノクスは好きな順でいくとその次、3番目といったところでしょうか。
この前解禁された藍の円盤ストーリーもこのポケモンたちでずっと戦いました。(カキツバタ戦前のミッション以外)
SVでは、
初期 嫁ポケ2匹を詰め込んだ構築
パラドックス解禁、厄災解禁時期 虫統一
ヒスイ地方のポケモン解禁、碧の仮面解禁
マスカーニャ+オニゴーリでじわじわどくまも
みたいな感じの構築を使っています。
あと、ドット絵が好きでたまに描いたりしています。記事冒頭のオノノクスやここまでの紹介文に使っている画像はその頃に描いてたものです。
話が脱線してしまいましたね。
それではオノノクス統一の話をしていきましょう!!
3.オノノクス統一
剣盾時代からオノノクス統一に挑戦しているので、まずは剣盾との相違点について挙げてみましょう。
⚫︎体力2倍のダイマックスがなくなる
⚫︎テラスタルで相性有利不利が覆る
⚫︎テラスタルの補正でダメージアップ
⚫︎廃止された技、新しい技、新アイテム
最初の3つをオノノクス視点で語るなら「げきりん撃ちたいけど妖精や鋼タイプにテラスタルされるかも」「りゅうのまいを選びたいけど、遅い相手からパワーアップした先制技で先に体力多く削られるかも」といった具合ですね。
オノノクス統一で勝っていくためにはそれを踏まえて先手先手で攻め続けるのが良いのかなと考えています。
①スケイルショット型
剣盾でもこの技は習得可能でしたが、命中率を抜きにしても2、3発止まりの不安が拭えずイマイチに感じていました。
しかし今作からは新アイテム「いかさまダイス」があります。オノノクスの攻撃力で4発以上当たるならかなりのダメージが出ます。きあいのたすき持ちのポケモンも対策できますね!
このオノノクスに炎テラバーストと地震を仕込んで、技範囲をカバーしています。
②テラスタル
テラバーストによってオノノクスは新たな技範囲を得ています。
実用的な威力の物理技使用が可能になったタイプ
炎(今までは「やきつくす」のみ※SV使用不可)
電気(今までは「でんげきは」のみ※SV使用不可)
草(くさわけ、くさむすび)
テラスタルによって遂に使用が可能となったタイプ
妖精、氷
テラスタルの使用で技範囲が維持されたタイプ
エスパー(サイコカッターはSVで使用不可)
※ステラタイプのテラバーストも藍の円盤以降使用可能となりましたね
先に触れた炎テラスタル型は、鋼や妖精タイプとなった相手と渡り合える可能性が広がります。
炎以外は試していないので型を思いついたら試してみたいですね。
③特殊型
C種族値60しかないオノノクスですが特殊型にするメリットはあります。
相手の威嚇、おにびで起点になりません。
まぁ、ちゃんと弱点つかないと起点になるんですが()
あと、オノノクス=物理型しかいないという先入観から物理防御の厚い相手が選出されやすいです。先にそのポケモンを特殊型で一掃することで、後続の物理オノノクスでトドメを指していく動きも出来ます。
直近だと、ガチグマ混合統一相手に草テラスタルこだわりメガネオノノクスで2.9タテしたこともありました。
特殊オノノクスを運用したい大変狂った方がいるかは分かりませんが、1点注意点があります。
それは「控えめC252振り、A個体値0、C個体値MAXオノノクスの撃つテラスタル時のテラバーストは物理換算」ということです。A実数値136>C実数値123
つまり②で話した技範囲は特殊型に関しては全く役に立ちません。
SVでばかぢからを覚えないので、特殊テラバーストを撃ちたい方は「ほえるやバークアウトでのどスプレーを発動させる」か「威嚇をあえて受ける」しか方法がありません。
ステラタイプのテラバーストはAC同時に下がるので攻撃、特殊攻撃を撃ち分けることも出来ません。
のどスプレーの使用はこちら側に選択権があるものの、労力に見合う活躍は期待できない(というかスプレー発動したらその後の行動がバレバレ)ので、素直に技マシンでくさむすび、なみのりを覚えさせていきなり攻撃しましょう。
因みに、オノノクスの特殊技は
りゅうのはどう、バークアウト、スピードスター、くさむすび、なみのり、きあいだま、はかいこうせん、りゅうせいぐん、テラバースト(条件付き)
なんとも言えない技範囲ですね...
④起点作り・回避
オノノクスが使用可能な技は主に以下の通りです。
ちょうはつ(補助技阻止)
ほえる(居座って能力を上げる相手を流す)
がむしゃら(攻撃、防御関係無しの体力削り)
ワイドブレイカー(攻撃ダウン)
にらみつける(防御ダウン)
バークアウト(特殊攻撃ダウン)
こわいかお、じならし、がんせきふうじ、ローキック(素早さダウン)
なげつける(かえんだま、でんきだまによる状態異常付与)
今組んでいる統一でも何個か採用しています。
かえんだま投げつけるオノノクスは剣盾時代から愛用している型の一つです。ちょうはつで相手の能力上昇を防いだり、がむしゃらで体力を大きく削るなどして戦いに貢献してくれています。直近でも要塞型のデンリュウ相手に活躍してくれました。
剣盾よりは若干動かし辛い(こだわりハチマキげきりんでゴリ押す方がいいことも多い、冒頭でも触れたように積み技を選択する隙が見つけ辛い)ので、選出は減っていますがそれでも頼りになるシーンがあって助かっています。
あと、最近はきあいのたすきオノノクスにこわいかおを持たせて確実に素早さ操作が出来るような型を試しています。足の速い相手に撃って控えのオノノクスのスケイルショットで素早さ逆転して攻めるのが理想ですね。
とはいえ、きあいのたすき型にとりあえずげきりんやインファイトも持たせていますが、コレジャナイ感があるので他の技を試してみようと考えています。
⑤こだわりハチマキ型
③④で特殊型や起点作り型について触れましたが、結局「受からない高火力でぶん殴る」がシンプルに強いので、勿論こだわりハチマキ型も用意しています。
技は鋼タイプに撃つインファイトやじしん、撃ち逃げ前提の先制技 であいがしら、そしてげきりんです。
意地っ張りA252竜テラスタルこだわりハチマキげきりんは、
威力 199×1.1×2×1.5×120=78804
特性闘争心にすればもっとパワーを出せることもありますが、現実的なラインの瞬間最大威力はこの辺りでしょう。
HB特化アーマーガアあたりだと41.9〜49.7%と受け切られてしまいますが、そうまでしないと止められないパワーはやはり凄いと言わざるを得ません。
⑥ラムのみ持ちりゅうのまい型
最後はシンプルなりゅうのまい型について触れましょう。
りゅうのまいで能力を上げて攻め切るのがオノノクスの分かりやすい勝ちパターンですよね。④で触れた起点作り役やタイプ変更を活かしてりゅうのまいをしつつ、状態異常技への保険としてラムのみを持たせています。
テラスタルはゴーストにしています。
実はコレ、ランクバトルのしんそくカイリュー対策の名残で、使いやすかったからそのままにしてるものだったりします笑
(今のランクバトル対戦環境だとその意味が薄れてきているかもしれませんが...)
