SV S2【君の知らないハッサム&トリトドン構築 inパルデア】最高/最終レート1879 (3391位)

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1.はじめに
初めての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。
私はアイリスという者です。この世代ではTN「あいりっしゅ」でゲームを楽しんでいます。早速、シリーズ1シーズン2で使用したシングルバトルの構築を紹介したいと思います。

2.構築紹介
採用理由は順に、嫁(ハッサム)、嫁(トリトドン)、趣味(オノノクス)、強そう(サザンドラ)、強そう(ウルガモス)、趣味(スコヴィラン)です。
真面目な話をするならば、この構築は主に2パターンの選出をしていました。〇〇がいるから絶対この選出、ということは少なく、基本的にどちらのパターンでもある程度勝ちが見込めるような組み方になっています。


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↑戦績はこんな感じでした。

ハッサム(先発)+トリトドンオノノクス
鉢巻ハッサムで相手のポケモンにダメージを与えつつ、トリトドンをクッション役にしながら相手をステルスロックと欠伸のループに入れることでオノノクスの起点を作ります。

ハッサム NNクラン
テクニシャン 拘り鉢巻 鋼テラスタル
バレットパンチ 電光石火 蜻蛉返り インファイト
173(220)-200(252)-120-x-100-90(36)
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先発役。並の耐久ならテラスタル込みのバレットパンチで突破も狙えます。
ラスタル込み鉢巻バレットパンチ
耐久無振りマスカーニャに100.6~119.2%

素早さは激戦区の50~60族前後に余裕を持って抜き去るため、多少ステータスを振っています。多少素早い程度のドドゲザンに先手を取ってインファイトを撃ったり、ラウドボーンから逃げるために蜻蛉返りをしたりしました。数は減りましたがマリルリニンフィアのテラスタルを蜻蛉返りで様子見しながらいなすことにも役立ちました。

(等倍電光石火の威力)=(半減テラスタルバレットパンチの威力)のため、テラスタルをきれなかった時くらいしか電光石火は使いませんでした。この技は検討枠かなと思っています。


トリトドン NNマナ
呼び水 ゴツゴツメット 水テラスタル
冷凍ビーム クリアスモッグ 欠伸 ステルスロック
218(252)-x-132(252)-113(4)-102-59

ハッサムがラウドボーン、ロトムカイリューなどと遭遇した際、まずは一回トリトドンに退いて状況の立て直しを狙いました。
欠伸とステルスロックを用いた戦法で最も有名なのはカバルドンですが、こちらの残り手持ちに砂ダメージを入れたくなかった点、耐性の差から候補に入りませんでした。
単に好みの面が一番の理由ですが。

それと、一致テラスタル拘り補正込みの攻撃など、耐えたい攻撃のラインがトリトドンの物理耐久で充分足りると判断したためでもあります。
攻撃特化ガブリアスのテラスタル込み鉢巻地震
トリトドンに78.8~93.5%

冷凍ビームは無効化されない技且つ、欠伸を嫌って交換で繰り出されたカイリューガブリアスなどにダメージを与えるためです。
※ただし、冷凍ビームでガブリアスは倒せません。

クリアスモッグは眠り覚悟で積み技を使う相手(カイリューウルガモスなど)に放って、オノノクスで倒しやすくするためです。

※テラスタルは使う気がなかったので特に調整していませんが、敢えて選ぶなら特性影踏みのポケモンから逃れられる霊テラスタルかなと思っています。
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↑写真は旅の一コマ。東西揃えて冒険してました。

オノノクス NNハナビ
型破り ラムの実 龍テラスタル
逆鱗 地震 アイアンヘッド 龍の舞
151-199(252)-111(4)-x-90-163(252)

トリトドンの起点から龍の舞を積むエース。
逆鱗は一致テラスタル込みで大ダメージを与えることができ、サブウェポンはどちらもラウドボーン用となっています。
※妖精テラスタルラウドボーンをよく見かけたため。

