SV S10【氷の仮面と2丁の斧】最高/最終レート1812

1.注意
本構築はオニゴーリの特性「ムラっけ」を活用した勝ちパターンが大半を占めています。
「ムラっけ」戦法が苦手な方、運がいいだけのものと思っている方はブラウザバックをお勧めします。

f:id:Iris0083600:20231002012231j:image
f:id:Iris0083600:20231002012234j:image

2.構築経緯
私はアイリス(TNあいりっしゅ)と言います。
今回はS10で使用した構築の紹介となります。
レギュレーションDのS8、解禁されたばかりのヒスイ地方のポケモンバサギリトリトドンで「ステルスロック+欠伸」をしながらオノノクスで「龍の舞」して突破することを最初の目標としていました。
ただ、同時期に解禁されたウーラオスに力押しされるだけで瓦解することが何度もあったので方向性をガラッと変えることにしました。
ちょうどその頃、カイリキー使いのランドセルさんがYoutubeで以前あげられていたS2の対戦動画を最近になって見返していました。
(「オニゴーリ&カジリガメときどきワナイダー」より)
オニゴーリマスカーニャで戦うのが楽しそうに感じて、これをメインに戦うことにしました。
そして今回のS10で、マスカーニャの作った起点をさらに活かす為ラウドボーンを加え、トリトドンハッサムを入れ替えて構築が完成しました。

3.選出パターンと個別紹介
基本選出は
マスカーニャオニゴーリオノノクス
相手の手持ちにハッサムがいる→ラウドボーン
オノノクスで龍の舞をする余裕が無い→バサギリ

ハッサムに関してはパオジアンやハバタクカミが先発で来ないように睨みを効かせる程度にしか出来なかったので、うまく選出出来ませんでした。構築の都合上、サイクル戦でなく一方通行な戦い方になってしまうのでそれに合った型にするべきだったと反省しています。襷型でも良いかもしれません。

マスカーニャオニゴーリは動画で見た型をそのまま育成しました。

マスカーニャ(NNえにぇころ)
変幻自在 電気玉 霊テラスタル
175(188)-131(4)-110(156)-x-91(4)-179(156)
叩き落とす 投げつける 挑発 毒菱
f:id:Iris0083600:20231002002057j:image
当時の環境との相違点はオーガポンの登場です。
最速オーガポン(持ち物自由、テラスタルで素早さアップ可能な草オーガポンを除く)より実数値が1だけ上なので安定して起点を作ることが出来ました。
等倍以下なら大抵の攻撃は耐えるので変幻自在を活かしながら行動順を工夫しました。

例えば、
コノヨザルやウーラオスと対面した時、毒菱を撒いて毒タイプになり、格闘技を受けながら次のターンに電気玉を投げつける など

先発でパオジアンやハバタクカミと対面した時の為に霊テラスタルで攻撃をしのぎながら起点を作りました。

陽気パオジアン 氷柱落としが
災いの剣込みで58.2〜68.5%
同条件で氷の礫が27.4〜32.5%
余程のことがない限り電気玉投げつける+毒菱が可能です。

ランドロスと対面した時はスカーフ一点読みで別のポケモンと交代しつつ、確実に電気玉を投げることが出来るタイミングを窺いました。

オニゴーリ(NNオニシバリ)
ムラっけ 食べ残し 水テラスタル
161(44)-90-101(4)-144(244)-101(4)-127(212)
フリーズドライ テラバースト 身代わり 守る
※攻撃個体値は最大
f:id:Iris0083600:20231002002331j:image
マスカーニャの作った起点をもとに、身代わりを残しながら攻撃していきます。パワーが足りなくとも毒ダメージを稼ぎながら身代わりと守るを繰り返して突破を狙いました。
テツノツツミやオーガポンのアンコールが厄介でしたが、麻痺が入っていればどこかでループは切れますし、身代わりを張り続けて毒ダメージを稼ぎきるなども出来るので意外となんとかなりました。
S10では連続技スケイルショットが再登場し、ガブリアスやセグレイブがよく撃つようになり、苦労しました。(他によく見る連続技として「氷柱針」は元々半減、「水流連打」は水テラスタルすることで受け切れます)

意地っ張り連撃ウーラオス 水テラスタル 拘り鉢巻
水流連打(急所1発分)が水テラスタルオニゴーリ
26.7〜31.7%
ここまでバフをかけてようやく身代わりを壊せるので、基本的には問題ありませんでした。

オノノクス(NNリナリア)
型破り ラムの実 霊テラスタル
151-199(252)-111(4)-x-90-163(252)
逆鱗 地震 アイアンヘッド 龍の舞
f:id:Iris0083600:20231002002619j:image
欠伸を活かしての起点づくりから龍の舞をするわけではないので安定感には欠けますが、
霊テラスタルで耐性を変える
カイリューの神速、ウーラオスインファイトやアイススピナー、ハバタクカミのムーンフォースなど等倍または無効化して1ターンでも多く隙を作る
②ラムの実で状態異常耐性を持たせる
ドヒドイデの毒々、ヒードランの鬼火など
③電磁波の痺れに期待して無理矢理龍の舞をする
最後③は奥の手ですが①〜③のうちどれか1つは1試合の中で存在することも多かったです。

ラウドボーン(NNツァーナ)
天然 光の粉 草テラスタル
201(172)-x-120-171(204)-95-103(132)
フレアソング テラバースト 身代わり 怠ける
f:id:Iris0083600:20231002002813j:image
ラスタルを考慮しなければ、こちらは相手のハッサムに対して無抵抗なので採用しました。草テラスタルは苦手な水技、地面技などをやり過ごす為です。
素早さは麻痺した最速パオジアンより1だけ実数値が上です。
オニゴーリと同じくマスカーニャの起点をもとに相手を嵌めます。食べ残しは既にオニゴーリが持っているので、1チャンス残す為の光の粉で代用しました。


バサギリ(NNめのう)
切れ味 拘りスカーフ 悪テラスタル
157(92)-187(252)-115-x-90-138(164)
岩石アックス 辻斬り 岩雪崩 インファイト
f:id:Iris0083600:20231002003034j:image
スカーフ込みで最速テツノツツミより1だけ実数値が上です。テツノツツミもハバタクカミも殆どがブーストエナジー持ちですが、下手に耐久に努力値を振るよりも分が良いと考えてこの調整にしています。
辻斬りはサーフゴーなどの霊タイプ対策、インファイトは岩技を半減する鋼タイプ対策です。
岩雪崩は最後に1チャンス残す目的で採用しましたが使うシーンがなかったので別の技を考えても良かったかもしれません。

臆病ハバタクカミ ムーンフォースが70.7〜84.0%
悪テラスタル辻斬りが無振りサーフゴーに119.7〜141.9%

ハッサム(NNグミ)
テクニシャン オボンの実 鋼テラスタル
177(252)-182(124)-137(132)-x-100-85
バレットパンチ 蜻蛉返り フェイント インファイト
f:id:Iris0083600:20231002003206j:image
この構成はこの構築にはいまいち合わなかったように思います。フェイントはパオジアンやウーラオスの不意打ちの上から撃つ最後のトドメとして採用しましたが、インファイト+フェイントでは一撃ウーラオスを確定で倒せるわけではないので、お守り程度のものになってしまいました。これも出しづらかった要因かもしれません。

意地っ張りウーラオス 鉢巻 インファイト
83.6〜98.8%
陽気パオジアン 珠 悪テラスタル 噛み砕くが
災いの剣込みで75.1〜89.8%
控えめサーフゴー シャドーボールが52.5〜61.5%