ノーマル技や格闘技を無効化出来るのが強いのと、テラスタルを見せていないタイミングだと鋼テラスタル考慮なのか地面技や炎技を撃たれることもあるので、今のところはこのまま運用するのがベストかなと考えています。
リピボ級では勿論、ランクバトルで何度も活躍してくれているので特に愛着のある1匹です。
今後もたくさん活躍させたいですね。
4.おまけ
去年はエクスレッグ統一について語ったわけですが、その時「紹介したエクスレッグ以外にもいろんな型のエクスレッグを考えたい」といったことも書いていたのですが、後にこの型が生み出されました。
D振りでんきだまなげつける型
ひかりのこなみがわりきゅうけつ型
エクスレッグで出来うる限りの確率の押し付けみたいな戦いかたですが、なんかコレが1番勝ちやすいのでこの戦い方ばかりになっちゃいました笑
オノノクス統一で対戦した後の再戦用としてエクスレッグ統一で戦っていますが、今後も†闇†を見せていこうと思います。(犯行予告)
5.最後に
ここまでの長文、読んでいただきありがとうございました。
オノノクスとの付き合いは剣盾で種族統一を始めた頃からなので4年くらいになります。圧倒的パワーで相手をばったばったと薙ぎ倒す様はとってもカッコいいですね!
SVではランクバトルでも活躍してくれているのでますます頼もしいかぎりです。出来ることが少しずつ変わっているので、その違いも楽しめるように今後も種族統一でもランクバトルでも遊びたいですね。
いまの私の手持ちの種族統一ですが、オノノクス、エクスレッグ、ブロロローム(1匹ランクバトル用に連れ出したため5匹のみ)と再戦時のバリエーション不足を感じています。新しい種族統一も増やしたいと思っていて、今のところ1番の候補はハッサムでしょうか。当たった時はどうか皆さんお手柔らかに宜しくお願いします。
そして2023年もリピボ級の対戦で皆さんお世話になりました。パワーで薙ぎ倒したり、ギリギリの勝負を繰り広げられたり、「これどうやって勝つんだ...」と絶望したり()と、色んな対戦が出来て楽しかったです。
2024年も皆さんとリピボ級の場で対戦できることを楽しみにしています。
それでは良いお年を!!
SV S10【氷の仮面と2丁の斧】最高/最終レート1812
1.注意
本構築はオニゴーリの特性「ムラっけ」を活用した勝ちパターンが大半を占めています。
「ムラっけ」戦法が苦手な方、運がいいだけのものと思っている方はブラウザバックをお勧めします。
2.構築経緯
私はアイリス(TNあいりっしゅ)と言います。
今回はS10で使用した構築の紹介となります。
レギュレーションDのS8、解禁されたばかりのヒスイ地方のポケモン「バサギリ」とトリトドンで「ステルスロック+欠伸」をしながらオノノクスで「龍の舞」して突破することを最初の目標としていました。
ただ、同時期に解禁されたウーラオスに力押しされるだけで瓦解することが何度もあったので方向性をガラッと変えることにしました。
ちょうどその頃、カイリキー使いのランドセルさんがYoutubeで以前あげられていたS2の対戦動画を最近になって見返していました。
(「オニゴーリ&カジリガメときどきワナイダー」より)
オニゴーリとマスカーニャで戦うのが楽しそうに感じて、これをメインに戦うことにしました。
そして今回のS10で、マスカーニャの作った起点をさらに活かす為にラウドボーンを加え、トリトドンとハッサムを入れ替えて構築が完成しました。
3.選出パターンと個別紹介
基本選出は
「マスカーニャ+オニゴーリ+オノノクス」
相手の手持ちにハッサムがいる→ラウドボーン
オノノクスで龍の舞をする余裕が無い→バサギリ
ハッサムに関してはパオジアンやハバタクカミが先発で来ないように睨みを効かせる程度にしか出来なかったので、うまく選出出来ませんでした。構築の都合上、サイクル戦でなく一方通行な戦い方になってしまうのでそれに合った型にするべきだったと反省しています。襷型でも良いかもしれません。
マスカーニャとオニゴーリは動画で見た型をそのまま育成しました。
マスカーニャ(NNえにぇころ)
変幻自在 電気玉 霊テラスタル
175(188)-131(4)-110(156)-x-91(4)-179(156)
叩き落とす 投げつける 挑発 毒菱
当時の環境との相違点はオーガポンの登場です。
最速オーガポン(持ち物自由、テラスタルで素早さアップ可能な草オーガポンを除く)より実数値が1だけ上なので安定して起点を作ることが出来ました。
等倍以下なら大抵の攻撃は耐えるので変幻自在を活かしながら行動順を工夫しました。
例えば、
コノヨザルやウーラオスと対面した時、毒菱を撒いて毒タイプになり、格闘技を受けながら次のターンに電気玉を投げつける など
先発でパオジアンやハバタクカミと対面した時の為に霊テラスタルで攻撃をしのぎながら起点を作りました。
陽気パオジアン 氷柱落としが
災いの剣込みで58.2〜68.5%
同条件で氷の礫が27.4〜32.5%
余程のことがない限り電気玉投げつける+毒菱が可能です。
ランドロスと対面した時はスカーフ一点読みで別のポケモンと交代しつつ、確実に電気玉を投げることが出来るタイミングを窺いました。
オニゴーリ(NNオニシバリ)
ムラっけ 食べ残し 水テラスタル
161(44)-90-101(4)-144(244)-101(4)-127(212)