よくあるパターンとして、オノノクスが龍の舞をする→相手ポケモンを倒してラウドボーンが死に出しされるor即座にラウドボーンに交代される→...がありました。
ラウドボーンは妖精テラスタルだとしても鬼火や欠伸から行動することが多かったです。ラムの実で起点回避を対策しています。特性型破りはラウドボーンをはじめ、ヘイラッシャ、ドオーなどの特性天然持ちのポケモンに強く、とても頼もしかったです。
オノノクスのA1段階上昇 地震
防御特化の妖精テラスタルラウドボーン32.2~37.9%
同条件アイアンヘッド51.1~60.6%

ステルスロックと龍の舞があれば、防御に厚くとも突破可能です。


選出パターン①はラウドボーンがいたらほぼ確定、セグレイブの場合も①が多め。一方で特性清めの塩キョジオーンは苦手としていたので、パターン②で出来る限り対応しました。


ウルガモス(先発)+スコヴィラン+α
プラスαはトリトドンをクッション役として選出することが多かったです。

ウルガモス NNひまり
炎の体 隠密マント 妖精テラスタル
炎の舞 鬼火 蝶の舞 眠る
191(244)-x-116(244)-155-125-135(20)

エースその2。オノノクスとは逆に、先陣を切って相手のドラゴン(ドラパルト、サザンドラなど)を起点にしました。積みきって3タテしたことや降参されたことも多かったです。
どうしても相手を突破しきれなかった時でも、物理技主体のポケモンを火傷状態にして、スコヴィランのムラっけ展開をスムーズに進める手助けもしてくれました。
素早さはキノガッサより1だけ速く、残りはHPと防御に振りきっています。素早さ調整が役に立ったことは少なかったですが、技構成と隠密マントによって比較的安定して戦うことができました。


スコヴィラン NNヴィオラ
ムラっけ 食べ残し 霊テラスタル
火炎放射 宿木の種 守る 身代わり
171(244)-x-100(116)-161(148)-85-95

害悪型。ウルガモスまたはトリトドンが残した起点から展開しました。ハッサムの時と同じく、素早さは60族前後を抜き去ればいいと判断して、ステータスは割いていないです。
※アーマーガアなど、多少素早さにステータスを振られていてもこちらの方が速いです。

その代わり、HPと防御を伸ばしつつ、特殊攻撃のステータスにも重きを置いています。

ラスタルは、技を無効化できる対象の多い霊です。(ノーマル、格闘無効)
元の耐久力は、たかが知れているので半減程度ではメリットが少ないと判断しました。実際、カイリューの神速などを無効化して1ターン余裕を作り、勝ったことも何度かあったので選んで良かったと思います。ただ、ウルガモスでテラスタルを切ることも多かったので、無効化するパターンだけに頼らず、事前に起点を作っておくことは重要だと感じました。

スコヴィランそのものの耐久力はないですが宿木の種と食べ残しの回復によって、特性ムラっけの他のポケモンより粘って戦うことが出来ると感じました。
攻撃特化カイリューの鉢巻地震
スコヴィランに61.4~72.5%
宿木の種と食べ残し×2でギリギリ次の攻撃を耐えるライン。ムラっけの出目次第(素早さ上昇、防御上昇)でそのまま守る+身代わりも可能。


サザンドラ NNクロウエア
浮遊 拘り眼鏡 悪テラスタル
悪の波動 ラスターカノン 火炎放射 龍星群
168(4)-x-110-194(252)-110-150(252)

通りのいい悪技をテラスタルで強化しながら、ゴリ押しを狙いました。ただ、不利なポケモンと対面した際、サザンドラに撃たれる技に受け出ししつつ、突破or起点を作る動きがないために、そのまま突撃せざるを得ない構築だったのが反省点だったと思います。
ブラフとしての役割でもない限り、全員活躍する構築が良い構築だと思っているので、この点は改良を加えていきたいです。

3.最後に
ハッサムの先制技を活かしやすかったり、トリトドンの新しい戦い方(ステルスロック+欠伸)が手に入ったりと、色々楽しんでいる状況です。
暫くの間、タイプ統一や種族統一の記事を多く書いていたこともあり、久々にこの2匹に関した記事を書くことが出来て楽しかったです。

次にお会いするときもハッサム&トリトドンの記事か、それとも統一PTの記事なのか、全く違う内容なのか、未定ですが次回もよろしくお願いします!