今作は虫統一でハッサムを採用した時、高火力とステルスロック除去の役割で活躍してくれたこともあるので、今後も好きなポケモンであるハッサムの活躍できる型を模索していきたいと思います。

4.最後に
殆どの試合でマスカーニャオニゴーリで盤面を荒らしていくことを意識してそれ以外のパターンは控えめでした。体感オニゴーリ5割、オノノクス3割、ラウドボーン1割、それ以外のパターン1割でしょうか。
アンコールや呪い、滅びの歌、毒菱などこちら視点で辛い技を選ばれることも多かったですが、参考元の調整が良かったのと、3シーズン通して使い込んで練度も上がったのである程度は勝てる内容になったと感じています。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
レギュレーションEの構築を考えつつ、別のゲームも挟みながら楽しんでいこうと思います。
f:id:Iris0083600:20231002012010j:image

SV S5【幻惑(まどわ)すビビヨンと虫統一】最高/最終レート1801

1.はじめに
みなさんこんにちは、私はアイリス(TNあいりっしゅ)というものです。
今回はシーズン5シングルバトル(コライドン、ミライドンを除くパルデア図鑑収録ポケモンのみ使用可能ルール)で虫統一に挑戦した際の構築記事になります。

f:id:Iris0083600:20230501233347g:image


2.構築経緯と選出パターン
厄災ポケモンたちが解禁される前、シーズン4も虫統一で対戦していました。その時、手応えを感じたので多少変更を加えて今回の構築となっています。


f:id:Iris0083600:20230501233233j:image

f:id:Iris0083600:20230501233236j:image


変更点
ハッサムの型を変更
→シーズン4において虫統一で結果を残された方の技構成を参考にしています。
(https://shikkakuhuman.hatenablog.com/entry/2023/04/02/104638)
ビビヨンのテラスタイプを1シーズン通して同じタイプで使用
→シーズン4途中で、炎から水と変更しましたが今回は水テラスタルのみ使用しています。
③エクスレッグからチヲハウハネに変更
→レート1700を超えた頃から変更しています。今回はどちらも本記事で紹介しようと思います。

選出パターン
ハッサムフォレトスビビヨン
ディンルー、コノヨザル、カバルドン(ステルスロックを撒くと思われるポケモン)を見たらハッサムを選出しました。
※その他にもステルスロックを撒けるポケモンはいるがその場合常にハッサムを出すわけではない。

フォレトスビビヨンウルガモス(ヘラクロス)
相手側にステルスロックを撒けるポケモンがいない、または撒かれても無視する場合のパターンです。

基本は①②の選出をして、場合によってエクスレッグまたはチヲハウハネを選出しました。


3.個別紹介
先に言っておくと①に該当するポケモン以外、かなりあっさり目にまとめています。

ハッサム(NNクラン)
テクニシャン 命の珠 飛行テラスタル
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
バレットパンチ 燕返し 剣の舞 霧払い

f:id:Iris0083600:20230501233323j:image

ポケモンが苦手とするステルスロックのスリップダメージを対策するために霧払いを採用しました。効果がややこしいので詳細はこちらを見てください。
(https://yakkun.com/sv/zukan/search/?move=432)
気をつける点としては両方の場のステルスロックを解除してしまう点です。
霧払いを使うことがない時も、ハッサム本来の強味である高威力の先制技で相手HPを大きく削ることができてとても動かしやすかったです。
飛行テラスタルはコノヨザルがビルドアップ→ドレインパンチの動きをする2ターン目に使用することがありました。基本的には後続にテラスタルの使用権を渡しました。

フォレトス(NNまつぼっくり)
頑丈 レッドカード 霊テラスタル
地鳴らし 大爆発 電磁波 ステルスロック
182(252)-111(4)-160-x-80-101(252)

f:id:Iris0083600:20230501233405j:image

ビビヨンなどエースポケモンが勝てるように下準備をする役目です。レッドカードを持っているので、相手の積み技やブーストエナジーなどの能力上昇を一度だけリセットできます。
理想の動きとしては❶相手の攻撃❷レッドカード発動❸地鳴らしで素早さ関係を入れ替える❹ステルスロック などが一例として考えられます。
常にこの動きが出来るわけではないですが、❸まで達成できれば、ビビヨンなどで先手を取ることは難しくないので戦況を優位に進めることが多かったです。
挑発されたら地鳴らし→大爆発 で素早さだけ下げ、相手の起点にならないようにしました。
電磁波はコノヨザルに対して少しでも行動回数を減らすため。

ビビヨン(NNあかしあ)
複眼 食べ残し 水テラスタル
155-x-71(4)-142(252)-70-155(252)
暴風 蝶の舞 眠り粉 身代わり

f:id:Iris0083600:20230501233416j:image

先手を取ること、眠り粉が相手に有効なことが絶対条件ですが嵌れば無類の強さを発揮します。この虫統一ではエースを担ってもらいました。

シーズン4では水テラスタル以外にも炎テラスタルを試したことがありました。
炎が半減できる攻撃タイプ
炎、、氷、、鋼、妖 6タイプ
水が半減できる攻撃タイプ
炎、水、氷、鋼 4タイプ

ここだけ見ると炎の方が耐性が多くて便利そうですが、元の虫・飛行タイプで有利だった草、虫タイプも含まれているのでやや恩恵は薄れます。

またビビヨン側の脅威として先制技(神速、バレットパンチ、影撃ちなど)の有無があります。炎タイプと水タイプの耐性の違いは虫技(出会い頭)、水技(アクアジェットなど)、岩技(アクセルロック)のタイプ相性です。先制技において炎タイプが水タイプに優っているのが虫技半減のみである点も、最終的に水テラスタルを選んだ理由となります。

対戦を重ねていると、❶特性により眠り粉が効かないポケモン(キョジオーン、サーフゴー)❷こちらの積み技を無視できるポケモン(ヘイラッシャ、ラウドボーン、ドオー)❸テラスタルの効果により眠り粉を無効化するポケモン に出会うことも増えてきます。
❶考慮せずビビヨンを選出。ブラフだったこともありましたし、その点だけで強力な勝ち筋を捨てるのは勿体無いと判断しました。一応余裕があればヘラクロスウルガモスを選出しましたが、相手のテラスタルを考えると不安定なので、割り切って行動していました。
厄災ポケモンが解禁されたお陰なのか以前までよく見かけたポケモンが減り、尚且つそのポケモンビビヨンが苦手としていたポケモンだったのでラッキーでした。
❷ドオー以外は眠らせて暴風で対処できることが殆どでした。ラウドボーンのフレアソングに対抗するために水テラスタルは必要ですが...
❸草タイプにタイプ変更してきたのは基本的に元のタイプが水、炎タイプの時くらいだったので、死に出しで該当のポケモンが来た時は警戒して身代わりで様子見することもありました。草タイプ相手なら暴風も抜群ダメージが入りますからね!