フリーズドライ テラバースト 身代わり 守る
※攻撃個体値は最大
マスカーニャの作った起点をもとに、身代わりを残しながら攻撃していきます。パワーが足りなくとも毒ダメージを稼ぎながら身代わりと守るを繰り返して突破を狙いました。
テツノツツミやオーガポンの「アンコール」が厄介でしたが、麻痺が入っていればどこかでループは切れますし、身代わりを張り続けて毒ダメージを稼ぎきるなども出来るので意外となんとかなりました。
S10では連続技「スケイルショット」が再登場し、ガブリアスやセグレイブがよく撃つようになり、苦労しました。(他によく見る連続技として「氷柱針」は元々半減、「水流連打」は水テラスタルすることで受け切れます)
意地っ張り連撃ウーラオス 水テラスタル 拘り鉢巻
水流連打(急所1発分)が水テラスタルオニゴーリに
26.7〜31.7%
ここまでバフをかけてようやく身代わりを壊せるので、基本的には問題ありませんでした。
オノノクス(NNリナリア)
型破り ラムの実 霊テラスタル
151-199(252)-111(4)-x-90-163(252)
逆鱗 地震 アイアンヘッド 龍の舞
欠伸を活かしての起点づくりから龍の舞をするわけではないので安定感には欠けますが、
①霊テラスタルで耐性を変える
カイリューの神速、ウーラオスのインファイトやアイススピナー、ハバタクカミのムーンフォースなど等倍または無効化して1ターンでも多く隙を作る
②ラムの実で状態異常耐性を持たせる
ドヒドイデの毒々、ヒードランの鬼火など
③電磁波の痺れに期待して無理矢理龍の舞をする
最後③は奥の手ですが①〜③のうちどれか1つは1試合の中で存在することも多かったです。
ラウドボーン(NNツァーナ)
天然 光の粉 草テラスタル
201(172)-x-120-171(204)-95-103(132)
フレアソング テラバースト 身代わり 怠ける
テラスタルを考慮しなければ、こちらは相手のハッサムに対して無抵抗なので採用しました。草テラスタルは苦手な水技、地面技などをやり過ごす為です。
素早さは麻痺した最速パオジアンより1だけ実数値が上です。
オニゴーリと同じくマスカーニャの起点をもとに相手を嵌めます。食べ残しは既にオニゴーリが持っているので、1チャンス残す為の光の粉で代用しました。
バサギリ(NNめのう)
切れ味 拘りスカーフ 悪テラスタル
157(92)-187(252)-115-x-90-138(164)
岩石アックス 辻斬り 岩雪崩 インファイト
スカーフ込みで最速テツノツツミより1だけ実数値が上です。テツノツツミもハバタクカミも殆どがブーストエナジー持ちですが、下手に耐久に努力値を振るよりも分が良いと考えてこの調整にしています。
辻斬りはサーフゴーなどの霊タイプ対策、インファイトは岩技を半減する鋼タイプ対策です。
岩雪崩は最後に1チャンス残す目的で採用しましたが使うシーンがなかったので別の技を考えても良かったかもしれません。
臆病ハバタクカミ ムーンフォースが70.7〜84.0%
悪テラスタル辻斬りが無振りサーフゴーに119.7〜141.9%
ハッサム(NNグミ)
テクニシャン オボンの実 鋼テラスタル
177(252)-182(124)-137(132)-x-100-85
バレットパンチ 蜻蛉返り フェイント インファイト
この構成はこの構築にはいまいち合わなかったように思います。フェイントはパオジアンやウーラオスの不意打ちの上から撃つ最後のトドメとして採用しましたが、インファイト+フェイントでは一撃ウーラオスを確定で倒せるわけではないので、お守り程度のものになってしまいました。これも出しづらかった要因かもしれません。
意地っ張りウーラオス 鉢巻 インファイトが
83.6〜98.8%
陽気パオジアン 珠 悪テラスタル 噛み砕くが
災いの剣込みで75.1〜89.8%
控えめサーフゴー シャドーボールが52.5〜61.5%
今作は虫統一でハッサムを採用した時、高火力とステルスロック除去の役割で活躍してくれたこともあるので、今後も好きなポケモンであるハッサムの活躍できる型を模索していきたいと思います。
4.最後に
殆どの試合でマスカーニャとオニゴーリで盤面を荒らしていくことを意識してそれ以外のパターンは控えめでした。体感オニゴーリ5割、オノノクス3割、ラウドボーン1割、それ以外のパターン1割でしょうか。
アンコールや呪い、滅びの歌、毒菱などこちら視点で辛い技を選ばれることも多かったですが、参考元の調整が良かったのと、3シーズン通して使い込んで練度も上がったのである程度は勝てる内容になったと感じています。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
レギュレーションEの構築を考えつつ、別のゲームも挟みながら楽しんでいこうと思います。
SV S5【幻惑(まどわ)すビビヨンと虫統一】最高/最終レート1801
1.はじめに
みなさんこんにちは、私はアイリス(TNあいりっしゅ)というものです。
今回はシーズン5シングルバトル(コライドン、ミライドンを除くパルデア図鑑収録ポケモンのみ使用可能ルール)で虫統一に挑戦した際の構築記事になります。
2.構築経緯と選出パターン
厄災ポケモンたちが解禁される前、シーズン4も虫統一で対戦していました。その時、手応えを感じたので多少変更を加えて今回の構築となっています。