ウルガモス(NN ULU)
炎の体 ラムの実 岩テラスタル
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
炎の舞 ギガドレイン テラバースト 蝶の舞

f:id:Iris0083600:20230501233428j:image

対炎タイプ。蝶の舞の使用前提ですがカイリューの相手を任せることもありました。ビビヨンで嵌める方が強力だったことと、ステルスロック解除(ハッサム)+起点作成(フォレトス)に枠を割いていたこともあって選出率は控えめでした。

ヘラクロス(NNひゃっか)
根性 火炎玉 ノーマルテラスタル
167(92)-177(252)-95-x-115-138(164)
草分け 空元気 地獄突き インファイト

f:id:Iris0083600:20230501233434j:image

常にハッサムステルスロックを解除できるとは限らないので、ステルスロックのダメージを抑えることができる裏のエースとして選択。
草分けで素早さ関係を逆転させ、根性補正の乗った攻撃で突破を狙います。素早さが1段階上がれば最速テツノツツミ、ハバタクカミを抜かせるように調整しました
技は根性とシナジーのある空元気、タイプ一致で打てるインファイト、二つの技を無効化するゴーストタイプへの対策・地獄突きで完結させました。

エクスレッグ(NNバレッタ)
色眼鏡 拘り鉢巻 悪テラスタル
147(4)-169(252)-98-x-75-144(252)
地獄突き 蜻蛉返り 出会い頭 不意打ち

f:id:Iris0083600:20230501233445j:image

ハッサムと持ち物を入れ替える形で鉢巻型。特性のお陰で極端なタイプ相性以外では十分な攻撃力を持つので先制攻撃と打ちやすい通常攻撃の虫悪2パターン用意しました。有利な盤面に持っていくのは難易度が高いですが、うまくいけば引き先に大ダメージを与えることが出来ました。

チヲハウハネ(NNとチヲとめ)
古代活性 ブーストエナジー 地面テラスタル
161(4)-187(252)-99-150(252)-125-90
地震 熱風 ギガドレイン 身代わり

f:id:Iris0083600:20230501233455j:image

ACぶっぱ。性格は冷静ですがブーストエナジーの効果で上がるのは攻撃です。素早さ個体値は最大。
エクスレッグと交代で投入しました。このままだと、当たることはほぼないですが受けループに弱い(正確にはビビヨンがラッキーに勝ちきれない)と思い、攻撃も特殊攻撃も両立可能な虫ポケモンを探して辿り着きました。1700代から1800代に行くまでに目的の相手に当たることはありませんでしたが、素早さ低めの相手に両刀の技範囲で勝利を収めることもあったので採用して正解でした。明確に採用意図を定めて良かったと思います。

4.最後に
シーズン4ではハッサムを活かすことが出来ずに悔しい思いをしたので、自然な形で選出に絡めることが出来て大満足です。
今回の虫統一以外にも、ソードシールドで水統一や鋼統一を組んだことがあるのですが、その時の方が最高レートが高いので今度はそこを目標にまた虫統一で挑戦してみたいなと思います。
ここまでの長文、読んでいただきありがとうございます。縁があればまたお会いしましょう。それでは!!





f:id:Iris0083600:20230502000911j:image

f:id:Iris0083600:20230502000914j:image

と言いつつだいぶアトリエシリーズに気持ちが持ってかれてる

SV S4【弾けるフォレトスと虫統一】最高/最終レート1753

1.はじめに
皆さん、こんにちは。私はアイリス(TNあいりっしゅ)といいます。
今回はシングルバトルのシーズン4ルール(パラドックスポケモン解禁、準伝説ポケモン未解禁)を虫統一で対戦した時の記事となります。

2.構築
こういう並びで対戦していました。
f:id:Iris0083600:20230401183323j:image


f:id:Iris0083600:20230401183326j:image

f:id:Iris0083600:20230401183437j:image


ハッサム(NNクラン)

テクニシャン 拘り鉢巻 鋼テラスタル
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
バレットパンチ 泥棒 蜻蛉返り インファイト
f:id:Iris0083600:20230401183505j:image
先に断っておくと、なかなか選出できませんでした。虫統一の構築としては満足してるのですが、ハッサム入りの構築としては課題だらけでした。
理由はハッキリしてて、
①PT全体で水タイプ、鋼タイプのポケモンを相手にするのが苦手(ヘイラッシャ、サーフゴー、アーマーガアなど)で、止められやすかった。
バレットパンチが効果抜群の相手でも、テラスタルによって等倍以下に抑えられる(セグレイブ、ハバタクカミ)orそもそも素で耐える(キョジオーン)相手のことがチラついて積極的な選出が出来なかった。

ちなみに、岩テラスタルで炎タイプを返り討ちにすることを狙った時期もありましたが、鉢巻型でもなければHP極振りラウドボーンを突破できない上、①のポケモン相手がますます辛くなったので、素直に鋼テラスタルの鉢巻型に戻しました。
剣盾で鋼統一をした時にもハッサムを入れたことはありましたが問題点の方向性がほぼ同じだったので、タイプ統一にハッサムを入れることは自分に向いてないかなって思います。もっと別の並びを考えてバンバン選出できるようにしたいです!

エクスレッグ(NNかんざし)
色眼鏡 命の珠 虫テラスタル
147(4)-154(252)-98-x-75-158(252)
地獄突き 出合頭 不意打ち 挑発
f:id:Iris0083600:20230401184513j:image
選出数は少なめでしたが、挑発でカバルドンなど起点作成役の行動(ステルスロックなど)を阻害したり、相性不利と判断して引いた相手に色眼鏡補正の大ダメージを与えたりと要所要所で活躍しました。

ウルガモス(NN ULU)
炎の体 ラムの実 岩テラスタル
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
炎の舞 ギガドレイン テラバースト 蝶の舞
f:id:Iris0083600:20230401184655j:image
ハッサムの項で話した、対炎タイプの役割を任せました。PTのエースの中で唯一、ノーマルタイプの技に耐性があります。
相手にカバルドンがいて、こちらがエクスレッグを選出していない時は、ビビヨンでなく、ウルガモスを優先して選出しました。(時間のかかりやすいビビヨンでは吹き飛ばしを打たれる隙がどうしてもあるので、ウルガモスによる処理スピードの早さを優先)

岩テラバーストでHP252ラウドボーンが91.9~109%
C↑1  HP252チョッキセグレイブが78.3~92.7%
いずれもステルスロック込みで突破可能

ヘラクロス(NNひゃっか)
根性 火炎玉 ノーマルテラスタル
167(92)-177(252)-95-x-115-138(164)
草分け 空元気 地獄突き インファイト

f:id:Iris0083600:20230401185720j:image
タイプを変えて相手の炎技などを耐えて、草分けで素早さ関係を逆転。その後、最大威力のノーマルテラスタル性空元気などで突破を狙います。
素早さはS↑1(実数値207)で、最速テツノツツミ(206)、ハバタクカミ(205)などを抜かせるように調整しました。
他のエースがステルスロックにとても弱いので、弱点が被らないようにヘラクロスを選出することが多かったです。
技はコンセプトの草分けと空元気、タイプ一致で打ちやすいインファイトです。それと、途中までロックブラストを搭載していましたが、技自体が命中不安で、攻撃回数2回止まりになる確率も仕様上3〜4割近くあるので、代わりに地獄突き(主にゴーストタイプへの打点)に変更しました。

ハバタクカミの補正無C252ムーンフォースが52~61.6%
根性 地獄突きがHP無振りサーフゴーに86.4~102.4%
ノーマルテラスタル 根性 空元気がHP無振りトドロクツキに127.2~150.5%
(空元気は並の耐久で半減されなければ大抵一撃)

ビビヨン(NNあかしあ)
複眼 食べ残し 水テラスタル
156(4)-x-70-142(252)-70-155(252)
暴風 蝶の舞 眠り粉 身代わり

f:id:Iris0083600:20230401193022j:image
多分1番撃破数が多いし、相手に何度も回線切れを起こさせたポケモン
最初は炎、氷耐性をつけるために炎テラスタルにしていましたが、かなり後になって水耐性(アクアジェット、ジェットパンチ)もつく水テラスタルの方がいいことに気づきました。なので水テラスタルに変更。食べ残しの回復量が勝敗に影響を与えることがほぼなかったので、ずっと最速CS極振りで戦いました。
サーフゴーやキョジオーンのように催眠耐性かつ飛行技半減のあるポケモンがいなければ、たとえやる気(かもしれない)コノヨザルがいようと、天然(特攻上昇無視)ヘイラッシャがいようと選出しました。

フォレトス(NNまつぼっくり)
頑丈 レッドカード ゴーストテラスタル
182(252)-111(4)-160-x-80-101(252)
地ならし 大爆発 電磁波 ステルスロック
f:id:Iris0083600:20230401193631j:image
相手のプランを崩す枠。どんなに不利な状況でも、カイリュー、コノヨザル、クエスパトラ(のバトン先含む)などの積み技を使うポケモン、②ブーストエナジーを持ったパラドックスポケモンの能力上昇を一度だけリセットすることが出来ます。

勿論、引き摺り出されるポケモン次第で不利になることもあるので、フォレトスでどの行動を優先させるか大事になってきます。
ステルスロックを優先して撒き、裏に控えているエース(ウルガモスヘラクロスビビヨン)でタイプを変えながら素早さ関係を逆転させる。
②素早さ操作を優先し、ビビヨンの眠り粉を打ちやすい状況にする。

これがおおよその動き方です。

例外として、電磁波は(やる気かもしれない)コノヨザルに打って、行動不能回数を増やしてビビヨンの身代わりを残すため。
大爆発は、レッドカード発動後に出てきたラウドボーンの起点にならないため、です。

3.最後に
剣盾で水統一や鋼統一に挑戦した最初の時と同じようなレートで終えることができたので、今回初めて虫統一に挑戦してみて良かったと思います。
シーズン5以降の予定は未定ですが、また何か構築を新しく組んだら記事にすると思います。それでは!!


f:id:Iris0083600:20230401200225j:image
暫くはライザ3とかblue reflection燦とか遊んでると思います。

SV S2【君の知らないハッサム&トリトドン構築 inパルデア】最高/最終レート1879 (3391位)

f:id:Iris0083600:20230202192034g:image
1.はじめに
初めての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。
私はアイリスという者です。この世代ではTN「あいりっしゅ」でゲームを楽しんでいます。早速、シリーズ1シーズン2で使用したシングルバトルの構築を紹介したいと思います。

2.構築紹介
採用理由は順に、嫁(ハッサム)、嫁(トリトドン)、趣味(オノノクス)、強そう(サザンドラ)、強そう(ウルガモス)、趣味(スコヴィラン)です。
真面目な話をするならば、この構築は主に2パターンの選出をしていました。〇〇がいるから絶対この選出、ということは少なく、基本的にどちらのパターンでもある程度勝ちが見込めるような組み方になっています。


f:id:Iris0083600:20230202202245j:image

f:id:Iris0083600:20230202202242j:image

↑戦績はこんな感じでした。

ハッサム(先発)+トリトドンオノノクス
鉢巻ハッサムで相手のポケモンにダメージを与えつつ、トリトドンをクッション役にしながら相手をステルスロックと欠伸のループに入れることでオノノクスの起点を作ります。

ハッサム NNクラン
テクニシャン 拘り鉢巻 鋼テラスタル
バレットパンチ 電光石火 蜻蛉返り インファイト
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
f:id:Iris0083600:20230202202823j:image
先発役。並の耐久ならテラスタル込みのバレットパンチで突破も狙えます。
ラスタル込み鉢巻バレットパンチ
耐久無振りマスカーニャに100.6~119.2%

素早さは激戦区の50~60族前後に余裕を持って抜き去るため、多少ステータスを振っています。多少素早い程度のドドゲザンに先手を取ってインファイトを撃ったり、ラウドボーンから逃げるために蜻蛉返りをしたりしました。数は減りましたがマリルリニンフィアのテラスタルを蜻蛉返りで様子見しながらいなすことにも役立ちました。

(等倍電光石火の威力)=(半減テラスタルバレットパンチの威力)のため、テラスタルをきれなかった時くらいしか電光石火は使いませんでした。この技は検討枠かなと思っています。


トリトドン NNマナ
呼び水 ゴツゴツメット 水テラスタル
冷凍ビーム クリアスモッグ 欠伸 ステルスロック
218(252)-x-132(252)-113(4)-102-59

ハッサムがラウドボーン、ロトムカイリューなどと遭遇した際、まずは一回トリトドンに退いて状況の立て直しを狙いました。
欠伸とステルスロックを用いた戦法で最も有名なのはカバルドンですが、こちらの残り手持ちに砂ダメージを入れたくなかった点、耐性の差から候補に入りませんでした。
単に好みの面が一番の理由ですが。

それと、一致テラスタル拘り補正込みの攻撃など、耐えたい攻撃のラインがトリトドンの物理耐久で充分足りると判断したためでもあります。
攻撃特化ガブリアスのテラスタル込み鉢巻地震
トリトドンに78.8~93.5%

冷凍ビームは無効化されない技且つ、欠伸を嫌って交換で繰り出されたカイリューガブリアスなどにダメージを与えるためです。
※ただし、冷凍ビームでガブリアスは倒せません。

クリアスモッグは眠り覚悟で積み技を使う相手(カイリューウルガモスなど)に放って、オノノクスで倒しやすくするためです。

※テラスタルは使う気がなかったので特に調整していませんが、敢えて選ぶなら特性影踏みのポケモンから逃れられる霊テラスタルかなと思っています。
f:id:Iris0083600:20230202202836j:image
↑写真は旅の一コマ。東西揃えて冒険してました。

オノノクス NNハナビ
型破り ラムの実 龍テラスタル
逆鱗 地震 アイアンヘッド 龍の舞
151-199(252)-111(4)-x-90-163(252)

トリトドンの起点から龍の舞を積むエース。
逆鱗は一致テラスタル込みで大ダメージを与えることができ、サブウェポンはどちらもラウドボーン用となっています。
※妖精テラスタルラウドボーンをよく見かけたため。

よくあるパターンとして、オノノクスが龍の舞をする→相手ポケモンを倒してラウドボーンが死に出しされるor即座にラウドボーンに交代される→...がありました。
ラウドボーンは妖精テラスタルだとしても鬼火や欠伸から行動することが多かったです。ラムの実で起点回避を対策しています。特性型破りはラウドボーンをはじめ、ヘイラッシャ、ドオーなどの特性天然持ちのポケモンに強く、とても頼もしかったです。
オノノクスのA1段階上昇 地震
防御特化の妖精テラスタルラウドボーン32.2~37.9%
同条件アイアンヘッド51.1~60.6%

ステルスロックと龍の舞があれば、防御に厚くとも突破可能です。


選出パターン①はラウドボーンがいたらほぼ確定、セグレイブの場合も①が多め。一方で特性清めの塩キョジオーンは苦手としていたので、パターン②で出来る限り対応しました。


ウルガモス(先発)+スコヴィラン+α
プラスαはトリトドンをクッション役として選出することが多かったです。

ウルガモス NNひまり
炎の体 隠密マント 妖精テラスタル
炎の舞 鬼火 蝶の舞 眠る
191(244)-x-116(244)-155-125-135(20)

エースその2。オノノクスとは逆に、先陣を切って相手のドラゴン(ドラパルト、サザンドラなど)を起点にしました。積みきって3タテしたことや降参されたことも多かったです。
どうしても相手を突破しきれなかった時でも、物理技主体のポケモンを火傷状態にして、スコヴィランのムラっけ展開をスムーズに進める手助けもしてくれました。
素早さはキノガッサより1だけ速く、残りはHPと防御に振りきっています。素早さ調整が役に立ったことは少なかったですが、技構成と隠密マントによって比較的安定して戦うことができました。


スコヴィラン NNヴィオラ
ムラっけ 食べ残し 霊テラスタル
火炎放射 宿木の種 守る 身代わり
171(244)-x-100(116)-161(148)-85-95