変更点
①ハッサムの型を変更
→シーズン4において虫統一で結果を残された方の技構成を参考にしています。
(https://shikkakuhuman.hatenablog.com/entry/2023/04/02/104638)
②ビビヨンのテラスタイプを1シーズン通して同じタイプで使用
→シーズン4途中で、炎から水と変更しましたが今回は水テラスタルのみ使用しています。
③エクスレッグからチヲハウハネに変更
→レート1700を超えた頃から変更しています。今回はどちらも本記事で紹介しようと思います。
選出パターン
①ハッサム、フォレトス、ビビヨン
ディンルー、コノヨザル、カバルドン(ステルスロックを撒くと思われるポケモン)を見たらハッサムを選出しました。
※その他にもステルスロックを撒けるポケモンはいるがその場合常にハッサムを出すわけではない。
②フォレトス、ビビヨン、ウルガモス(ヘラクロス)
相手側にステルスロックを撒けるポケモンがいない、または撒かれても無視する場合のパターンです。
基本は①②の選出をして、場合によってエクスレッグまたはチヲハウハネを選出しました。
3.個別紹介
先に言っておくと①に該当するポケモン以外、かなりあっさり目にまとめています。
ハッサム(NNクラン)
テクニシャン 命の珠 飛行テラスタル
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
バレットパンチ 燕返し 剣の舞 霧払い
虫ポケモンが苦手とするステルスロックのスリップダメージを対策するために霧払いを採用しました。効果がややこしいので詳細はこちらを見てください。
(https://yakkun.com/sv/zukan/search/?move=432)
気をつける点としては両方の場のステルスロックを解除してしまう点です。
霧払いを使うことがない時も、ハッサム本来の強味である高威力の先制技で相手HPを大きく削ることができてとても動かしやすかったです。
飛行テラスタルはコノヨザルがビルドアップ→ドレインパンチの動きをする2ターン目に使用することがありました。基本的には後続にテラスタルの使用権を渡しました。
フォレトス(NNまつぼっくり)
頑丈 レッドカード 霊テラスタル
地鳴らし 大爆発 電磁波 ステルスロック
182(252)-111(4)-160-x-80-101(252)
ビビヨンなどエースポケモンが勝てるように下準備をする役目です。レッドカードを持っているので、相手の積み技やブーストエナジーなどの能力上昇を一度だけリセットできます。
理想の動きとしては❶相手の攻撃❷レッドカード発動❸地鳴らしで素早さ関係を入れ替える❹ステルスロック などが一例として考えられます。
常にこの動きが出来るわけではないですが、❸まで達成できれば、ビビヨンなどで先手を取ることは難しくないので戦況を優位に進めることが多かったです。
挑発されたら地鳴らし→大爆発 で素早さだけ下げ、相手の起点にならないようにしました。
電磁波はコノヨザルに対して少しでも行動回数を減らすため。
ビビヨン(NNあかしあ)
複眼 食べ残し 水テラスタル
155-x-71(4)-142(252)-70-155(252)
暴風 蝶の舞 眠り粉 身代わり
先手を取ること、眠り粉が相手に有効なことが絶対条件ですが嵌れば無類の強さを発揮します。この虫統一ではエースを担ってもらいました。
シーズン4では水テラスタル以外にも炎テラスタルを試したことがありました。
炎が半減できる攻撃タイプ
○炎、草、氷、虫、鋼、妖 6タイプ
水が半減できる攻撃タイプ
○炎、水、氷、鋼 4タイプ
ここだけ見ると炎の方が耐性が多くて便利そうですが、元の虫・飛行タイプで有利だった草、虫タイプも含まれているのでやや恩恵は薄れます。
またビビヨン側の脅威として先制技(神速、バレットパンチ、影撃ちなど)の有無があります。炎タイプと水タイプの耐性の違いは虫技(出会い頭)、水技(アクアジェットなど)、岩技(アクセルロック)のタイプ相性です。先制技において炎タイプが水タイプに優っているのが虫技半減のみである点も、最終的に水テラスタルを選んだ理由となります。
対戦を重ねていると、❶特性により眠り粉が効かないポケモン(キョジオーン、サーフゴー)❷こちらの積み技を無視できるポケモン(ヘイラッシャ、ラウドボーン、ドオー)❸テラスタルの効果により眠り粉を無効化するポケモン に出会うことも増えてきます。
❶考慮せずビビヨンを選出。ブラフだったこともありましたし、その点だけで強力な勝ち筋を捨てるのは勿体無いと判断しました。一応余裕があればヘラクロスやウルガモスを選出しましたが、相手のテラスタルを考えると不安定なので、割り切って行動していました。
厄災ポケモンが解禁されたお陰なのか以前までよく見かけたポケモンが減り、尚且つそのポケモンはビビヨンが苦手としていたポケモンだったのでラッキーでした。
❷ドオー以外は眠らせて暴風で対処できることが殆どでした。ラウドボーンのフレアソングに対抗するために水テラスタルは必要ですが...
❸草タイプにタイプ変更してきたのは基本的に元のタイプが水、炎タイプの時くらいだったので、死に出しで該当のポケモンが来た時は警戒して身代わりで様子見することもありました。草タイプ相手なら暴風も抜群ダメージが入りますからね!
ウルガモス(NN ULU)
炎の体 ラムの実 岩テラスタル
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
炎の舞 ギガドレイン テラバースト 蝶の舞
対炎タイプ。蝶の舞の使用前提ですがカイリューの相手を任せることもありました。ビビヨンで嵌める方が強力だったことと、ステルスロック解除(ハッサム)+起点作成(フォレトス)に枠を割いていたこともあって選出率は控えめでした。
ヘラクロス(NNひゃっか)
根性 火炎玉 ノーマルテラスタル
167(92)-177(252)-95-x-115-138(164)
草分け 空元気 地獄突き インファイト
常にハッサムでステルスロックを解除できるとは限らないので、ステルスロックのダメージを抑えることができる裏のエースとして選択。
草分けで素早さ関係を逆転させ、根性補正の乗った攻撃で突破を狙います。素早さが1段階上がれば最速テツノツツミ、ハバタクカミを抜かせるように調整しました。
技は根性とシナジーのある空元気、タイプ一致で打てるインファイト、二つの技を無効化するゴーストタイプへの対策・地獄突きで完結させました。
エクスレッグ(NNバレッタ)
色眼鏡 拘り鉢巻 悪テラスタル
147(4)-169(252)-98-x-75-144(252)
地獄突き 蜻蛉返り 出会い頭 不意打ち
ハッサムと持ち物を入れ替える形で鉢巻型。特性のお陰で極端なタイプ相性以外では十分な攻撃力を持つので先制攻撃と打ちやすい通常攻撃の虫悪2パターン用意しました。有利な盤面に持っていくのは難易度が高いですが、うまくいけば引き先に大ダメージを与えることが出来ました。
チヲハウハネ(NNとチヲとめ)
古代活性 ブーストエナジー 地面テラスタル
161(4)-187(252)-99-150(252)-125-90
地震 熱風 ギガドレイン 身代わり
ACぶっぱ。性格は冷静ですがブーストエナジーの効果で上がるのは攻撃です。素早さ個体値は最大。
エクスレッグと交代で投入しました。このままだと、当たることはほぼないですが受けループに弱い(正確にはビビヨンがラッキーに勝ちきれない)と思い、攻撃も特殊攻撃も両立可能な虫ポケモンを探して辿り着きました。1700代から1800代に行くまでに目的の相手に当たることはありませんでしたが、素早さ低めの相手に両刀の技範囲で勝利を収めることもあったので採用して正解でした。明確に採用意図を定めて良かったと思います。
4.最後に
シーズン4ではハッサムを活かすことが出来ずに悔しい思いをしたので、自然な形で選出に絡めることが出来て大満足です。
今回の虫統一以外にも、ソードシールドで水統一や鋼統一を組んだことがあるのですが、その時の方が最高レートが高いので今度はそこを目標にまた虫統一で挑戦してみたいなと思います。
ここまでの長文、読んでいただきありがとうございます。縁があればまたお会いしましょう。それでは!!
と言いつつだいぶアトリエシリーズに気持ちが持ってかれてる
SV S4【弾けるフォレトスと虫統一】最高/最終レート1753
1.はじめに
皆さん、こんにちは。私はアイリス(TNあいりっしゅ)といいます。
今回はシングルバトルのシーズン4ルール(パラドックスポケモン解禁、準伝説ポケモン未解禁)を虫統一で対戦した時の記事となります。
2.構築
こういう並びで対戦していました。
ハッサム(NNクラン)
テクニシャン 拘り鉢巻 鋼テラスタル
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
バレットパンチ 泥棒 蜻蛉返り インファイト
先に断っておくと、なかなか選出できませんでした。虫統一の構築としては満足してるのですが、ハッサム入りの構築としては課題だらけでした。
理由はハッキリしてて、
①PT全体で水タイプ、鋼タイプのポケモンを相手にするのが苦手(ヘイラッシャ、サーフゴー、アーマーガアなど)で、止められやすかった。
②バレットパンチが効果抜群の相手でも、テラスタルによって等倍以下に抑えられる(セグレイブ、ハバタクカミ)orそもそも素で耐える(キョジオーン)相手のことがチラついて積極的な選出が出来なかった。
ちなみに、岩テラスタルで炎タイプを返り討ちにすることを狙った時期もありましたが、鉢巻型でもなければHP極振りラウドボーンを突破できない上、①のポケモン相手がますます辛くなったので、素直に鋼テラスタルの鉢巻型に戻しました。
剣盾で鋼統一をした時にもハッサムを入れたことはありましたが問題点の方向性がほぼ同じだったので、タイプ統一にハッサムを入れることは自分に向いてないかなって思います。もっと別の並びを考えてバンバン選出できるようにしたいです!
エクスレッグ(NNかんざし)
色眼鏡 命の珠 虫テラスタル
147(4)-154(252)-98-x-75-158(252)
地獄突き 出合頭 不意打ち 挑発
選出数は少なめでしたが、挑発でカバルドンなど起点作成役の行動(ステルスロックなど)を阻害したり、相性不利と判断して引いた相手に色眼鏡補正の大ダメージを与えたりと要所要所で活躍しました。
ウルガモス(NN ULU)
炎の体 ラムの実 岩テラスタル
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
炎の舞 ギガドレイン テラバースト 蝶の舞
ハッサムの項で話した、対炎タイプの役割を任せました。PTのエースの中で唯一、ノーマルタイプの技に耐性があります。
相手にカバルドンがいて、こちらがエクスレッグを選出していない時は、ビビヨンでなく、ウルガモスを優先して選出しました。(時間のかかりやすいビビヨンでは吹き飛ばしを打たれる隙がどうしてもあるので、ウルガモスによる処理スピードの早さを優先)
岩テラバーストでHP252ラウドボーンが91.9~109%
C↑1 HP252チョッキセグレイブが78.3~92.7%
いずれもステルスロック込みで突破可能
ヘラクロス(NNひゃっか)
根性 火炎玉 ノーマルテラスタル
167(92)-177(252)-95-x-115-138(164)
草分け 空元気 地獄突き インファイト
タイプを変えて相手の炎技などを耐えて、草分けで素早さ関係を逆転。その後、最大威力のノーマルテラスタル根性空元気などで突破を狙います。
素早さはS↑1(実数値207)で、最速テツノツツミ(206)、ハバタクカミ(205)などを抜かせるように調整しました。
他のエースがステルスロックにとても弱いので、弱点が被らないようにヘラクロスを選出することが多かったです。
技はコンセプトの草分けと空元気、タイプ一致で打ちやすいインファイトです。それと、途中までロックブラストを搭載していましたが、技自体が命中不安で、攻撃回数2回止まりになる確率も仕様上3〜4割近くあるので、代わりに地獄突き(主にゴーストタイプへの打点)に変更しました。
ハバタクカミの補正無C252ムーンフォースが52~61.6%
根性 地獄突きがHP無振りサーフゴーに86.4~102.4%
ノーマルテラスタル 根性 空元気がHP無振りトドロクツキに127.2~150.5%
(空元気は並の耐久で半減されなければ大抵一撃)
ビビヨン(NNあかしあ)
複眼 食べ残し 水テラスタル
156(4)-x-70-142(252)-70-155(252)
暴風 蝶の舞 眠り粉 身代わり
多分1番撃破数が多いし、相手に何度も回線切れを起こさせたポケモン。
最初は炎、氷耐性をつけるために炎テラスタルにしていましたが、かなり後になって水耐性(アクアジェット、ジェットパンチ)もつく水テラスタルの方がいいことに気づきました。なので水テラスタルに変更。食べ残しの回復量が勝敗に影響を与えることがほぼなかったので、ずっと最速CS極振りで戦いました。
サーフゴーやキョジオーンのように催眠耐性かつ飛行技半減のあるポケモンがいなければ、たとえやる気(かもしれない)コノヨザルがいようと、天然(特攻上昇無視)ヘイラッシャがいようと選出しました。
フォレトス(NNまつぼっくり)
頑丈 レッドカード ゴーストテラスタル
182(252)-111(4)-160-x-80-101(252)
地ならし 大爆発 電磁波 ステルスロック
相手のプランを崩す枠。どんなに不利な状況でも、①カイリュー、コノヨザル、クエスパトラ(のバトン先含む)などの積み技を使うポケモン、②ブーストエナジーを持ったパラドックスポケモンの能力上昇を一度だけリセットすることが出来ます。
勿論、引き摺り出されるポケモン次第で不利になることもあるので、フォレトスでどの行動を優先させるか大事になってきます。
①ステルスロックを優先して撒き、裏に控えているエース(ウルガモス、ヘラクロス、ビビヨン)でタイプを変えながら素早さ関係を逆転させる。
②素早さ操作を優先し、ビビヨンの眠り粉を打ちやすい状況にする。
これがおおよその動き方です。
例外として、電磁波は(やる気かもしれない)コノヨザルに打って、行動不能回数を増やしてビビヨンの身代わりを残すため。
大爆発は、レッドカード発動後に出てきたラウドボーンの起点にならないため、です。
3.最後に
剣盾で水統一や鋼統一に挑戦した最初の時と同じようなレートで終えることができたので、今回初めて虫統一に挑戦してみて良かったと思います。
シーズン5以降の予定は未定ですが、また何か構築を新しく組んだら記事にすると思います。それでは!!