害悪型。ウルガモスまたはトリトドンが残した起点から展開しました。ハッサムの時と同じく、素早さは60族前後を抜き去ればいいと判断して、ステータスは割いていないです。
※アーマーガアなど、多少素早さにステータスを振られていてもこちらの方が速いです。

その代わり、HPと防御を伸ばしつつ、特殊攻撃のステータスにも重きを置いています。

ラスタルは、技を無効化できる対象の多い霊です。(ノーマル、格闘無効)
元の耐久力は、たかが知れているので半減程度ではメリットが少ないと判断しました。実際、カイリューの神速などを無効化して1ターン余裕を作り、勝ったことも何度かあったので選んで良かったと思います。ただ、ウルガモスでテラスタルを切ることも多かったので、無効化するパターンだけに頼らず、事前に起点を作っておくことは重要だと感じました。

スコヴィランそのものの耐久力はないですが宿木の種と食べ残しの回復によって、特性ムラっけの他のポケモンより粘って戦うことが出来ると感じました。
攻撃特化カイリューの鉢巻地震
スコヴィランに61.4~72.5%
宿木の種と食べ残し×2でギリギリ次の攻撃を耐えるライン。ムラっけの出目次第(素早さ上昇、防御上昇)でそのまま守る+身代わりも可能。


サザンドラ NNクロウエア
浮遊 拘り眼鏡 悪テラスタル
悪の波動 ラスターカノン 火炎放射 龍星群
168(4)-x-110-194(252)-110-150(252)

通りのいい悪技をテラスタルで強化しながら、ゴリ押しを狙いました。ただ、不利なポケモンと対面した際、サザンドラに撃たれる技に受け出ししつつ、突破or起点を作る動きがないために、そのまま突撃せざるを得ない構築だったのが反省点だったと思います。
ブラフとしての役割でもない限り、全員活躍する構築が良い構築だと思っているので、この点は改良を加えていきたいです。

3.最後に
ハッサムの先制技を活かしやすかったり、トリトドンの新しい戦い方(ステルスロック+欠伸)が手に入ったりと、色々楽しんでいる状況です。
暫くの間、タイプ統一や種族統一の記事を多く書いていたこともあり、久々にこの2匹に関した記事を書くことが出来て楽しかったです。

次にお会いするときもハッサム&トリトドンの記事か、それとも統一PTの記事なのか、全く違う内容なのか、未定ですが次回もよろしくお願いします!

ゴリ押しエクスレッグと種族統一

f:id:Iris0083600:20221214015048j:image
初めての方ははじめまして、私はアイリスという者です。

本記事は、らくとせさんが企画された「種族統一アドベントカレンダー2022」で私が担当する12月15日分の記事となります。
(https://adventar.org/calendars/7505)
アドベントカレンダー全体のリンクはこちら
※今回、記事の内容が長めになっちゃってるかもしれません。予めご了承ください。

普段、リピートボール級対戦以外で他の種族統一の方と交流する機会がないので、まずは私自身の自己紹介をしようと思います。
●好きなポケモン ハッサムトリトドン
●初めてのソフトはBW、本格的に遊び始めたのはサン・ムーン
●今まで組んだ種族統一 オノノクスペンドラーモルペコユレイドルなど


f:id:Iris0083600:20221214013422g:image

f:id:Iris0083600:20221214013425g:image

f:id:Iris0083600:20221214013447g:image

f:id:Iris0083600:20221214013450g:image

ドット絵を描くのが好きで、偶にポケモンのドット絵を描いたり、ポケモン以外のゲームのキャラを描いたりしています。Twitterのヘッダー(12月15日現在)は自作だったりします。
f:id:Iris0083600:20221214013603j:image

あと、ブログに私の過去の構築をまとめたものがあります。興味があればご覧ください。
USM
ハッサムトリトドンメタモンポリゴンZリザードンギャラドスで2年間回し続けた構築

剣盾
水統一、鋼統一、オノノクス統一など


f:id:Iris0083600:20221214014002j:image

f:id:Iris0083600:20221214014050j:image

f:id:Iris0083600:20221214014008j:image


私自身の紹介はここまで。
今回考察したのはエクスレッグ統一です!!


①マメバッタとの出会い
南3番エリアをぐるぐる冒険していた時、知らないポケモンだ!と思って、早速ゲット。バッタ→仮面ライダー→カッコいい進化をする...?という連想をして、旅の一員となりました。虫ポケモンってカッコいいのが多いですし。まぁ私はライダーの知見はてんでないんですけどね笑

②エクスレッグに進化
f:id:Iris0083600:20221214220004j:image
いやいやいやいや、カッコよくないですか!??
まず第3の足を使った攻撃方法がいい。二度蹴り、踵落としなどを放つ時にそれが伝わるかなって思います。出合頭や不意打ちを撃つ時、第3の足を使ってリーチを伸ばして攻撃するの良くないですか?!!良いですよね!!
f:id:Iris0083600:20221214222613j:image
↑こういうの

図鑑説明にも足のギミックについて触れていてとてもテンションが上がりました。折り畳んだ足のデザインがメガハッサムの鋏に近いのも好きになった理由です。


f:id:Iris0083600:20221214220716g:image

f:id:Iris0083600:20221214220713j:image

タイプの悪複合はダークヒーロー感ましましで更にカッコ良さが上がってますよね。

 


見れば見るほど、良いところが見つかって最終的には殿堂入りもしてきました。


f:id:Iris0083600:20221214221152j:image

f:id:Iris0083600:20221214221155j:image

前作は好きなポケモンがいるか否かばかり気にして発売直後は新ポケモンのいいところを見つけることが出来なかった(今はそういうことはないですが)ので、こういう体験はとても新鮮でした。
本格的に遊び始めたサンムーン時代はどのポケモンも実質新ポケモンみたいな感じでしたし。

で、せっかく気に入ったポケモンを見つけたことだし、色違いエクスレッグも粘ってきました!!!!
(その結果が記事最初のあの写真)


f:id:Iris0083600:20221214221405j:image

f:id:Iris0083600:20221214221408j:image

5匹中1匹に証がありました!!
オーラを感じる証、かっこいいですね!!
(サンドイッチの力は偉大だった...)

③エクスレッグの特徴
1番能力が高い攻撃だけれども、種族値は102とやや控えめ。それを隠れ特性の色眼鏡で補強、といった感じでしょうか。
主な技範囲は虫、悪、格闘、飛行、草、ノーマル。なんとなく今作のハッサムに近いなーって思いました。

例に挙げると、
エクスレッグ 色眼鏡 等倍 鉢巻出合頭
ハッサム テクニシャン 等倍 鉢巻バレットパンチ
の場合、エクスレッグのほうが威力が出ます。技威力の大事さを感じますね。
ちなみに、この条件で虫テラスタルすると耐久無振りドラパルト程度なら一撃です。
ハッサムは耐性面が優れているので、受け出ししたり、連打しやすい先制技であったりと違いがあるので、通常のPTを組むときはその辺りが考察のポイントになるでしょうね。

隠れ特性の色眼鏡を使えば、等倍威力は保証されるものの、上記の技範囲だと炎、電気、毒、飛行、龍、妖精あたりには弱点をつけません。なので、テラバースト込みの考察をするなら地面、電気、妖精、鋼、毒あたりが候補かなって思います。耐性を変えて相手の攻撃を半減or無効化→剣の舞をするのも面白そう。メインウェポンorテラバーストでダメージを与えて、不意打ちでトドメ。そんな闘い方がメインになるのかなって思います。