暫くはライザ3とかblue reflection燦とか遊んでると思います。
SV S2【君の知らないハッサム&トリトドン構築 inパルデア】最高/最終レート1879 (3391位)
1.はじめに
初めての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。
私はアイリスという者です。この世代ではTN「あいりっしゅ」でゲームを楽しんでいます。早速、シリーズ1シーズン2で使用したシングルバトルの構築を紹介したいと思います。
2.構築紹介
採用理由は順に、嫁(ハッサム)、嫁(トリトドン)、趣味(オノノクス)、強そう(サザンドラ)、強そう(ウルガモス)、趣味(スコヴィラン)です。
真面目な話をするならば、この構築は主に2パターンの選出をしていました。〇〇がいるから絶対この選出、ということは少なく、基本的にどちらのパターンでもある程度勝ちが見込めるような組み方になっています。
↑戦績はこんな感じでした。
①ハッサム(先発)+トリトドン+オノノクス
鉢巻ハッサムで相手のポケモンにダメージを与えつつ、トリトドンをクッション役にしながら相手をステルスロックと欠伸のループに入れることでオノノクスの起点を作ります。
ハッサム NNクラン
テクニシャン 拘り鉢巻 鋼テラスタル
バレットパンチ 電光石火 蜻蛉返り インファイト
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
先発役。並の耐久ならテラスタル込みのバレットパンチで突破も狙えます。
テラスタル込み鉢巻バレットパンチが
耐久無振りマスカーニャに100.6~119.2%
素早さは激戦区の50~60族前後に余裕を持って抜き去るため、多少ステータスを振っています。多少素早い程度のドドゲザンに先手を取ってインファイトを撃ったり、ラウドボーンから逃げるために蜻蛉返りをしたりしました。数は減りましたがマリルリ、ニンフィアのテラスタルを蜻蛉返りで様子見しながらいなすことにも役立ちました。
(等倍電光石火の威力)=(半減テラスタルバレットパンチの威力)のため、テラスタルをきれなかった時くらいしか電光石火は使いませんでした。この技は検討枠かなと思っています。
トリトドン NNマナ
呼び水 ゴツゴツメット 水テラスタル
冷凍ビーム クリアスモッグ 欠伸 ステルスロック
218(252)-x-132(252)-113(4)-102-59
ハッサムがラウドボーン、ロトム、カイリューなどと遭遇した際、まずは一回トリトドンに退いて状況の立て直しを狙いました。
欠伸とステルスロックを用いた戦法で最も有名なのはカバルドンですが、こちらの残り手持ちに砂ダメージを入れたくなかった点、耐性の差から候補に入りませんでした。
単に好みの面が一番の理由ですが。
それと、一致テラスタル拘り補正込みの攻撃など、耐えたい攻撃のラインがトリトドンの物理耐久で充分足りると判断したためでもあります。
攻撃特化ガブリアスのテラスタル込み鉢巻地震が
トリトドンに78.8~93.5%
冷凍ビームは無効化されない技且つ、欠伸を嫌って交換で繰り出されたカイリュー、ガブリアスなどにダメージを与えるためです。
※ただし、冷凍ビームでガブリアスは倒せません。
クリアスモッグは眠り覚悟で積み技を使う相手(カイリュー、ウルガモスなど)に放って、オノノクスで倒しやすくするためです。
※テラスタルは使う気がなかったので特に調整していませんが、敢えて選ぶなら特性影踏みのポケモンから逃れられる霊テラスタルかなと思っています。
↑写真は旅の一コマ。東西揃えて冒険してました。
オノノクス NNハナビ
型破り ラムの実 龍テラスタル
逆鱗 地震 アイアンヘッド 龍の舞
151-199(252)-111(4)-x-90-163(252)
トリトドンの起点から龍の舞を積むエース。
逆鱗は一致テラスタル込みで大ダメージを与えることができ、サブウェポンはどちらもラウドボーン用となっています。
※妖精テラスタルラウドボーンをよく見かけたため。
よくあるパターンとして、オノノクスが龍の舞をする→相手ポケモンを倒してラウドボーンが死に出しされるor即座にラウドボーンに交代される→...がありました。
ラウドボーンは妖精テラスタルだとしても鬼火や欠伸から行動することが多かったです。ラムの実で起点回避を対策しています。特性型破りはラウドボーンをはじめ、ヘイラッシャ、ドオーなどの特性天然持ちのポケモンに強く、とても頼もしかったです。
オノノクスのA1段階上昇 地震が
防御特化の妖精テラスタルラウドボーン32.2~37.9%
同条件アイアンヘッドが51.1~60.6%
ステルスロックと龍の舞があれば、防御に厚くとも突破可能です。
選出パターン①はラウドボーンがいたらほぼ確定、セグレイブの場合も①が多め。一方で特性清めの塩キョジオーンは苦手としていたので、パターン②で出来る限り対応しました。
②ウルガモス(先発)+スコヴィラン+α
プラスαはトリトドンをクッション役として選出することが多かったです。
ウルガモス NNひまり
炎の体 隠密マント 妖精テラスタル
炎の舞 鬼火 蝶の舞 眠る