特殊技は威力の高い順に、虫のさざめき、悪の波動、テラバーストなどです!特殊攻撃の種族値は52です!昔、オノノクス統一で眼鏡型を採用したことがあって、それよりC種族値の低い気がしますが、エクスレッグには色眼鏡もあるし、種族統一なら十分な数字ですね!!(感覚麻痺)

④エクスレッグ統一の考察
種族統一は基本的に複数の火力エースを通すために、デバフ役や襷、スカーフ持ちでサポートするのが一番手っ取り早いと思っているので、今回もそれを当てはめてみようと思います。

相手にデバフをかける技
レベル技
飛びかかるA↓虫の抵抗C↓嫌な音B↓2
技マシン
怖い顔S↓2飛びつくS↓1ローキックS↓1
タマゴ技 這い寄る一撃C↓1

這い寄る一撃を除く虫技は命中100且つ無効化されない攻撃・特殊攻撃なので起点作り役には是非とも入れたい技だと思います。色眼鏡の補正をかければ、それなりのダメージも期待でき、程よい残り体力からエースの降臨を狙うことも出来るのではないでしょうか。
あと、デバフ技とは違いますが悪タイプらしく挑発も覚えるので相手の補助技を阻害可能です。

エースを担うエクスレッグ
エースの降臨、全抜きを狙うために攻撃力アップ、素早さアップが必要です。
エクスレッグの積み技は高速移動S↑2草分けS↑1剣の舞A↑2です。
準速(S実数値144)から1だけ落としたS実数値143の状態でS↑1すると、最速ドラパルトを抜き去ることが出来るくらいには速いです。積み技は攻撃も兼ねた草分けの方が適してるのかなと思っています。
③特徴の項でも触れたように、テラスタルで耐性を変えたら積みやすくなると考えて、今のところ鋼テラスタル型(妖精、龍半減)電気テラスタル型(飛行半減)を試しています。
技構成を草分け、テラバースト、剣の舞+αとしていて、素早さ上昇できなかった場合でも先制できる不意打ち、高威力サブウェポン踵落とし、その他の一致技などカスタマイズしがいがあると感じてます

⑤実践編
まずは、
珠アタッカー(色眼鏡)、鉢巻アタッカー(色眼鏡)、襷起点づくり、スカーフ、テラスタル剣舞、テラスタル電気剣舞
の型を育成し、12月4日から本格始動したリピボ級で試してみました。

状況に応じて刺さってる型を投げればいいので、テラスタイプを変えてテラバーストを放つ型を二つ用意したのは今のところは合ってると思いました。


f:id:Iris0083600:20221214124620j:image

f:id:Iris0083600:20221214124617j:image

ただ、エクスレッグは元々虫タイプなこともあって、鋼テラスタル型は炎技、炎テラスタル相手に活躍しづらかったです。そこで、こちらも炎テラスタルに変えてみました。炎技を半減で受けつつ、状況に応じて積み技を使用します。元々の目的であった妖精への耐性も維持できています。
後日特性パッチを入手したので炎テラスタル型も色眼鏡にしました。これで炎タイプ同士の炎技の殴り合いはやや有利になったと思います。


f:id:Iris0083600:20221214124716j:image

f:id:Iris0083600:20221214124713j:image

襷起点作りは思ったより、うまくいきました。
テラバースト型の起点作りとして機能したのと、先発で相手を突破した鉢巻or珠のエクスレッグの引き先としての機能も果たしてくれました。

鉢巻型は思ったより動かし辛かったです。先述の襷型との関係性が重要だと実感しました。
でも火力は魅力的で先制技前提の性能だから、素早さを落として耐久に振り、反撃も耐えて複数回行動するのもいいなと思いました。


f:id:Iris0083600:20221214124537j:image

f:id:Iris0083600:20221214124514j:image


⑥最後に
ここまでがエクスレッグ統一に挑戦した「とりあえず」の感想です。まだ発売されてから1ヶ月のゲームであり、エクスレッグ自体、初登場のポケモンです。今後も色んな型のエクスレッグが生まれるでしょうし、私自身も色々と試してみたいなと思います。
とはいえ、ヘイラッシャ統一やテツノカイナ統一とかはお手上げなので、もう一つ、二つ別の種族統一を育成してからにしようと思います笑

ここまでの長文、読んでいただきありがとうございました! リピボ級の対戦でお待ちしています!!

剣盾S33【黄昏る獅子と鋼統一・其の肆】最高/最終レート1805

f:id:Iris0083600:20220831012733j:image
1.はじめに
初めての方は、はじめまして。そうでない方はお久しぶりです。私はアイリス(TNあいりす)といいます。
鋼統一でシーズン33(伝説のポケモン2体まで使用可能&ダイマックス有)を遊んだ時の構築記事を紹介したいと思います。
f:id:Iris0083600:20220902121910j:image
f:id:Iris0083600:20220902122050j:image
↑最終順位はこちら。
f:id:Iris0083600:20220902121907j:image
↑勝敗数はこんな感じです。

2.PT紹介
今回の構築は以前私が組んだ構築をベースにしているので、興味があれば過去の鋼統一記事(無印、其の弐、其の参)もご覧ください!
(https://iris0083600.hatenablog.com)

ざっくりとした戦い方の流れは「蛇睨み+とぐろを巻く」ジガルデを複数匹にバラけさせた感じです。これまでの構築との違いは、電磁波を撒けるポケモンを増やしたところです。

黄昏ネクロズマ NN夕星の
プリズムアーマー 食べ残し
メテオドライブ フォトンゲイザー 龍の舞 身代わり
201(228)-178(4)-148(4)-119-148(44)-126(228)

f:id:Iris0083600:20220901001331j:image
エースその①。ダイマックス使用の有無に関わらず活躍しました。参考にした努力値配分はこちらの記事からとなっています。
(https://www.panipanipanipa.com/entry/2020/12/14/224248)
後述の電磁波持ちポケモンのサポートを絡めて龍の舞と身代わりを駆使して戦います。
型が判明していない黄昏ネクロズマを見た相手のとる行動は「❶ザシアンやイベルタルなど、高威力の等倍または効果抜群の技で攻撃する補助技を絡めて弱体化させる」のうち、が多かったように感じます。(弱点保険を考慮すれば当然だとは思います。)

の例
相手がヌオーを繰り出す
欠伸を黄昏ネクロズマの身代わりで防ぐ
→ヌオーの熱湯を身代わりが耐える

→起点にできる

相手が物理受けのサンダーを繰り出す
電磁波を防ぐ
→放電を耐える→...

サンダーのC無振り放電が22.4~26.9%

ナットレイ(テッカグヤ)を繰り出す
宿木の種を防ぐ
→以下略

テッカグヤのC無振り火炎放射が28.9~34.8%
プリズムアーマー補正で実際の被ダメージ21.4~25.9%

勿論、❶のパターンに対して、ダイマックスで迎え撃つことも出来ます。

この型の利点
身代わりで相手のダイマックスをやり過ごせる
今回の攻撃技は相手の特性を無視でき、特性天然などのポケモンに強い。
メタモンにコピーされた時のデメリットが少ない。


弱い点
遅い。S1段階上昇しても黒馬バドレックスより遅い。(因みに最速ネクロズマでも同じです。)
スカーフ持ちポケモンを考慮しなくとも、これだけで厳しい。

ディアルガ NN高照らす
プレッシャー レンブの実
火炎放射 パワージェム 流星群 電磁波
207(252)-x-140-222(252)-120-111(4)
f:id:Iris0083600:20220901001355j:image
サポートその①。4倍弱点で大ダメージを狙いつつ、突破しきれない相手には電磁波を撒いてネクロズマに託しました。(麻痺した最速黒馬バドレックスと素早さが一緒なのでもう少し素早さにステータスを振るべきだったなって思います。)
どういう構築相手に繰り出すか、構築を組んでからも悩みながら対戦していました。色々試した結果、壁貼りレジエレキ+エースの構成と対峙した時、活躍した回数が多かったです。