191(244)-x-116(244)-155-125-135(20)
エースその2。オノノクスとは逆に、先陣を切って相手のドラゴン(ドラパルト、サザンドラなど)を起点にしました。積みきって3タテしたことや降参されたことも多かったです。
どうしても相手を突破しきれなかった時でも、物理技主体のポケモンを火傷状態にして、スコヴィランのムラっけ展開をスムーズに進める手助けもしてくれました。
素早さはキノガッサより1だけ速く、残りはHPと防御に振りきっています。素早さ調整が役に立ったことは少なかったですが、技構成と隠密マントによって比較的安定して戦うことができました。
スコヴィラン NNヴィオラ
ムラっけ 食べ残し 霊テラスタル
火炎放射 宿木の種 守る 身代わり
171(244)-x-100(116)-161(148)-85-95
害悪型。ウルガモスまたはトリトドンが残した起点から展開しました。ハッサムの時と同じく、素早さは60族前後を抜き去ればいいと判断して、ステータスは割いていないです。
※アーマーガアなど、多少素早さにステータスを振られていてもこちらの方が速いです。
その代わり、HPと防御を伸ばしつつ、特殊攻撃のステータスにも重きを置いています。
テラスタルは、技を無効化できる対象の多い霊です。(ノーマル、格闘無効)
元の耐久力は、たかが知れているので半減程度ではメリットが少ないと判断しました。実際、カイリューの神速などを無効化して1ターン余裕を作り、勝ったことも何度かあったので選んで良かったと思います。ただ、ウルガモスでテラスタルを切ることも多かったので、無効化するパターンだけに頼らず、事前に起点を作っておくことは重要だと感じました。
スコヴィランそのものの耐久力はないですが宿木の種と食べ残しの回復によって、特性ムラっけの他のポケモンより粘って戦うことが出来ると感じました。
攻撃特化カイリューの鉢巻地震が
スコヴィランに61.4~72.5%
宿木の種と食べ残し×2でギリギリ次の攻撃を耐えるライン。ムラっけの出目次第(素早さ上昇、防御上昇)でそのまま守る+身代わりも可能。
サザンドラ NNクロウエア
浮遊 拘り眼鏡 悪テラスタル
悪の波動 ラスターカノン 火炎放射 龍星群
168(4)-x-110-194(252)-110-150(252)
通りのいい悪技をテラスタルで強化しながら、ゴリ押しを狙いました。ただ、不利なポケモンと対面した際、サザンドラに撃たれる技に受け出ししつつ、突破or起点を作る動きがないために、そのまま突撃せざるを得ない構築だったのが反省点だったと思います。
ブラフとしての役割でもない限り、全員活躍する構築が良い構築だと思っているので、この点は改良を加えていきたいです。
3.最後に
ハッサムの先制技を活かしやすかったり、トリトドンの新しい戦い方(ステルスロック+欠伸)が手に入ったりと、色々楽しんでいる状況です。
暫くの間、タイプ統一や種族統一の記事を多く書いていたこともあり、久々にこの2匹に関した記事を書くことが出来て楽しかったです。
次にお会いするときもハッサム&トリトドンの記事か、それとも統一PTの記事なのか、全く違う内容なのか、未定ですが次回もよろしくお願いします!
ゴリ押しエクスレッグと種族統一
初めての方ははじめまして、私はアイリスという者です。
本記事は、らくとせさんが企画された「種族統一アドベントカレンダー2022」で私が担当する12月15日分の記事となります。
(https://adventar.org/calendars/7505)
↑アドベントカレンダー全体のリンクはこちら
※今回、記事の内容が長めになっちゃってるかもしれません。予めご了承ください。
普段、リピートボール級対戦以外で他の種族統一の方と交流する機会がないので、まずは私自身の自己紹介をしようと思います。
●好きなポケモン ハッサム、トリトドン
●初めてのソフトはBW、本格的に遊び始めたのはサン・ムーン
●今まで組んだ種族統一 オノノクス、ペンドラー、モルペコ、ユレイドルなど
ドット絵を描くのが好きで、偶にポケモンのドット絵を描いたり、ポケモン以外のゲームのキャラを描いたりしています。Twitterのヘッダー(12月15日現在)は自作だったりします。
あと、ブログに私の過去の構築をまとめたものがあります。興味があればご覧ください。
USM
ハッサム、トリトドン、メタモン、ポリゴンZ、リザードン、ギャラドスで2年間回し続けた構築
剣盾
水統一、鋼統一、オノノクス統一など
私自身の紹介はここまで。
今回考察したのはエクスレッグ統一です!!
①マメバッタとの出会い
南3番エリアをぐるぐる冒険していた時、知らないポケモンだ!と思って、早速ゲット。バッタ→仮面ライダー→カッコいい進化をする...?という連想をして、旅の一員となりました。虫ポケモンってカッコいいのが多いですし。まぁ私はライダーの知見はてんでないんですけどね笑
②エクスレッグに進化
いやいやいやいや、カッコよくないですか!??
まず第3の足を使った攻撃方法がいい。二度蹴り、踵落としなどを放つ時にそれが伝わるかなって思います。出合頭や不意打ちを撃つ時、第3の足を使ってリーチを伸ばして攻撃するの良くないですか?!!良いですよね!!