ボスゴドラ NN足引きの
頑丈 ゴツゴツメット
電磁波 ステルスロック 挑発 我武者羅
177(252)-130-200-x-81(4)-112(252)
f:id:Iris0083600:20220901001412j:image
サポートその②。参考記事はこちら。
(https://masaki-moto7.hatenablog.com/entry/2021/02/01/002259)
意地っ張り連撃ウーラオスの水流連打が
急所時27.1~31.6%
 最大ダメージ合計94.8%
トップバッターとして選出し、相手に電磁波を撒いてステルスロックを設置してからエースに託しました。相手もサポート役から入った場合、挑発を撃ってこちらのみ自由に行動出来る点も強かったです。
ボスゴドラ=イバンの実持ちポケモン」程度の認識しかされてないことも多く、行動しやすかったです。

例えば、
ザシアンが電光石火+ゴツゴツメットダメージ
ボスゴドラが電磁波
→(ボ)ステルスロック
→(ザ)インファイト+ダメージを受けつつ(ボ)突破
のように、インファイト→電光石火の方が被害が少ないというパターンなどが多かったです。

弱い点
ランドロス(orサンダーorラグラージ)に蜻蛉返りなどの技で交代され、黒馬バドレックスを繰り出されて、アストラルビットを撃たれたら負け。
黒馬バドレックスと対面して、身代わりを撃たれたら負け。
今の組み方だと、基本的に黒馬バドレックスの相手は真面目に考えるだけ無駄なので、負けても「次の対戦に行くかー」って感じでスルーしてました。

キリキザン NN梓弓
負けん気 突撃チョッキ
地獄突き ストーンエッジ 不意打ち ハサミギロチン
153(100)-190(220)-121(4)-x-91(4)-113(180)
f:id:Iris0083600:20220901001425j:image
黒馬バドレックスに睨みを効かせたい枠。
無振りホウオウの素早さ+3。
黒馬バドレックスのアストラルビット+ダイマックス技を耐える程度には耐久面を強化しました。
臆病黒馬バドレックスの
アストラルビットが35.3~41.8%
大アストラルビットが41.2~49.0%
どちらかというとルナアーラ入りの構築に出した気がします。

テッカグヤ NN天降り付く
ビーストブースト オッカの実
エアスラッシュ 火炎放射 メテオビーム ボディパージ
173(4)-x-123-174(252)-121-113(252)
f:id:Iris0083600:20220901001434j:image
エースその②。ダイマックスエース。ネクロズマが倒された後に繰り出すことが多かったです。地面技をタイプ相性で、炎技をアイテムで対策しながらダイマックスの撃ち合いを制しました。
陽気エースバーンの命の珠 巨大カキュウが
テッカグヤに93.1~110.4%(オッカ込みで耐える)

ボスゴドラランドロス(orガブリアス)からスタートした場合は、テッカグヤを2番手として繰り出すこともありました。裏に控える相手のエースの前にダイマックスターンを2ターンも使うのが勿体無いのでボディパージを活用しました。

例えば、ランドロスの岩石封じ→テッカグヤのボディパージ→(テ)エアスラッシュ→(ラ)岩石封じ→(ラ)岩石封じ→(テ)ボディパージ→(テ)大エアスラッシュといった感じに突破して、後続のザシアンやホウオウなどを倒すことも多かったです。
C1段階上昇 大火炎放射が
無振り王ザシアンに113.8~134.1%

ザシアンや黒馬バドレックスの相手をするにはS2段階上昇が必要なのは注意点。

ジュラルドン NN白雲の
筋金入り 拘りスカーフ
悪の波動 ソーラービーム 徹底光線 電磁波
145-x-135-172(252)-71(4)-150(252)
f:id:Iris0083600:20220901001443j:image
サポートその③。黒馬バドレックスより速く悪の波動や電磁波を撃つためのスカーフ型。なおスカーフバドレックスは考えないものとする()
その他の動き方としては、壁貼りオーロンゲ相手に徹底光線連発で突破しつつ退場し、仕切り直してボスゴドラが相手の2体目に電磁波を入れて、ネクロズマの起点にするパターンもありました。
一応、ダイマックス枠にも出来るようにダイソウゲンなどで技範囲を広げました。

3.選出パターン
基本選出はボスゴドラ黄昏ネクロズマテッカグヤです。相手が壁貼りから入って来そうな場合は、壁貼り役のポケモンに応じてディアルガやジュラルドンを選出しました。キリキザンは黒馬バドレックス(orルナアーラ)がいて、それ以外のポケモンの素早さが低めな時に出していました。

4.苦手な伝説ポケモン
黒馬バドレックス
ボスゴドラと対面して身代わりを張られる。他のポケモンで頑丈を潰されてから登場される。黄昏ネクロズマテッカグヤでS2段階上昇させてから、スカーフ持ちの黒馬バドレックスに突破される...etc
考えたところでキリがないので、負けても極力気にしないようにしました。(とは言いつつ内心メチャ悔しい。)

ジガルデ
麻痺状態に出来ない上に、麻痺撒き役は起点になってしまうのが厳しかったです。ボスゴドラで挑発を入れつつ、攻撃技しかできないジガルデの前に(弱点保険を持ってるっぽい)黄昏ネクロズマを出すことで、一度退かせて新しくやってきたポケモンを起点にするといったことを狙うなどしました。

他にもイベルタルカイオーガなど相手にするのが難しいポケモンもいましたが、事前にサポートを入れておけば、上記2匹よりは相手をしやすかったです。

5.最後に
今年に入ってからは、中々勝ち切ることが出来ていなくて悔しい時期が続いていたので、正直ホッとしています。(どうにも準伝説や伝説のポケモンの扱いが苦手なもので笑)
ソード・シールドの対戦環境では初期の対戦環境→鎧の孤島→使用率上位制限→冠の雪原→伝説ポケモン1匹解禁→2匹解禁と対戦環境が変化していく中で、色んな構築である程度の戦績を収めることが出来たので、トータルだと満足しています。


f:id:Iris0083600:20220902033847j:image

f:id:Iris0083600:20220902033844j:image

f:id:Iris0083600:20220902033850j:image

ただ、赤色統一とか氷タイプだらけのねばねばネット構築とかは1700後半止まりだったのが心残りでしょうか。


f:id:Iris0083600:20220902033948j:image

f:id:Iris0083600:20220902033945j:image

幻・伝説なんでもありの現ルールにはあまり興味がないので、新作スカーレット・バイオレットを楽しみにしつつ、別のゲームを遊んで待ってようと思います。

アルセウス、リディー&スールのアトリエDX、カスタムロボV2...etc、ランクバトルと同時進行で遊んでいたけれど、そっちに集中しちゃうと遊ぶ機会も減っちゃってたので、暫くは色々やってようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はスカーレット・バイオレットでお会いしましょう‼︎



暴れんぼオノノクスと種族統一

f:id:Iris0083600:20211228165726j:image

1.はじめに
皆さん、こんにちは。私は「あいりす」という者です。今回はリピートボール級(現在のリピボ級)で組んだオノノクス統一に焦点を当てて紹介したいなーって思ったので、記事を書いてみました。
※嫁ポケモンはブログ名の通り「ハッサム」と「トリトドン」です。

2.オノノクス統一を組んだ理由
オノノクス統一というより種族統一を始めた理由に近いんですけど、私は今まで同じPTをずーっと使い続けてることが多かったんですよね。たとえば7世代ではレーティングバトルを2年半、同じ6匹で二、三千試合ほど遊んでたくらいには変更したことがありませんでした。

でも8世代初期、使用可能ポケモンに大きく制限をかけられた環境で、よく連れてたハッサムポリゴンZをPTに組めなくなった時は結構窮屈に感じました。その頃から「今後は固定化せずに色んなポケモンをPTに入れたり、レーティング以外の遊び方も探してみたい」って思うようになっていきました。

そう考えてる時期に色違いのキバゴをゲットしたり、今となっては何経由か忘れたけどリピートボール級のことをTwitterで知りました。(参戦後に統一関係でFFになった方は多いですが、当時は全然だったからよくその情報知れたなぁって今でも思います。)

折角の色違いオノノクス、ランクバトルで活躍させる方法は思い浮かばなかったけど、別の形で活躍させたいなって思って、統一を組むに至りました。
(他にも混合キュウコン統一、サーナイト統一、ユレイドル統一等々)

3.オノノクスについて

  • オノノクスの特徴といえば、圧倒的な攻撃種族値147(全体11位)ですよね!一度竜の舞をすれば竜技半減の相手だろうとただでは済みません。
  • 攻撃範囲は多少癖があるけど、竜悪ノーマル地岩闘霊超鋼毒虫(剣盾の物理攻撃技のみでカウント)+一撃技と意外と広めです。
  • ダイマックス技の観点においても、搭載されることの多い竜技や地面技を利用すればダイドラグーン(相手のA↓)とダイアース(こちらのD↑)になるので場持ちが良くなりますね。比較的ダイマックスとも相性がいいんじゃないでしょうか?
  • 特性は闘争心や緊張感もあるけれど、メジャーな特性は型破りでしょうね。攻撃的なオノノクス統一においては頑丈、シェルアーマー、天然、ハードロックなど、相手の防御面に関わる特性を無視できると覚えておけば問題ないでしょう。




...という、物理攻撃でガンガン攻めるだけでは普通のオノノクスの戦い方。それは相手も想定内のはず。
これは種族統一です。定石以外の戦法で相手を上回っていきましょう!
で、組んだのがこのPTです。f:id:Iris0083600:20211229004956j:image
2匹ほど不思議な技構成に見えるかもしれません。が、ちゃんと理由があるので順々に説明していきます!!

4.実際組んだオノノクス統一
リナリア♀型破り ラムの実
アイアンテール, 逆鱗, インファイト, 竜の舞
f:id:Iris0083600:20211229172602j:image

  • 竜の舞の隙を突かれて、状態異常を掛けられるのがオノノクス統一の負け筋の一つ。それを潰すために一枠割いています。あと、妖精への打点はこの型にのみ搭載しているから、その時は何が何でも選びました。竜の舞+ダイナックルまで出来れば勝利は目の前でしょう。

f:id:Iris0083600:20211229172509g:image

  • 余談ですがこの色違いオノノクス、孵化によって偶然産まれた色違いキバゴを進化させたものなんですけど、この日を前後して4日間のうちに色違いカラナクシと色違いクチートをゲットしてたりします。当時は剣盾の色違い確率高くなったのかなー?とか思ってました。(その後1年半全く色違い出ず)


トリカブト♂型破り 拘り鉢巻
逆鱗, 地震, 馬鹿力, 出会い頭
f:id:Iris0083600:20211229172649j:image

  • 拘りアイテムは種族統一において有用なアイテムの1つですよね。遅い相手に滅法強く、最初から一方的に高火力を押し付けることが出来ます。主に竜の舞型にダイマックス権を渡すので、非ダイマックスの型でどれだけ撃破出来るかが重要となります。


こちょう♀型破り 気合の襷
シャドークロー, 逆鱗, インファイト, 竜の舞
f:id:Iris0083600:20211229172725j:image

  • 無難に強いアイテムである襷を持たせ、PT全体で抜群を突ける範囲を広げるために霊技搭載を行った型。シンプルすぎて特にいうことなかったりする。こういう広く浅い戦い方は性に合わないみたいで選出は少なめ。ドラパルト統一のようなどうしようもない相手への保険程度に思っといてください。


グラジオラス♂ 型破り 拘り眼鏡
草結び, 波乗り, 流星群, 気合玉
f:id:Iris0083600:20211229172749j:image

  • オノノクスで特殊型!?と思うかもしれません。ただ、特攻種族値60, 最大で実数値123, 多分何とかります()
  • そもそもオノノクス=高い攻撃力だと相手は思っているはず。そして、防御面に厚いポケモンには、ボスゴドラ(頑丈)やドサイドン(ハードロック)などがいて、4倍弱点を突ける上、相手の特性も型破りで無視できる。なんだか勝てそうな気がしてきますよね、ネ!?
  • 実際上記のポケモンや草4倍弱点のラグラージ等にはこのオノノクスで勝てています。
  • 因みにこの特殊型オノノクスで眼鏡波乗りしたら、ネンドールの球根が発動するという珍事が過去にありました。この出来事は種族統一における私の1番思い出深い試合です笑


ローズマリー♂型破り 命の珠
逆鱗, 地震, 剣の舞, 竜の舞
f:id:Iris0083600:20211229172810j:image

  • 後述の火炎玉投げつけるオノノクスと組んで、攻撃力の半減した物理アタッカーを起点に積みまくるのが主な戦法。
  • 試合には負けたけれど、積みまくってアーマーガア統一といい勝負が出来たり、なんてこともありました。


サンデリアナ♂型破り 火炎玉
岩石封じ, 投げつける, 我武者羅, 挑発
f:id:Iris0083600:20211229172839j:image

  • オノノクス統一で相手にデバフをかける方法はかなーり少なくて、ワイドブレイカー(A↓)、バークアウト(C↓)、地鳴らし(S↓)、岩石封じ(S↓)、火炎玉+投げつける(A半減)、電気玉+投げつける(S半減)くらいしかありません。
  • 「火炎玉+投げつける」を選んでいるのは、耐久面がとてもじゃないけど優れているとはいえない、耐久面の努力値無振りのオノノクスで竜の舞をしやすくするためです。火炎玉による火傷の効果は交代されても残るし、新しいポケモンが来ても最低限S操作は出来ますからね。
  • その火炎玉も直ぐには投げずに、

    オノノクスが相手に挑発を打ってサポートを封じるor攻撃を耐えて、敢えて火傷状態になる
    ②火炎玉を投げつける
    ③こちらの火傷ダメージを利用して我武者羅で相手の体力を削る
    ④こっちはそのうち火傷ダメージで落ちつつ、挑発状態のサポート役or火傷状態の物理アタッカーが体力削れて場に残る

    みたいなことも出来ます。


ここまで読んで気づかれたかもしれませんが、この統一、ドラパルトやラティアスみたいな速いドラゴン、トゲキッスサーナイトみたいなフェアリーに対して対策が滅茶苦茶薄いです。個人のスタンスとして、「無理なものは無理」と考えているのでそのあたりフワフワしちゃってます。まぁ勝てない相手にはとことん勝てないってのが種族統一の特徴でもありますよね笑

f:id:Iris0083600:20211229112144j:image
過去のリピボ級の仲間大会では、このオノノクス統一でいい順位を取れたというささやかな自慢です笑

5.最後に
以上が私のオノノクス統一です。いかがだったでしょうか?高い攻撃力を利用するっていうだけじゃないところを見せられたら何よりです!

この2年(1年半?)で私自身、通常のルールとは違うオノノクスの戦い方を新しく発見できて、とても楽しかったです。


8世代で知ることが出来た、種族統一というこれまで知らなかった戦い方、折角ですし今後も続けていきたいと思います。ここまでの長文読んでいただきありがとうです!!