↑こういうの
図鑑説明にも足のギミックについて触れていてとてもテンションが上がりました。折り畳んだ足のデザインがメガハッサムの鋏に近いのも好きになった理由です。
タイプの悪複合はダークヒーロー感ましましで更にカッコ良さが上がってますよね。
見れば見るほど、良いところが見つかって最終的には殿堂入りもしてきました。
前作は好きなポケモンがいるか否かばかり気にして発売直後は新ポケモンのいいところを見つけることが出来なかった(今はそういうことはないですが)ので、こういう体験はとても新鮮でした。
本格的に遊び始めたサンムーン時代はどのポケモンも実質新ポケモンみたいな感じでしたし。
で、せっかく気に入ったポケモンを見つけたことだし、色違いエクスレッグも粘ってきました!!!!
(その結果が記事最初のあの写真)
5匹中1匹に証がありました!!
オーラを感じる証、かっこいいですね!!
(サンドイッチの力は偉大だった...)
③エクスレッグの特徴
1番能力が高い攻撃だけれども、種族値は102とやや控えめ。それを隠れ特性の色眼鏡で補強、といった感じでしょうか。
主な技範囲は虫、悪、格闘、飛行、草、ノーマル。なんとなく今作のハッサムに近いなーって思いました。
例に挙げると、
エクスレッグ 色眼鏡 等倍 鉢巻出合頭
ハッサム テクニシャン 等倍 鉢巻バレットパンチ
の場合、エクスレッグのほうが威力が出ます。技威力の大事さを感じますね。
ちなみに、この条件で虫テラスタルすると耐久無振りドラパルト程度なら一撃です。
ハッサムは耐性面が優れているので、受け出ししたり、連打しやすい先制技であったりと違いがあるので、通常のPTを組むときはその辺りが考察のポイントになるでしょうね。
隠れ特性の色眼鏡を使えば、等倍威力は保証されるものの、上記の技範囲だと炎、電気、毒、飛行、龍、妖精あたりには弱点をつけません。なので、テラバースト込みの考察をするなら地面、電気、妖精、鋼、毒あたりが候補かなって思います。耐性を変えて相手の攻撃を半減or無効化→剣の舞をするのも面白そう。メインウェポンorテラバーストでダメージを与えて、不意打ちでトドメ。そんな闘い方がメインになるのかなって思います。
特殊技は威力の高い順に、虫のさざめき、悪の波動、テラバーストなどです!特殊攻撃の種族値は52です!昔、オノノクス統一で眼鏡型を採用したことがあって、それよりC種族値の低い気がしますが、エクスレッグには色眼鏡もあるし、種族統一なら十分な数字ですね!!(感覚麻痺)
④エクスレッグ統一の考察
種族統一は基本的に複数の火力エースを通すために、デバフ役や襷、スカーフ持ちでサポートするのが一番手っ取り早いと思っているので、今回もそれを当てはめてみようと思います。
相手にデバフをかける技
レベル技
飛びかかるA↓、虫の抵抗C↓、嫌な音B↓2
技マシン
怖い顔S↓2、飛びつくS↓1、ローキックS↓1
タマゴ技 這い寄る一撃C↓1
這い寄る一撃を除く虫技は命中100且つ無効化されない攻撃・特殊攻撃なので起点作り役には是非とも入れたい技だと思います。色眼鏡の補正をかければ、それなりのダメージも期待でき、程よい残り体力からエースの降臨を狙うことも出来るのではないでしょうか。
あと、デバフ技とは違いますが悪タイプらしく挑発も覚えるので相手の補助技を阻害可能です。
エースを担うエクスレッグ
エースの降臨、全抜きを狙うために攻撃力アップ、素早さアップが必要です。
エクスレッグの積み技は高速移動S↑2、草分けS↑1、剣の舞A↑2です。
準速(S実数値144)から1だけ落としたS実数値143の状態でS↑1すると、最速ドラパルトを抜き去ることが出来るくらいには速いです。積み技は攻撃も兼ねた草分けの方が適してるのかなと思っています。
③特徴の項でも触れたように、テラスタルで耐性を変えたら積みやすくなると考えて、今のところ鋼テラスタル型(妖精、龍半減)と電気テラスタル型(飛行半減)を試しています。
技構成を草分け、テラバースト、剣の舞+αとしていて、素早さ上昇できなかった場合でも先制できる不意打ち、高威力サブウェポン踵落とし、その他の一致技などカスタマイズしがいがあると感じてます
⑤実践編
まずは、
珠アタッカー(色眼鏡)、鉢巻アタッカー(色眼鏡)、襷起点づくり、スカーフ、テラスタル鋼剣舞、テラスタル電気剣舞
の型を育成し、12月4日から本格始動したリピボ級で試してみました。
状況に応じて刺さってる型を投げればいいので、テラスタイプを変えてテラバーストを放つ型を二つ用意したのは今のところは合ってると思いました。
ただ、エクスレッグは元々虫タイプなこともあって、鋼テラスタル型は炎技、炎テラスタル相手に活躍しづらかったです。そこで、こちらも炎テラスタル型に変えてみました。炎技を半減で受けつつ、状況に応じて積み技を使用します。元々の目的であった妖精への耐性も維持できています。
後日特性パッチを入手したので炎テラスタル型も色眼鏡にしました。これで炎タイプ同士の炎技の殴り合いはやや有利になったと思います。
襷起点作りは思ったより、うまくいきました。
テラバースト型の起点作りとして機能したのと、先発で相手を突破した鉢巻or珠のエクスレッグの引き先としての機能も果たしてくれました。
鉢巻型は思ったより動かし辛かったです。先述の襷型との関係性が重要だと実感しました。
でも火力は魅力的で先制技前提の性能だから、素早さを落として耐久に振り、反撃も耐えて複数回行動するのもいいなと思いました。
⑥最後に
ここまでがエクスレッグ統一に挑戦した「とりあえず」の感想です。まだ発売されてから1ヶ月のゲームであり、エクスレッグ自体、初登場のポケモンです。今後も色んな型のエクスレッグが生まれるでしょうし、私自身も色々と試してみたいなと思います。
とはいえ、ヘイラッシャ統一やテツノカイナ統一とかはお手上げなので、もう一つ、二つ別の種族統一を育成してからにしようと思います笑
ここまでの長文、読んでいただきありがとうございました! リピボ級の対戦でお待ちしています!!