S16 スペレ構築【加速(アクセル)全開‼︎サメハダー&ズガドーン】最高1768 最終1752
みなさん、こんにちは!アイリスです。今回も引き続きS16の上位禁止スペシャルルールの構築記事となります。前回の反省点を踏まえて少しだけ改良を加え、最高レートの更新に成功しました。それでは紹介していきたいと思います!
↑使用構築
↑最高更新時の様子 もっと上げようとしたら下げすぎちゃって、17に戻すのに苦労しちゃいました笑
1.前回の反省点
⚫︎サメハダー、ズガドーン+その他の選出がほぼ固定されて、アタッカーとしてのホルードの出番が少なかった。
(削れた相手を高速エースで突破する動きが私の中でしっくりきた、ホルードにスカーフという選択肢はあるが個人的にこの持ち物は普段のシングルでの癖からメタモン以外考えられない、トリル軸への切り返しとして扱おうにもSが高すぎる)
⚫︎水技の通りが良すぎて雨パが辛かった。
⚫︎受け寄りの構築が辛かった。
⚫︎きのみ持ちのポケモンが辛かった。
⚫︎先発によく来るメガミミロップへの対抗手段がホイーガの毒以外なかった。
これらのことから、補完ができるポケモンを探したところガマゲロゲに辿り着きました。一見すると水の一貫を切れるようにも見えますよね!まぁ実際はカムラ持ちの毒手型なんですけどね笑
構築名は、特性加速持ち2匹とS上昇木の実持ち、技「アクセル」ロック持ちがいるということで上のようになっています。(この記事を書き終わった後にたった今思いついたのでこれにします!)
2.使用ポケモン
メガサメハダー♀NN Jaws メガストーン 加速→頑丈顎
噛み砕く 氷の牙 身代わり 守る
145-189(252)-60-x-61(4)-147(252)
メガシンカ後 145-211-90-x-86-157
⚫︎本構築のエース。ステルスロックや毒菱で削れた相手にとどめを刺します。毒菱展開の場合は守る+身代わりで時間を稼ぎます。
⚫︎不意のスカーフポケモン(ムクホークなど)に対処するため、遅いポケモンを突破→守る→メガシンカの流れを意識することもありました。
ホイーガ ♀NN ミサイルマン 進化の輝石 加速
毒々 毒菱 がむしゃら 守る
147(252)-x-166(252)-60-100(4)-67
⚫︎可愛いマスコット枠であり、先発で毒撒きという重要な役割を担います。
⚫︎物理耐久は抜群を突かれなければ確3(A特化ホルードの恩返し)または乱3(特化メガミミロップの恩返し 18.5%)です。特殊耐久もそれなりにあります。(C特化アシレーヌのアリアで39.1%の乱2)
⚫︎中速相手には毒菱→加速→守る→加速→毒々(がむしゃら)で裏に繋げます。メガミミロップは特に重たいので、毒々優先→加速→毒菱(毒菱が通らないときにがむしゃらを選択すれば守るを絡めることでメガミミを突破可能です。そのまま2体目にがむしゃらor毒を打つことができます)
☆この6匹の中で特に気に入ったので、ドット絵も描いてみました!
ズガドーン NN せきばんき 霊Z BB(C上昇)
火炎放射 シャドーボール 瞑想 身代わり
128-x-73-203(252)-100(4)-174(252)
⚫︎毒の効かない鋼を倒す裏エース。
⚫︎毒の時間稼ぎと補助技警戒の身代わりを採用しました。瞑想と合わせることで地球投げや毒がダメージソースとなるラッキーやハピナスを降参に追い込んだこともありました。
ガマゲロゲ ♀NN かすみ 毒手 カムラの実
叩き落とす 地震 がむしゃら 身代わり
201(164)-115-107(92)-x-95-138(252)
※こちらのサイトの育成論を勝手ながら参考にさせていただきました(https://yakkun.com/sm/theory/n1109)問題がありましたらご指摘ください
⚫︎私がこのルールで苦手に感じていたメガミミロップ意識の耐久ライン(猫+膝耐え)とSライン(カムラ発動後最速メガミミ抜き抜き)を施してあったため採用に至りました。
⚫︎叩き落とすでスカーフ、食べ残し、きのみ、輝石などの有用な道具を無力化。また、身代わり連打→がむしゃらで裏のエースをサポート。
⚫︎耐久型の多い構築相手にも重宝しました。
黄昏ルガルガン ♀NN みとめ 気合の襷 硬い爪
アクセルロック がむしゃら ステルスロック 挑発
150-169(252)-85-x-86(4)-178(252)
⚫︎先発のステロ撒き。うちのエースはファイアロー(疾風あり)に弱いため、積極的に選出しました。
⚫︎先制技で対面の相手の襷つぶし。
⚫︎ウツロイドやラグラージの上から挑発。
クレッフィ ♀NN レリーズ バンジの実 悪戯心
ドレインキッス 光の壁 身代わり リサイクル
164(252)-x-144(156)-100-120(100)-77(個体値31でない)
⚫︎身代わり+リサイクルで毒の時間稼ぎ。
⚫︎こちらの身代わりを見た相手がアシレーヌを繰り出してアリア(身代わり貫通)を打ってきても、壁があれば時間を稼げます。(C特化アシレーヌのアリアが壁込みで25.6%〜29.8% 倒すことが目的ではないのでこれで充分です)
⚫︎このポケモンにパワーはないため、ホイーガと同時選出をしました。
⚫︎挑発されると辛いですが、相手の悪タイプ(ガオガエンなど)の影響を受けずに仕事ができました。
3.基本選出
❶ルガルガン+ズガドーン+メガサメハダー
最も多い選出。チャーレム入りの場合、猫騙しスカしでズガドーンを着地させ、ルガルガンの襷を温存する動きを取ることがありました。
❷ホイーガ+メガサメハダー+クレッフィ(ズガドーン)
ミミロップ入りのPTへの選出。襷つぶしができ、肝っ玉によってうちのエースにどちらとも強いのでほぼ先発に来ました。裏から出てくる場合でもその時の先発はホルードかアシレーヌのようにホイーガが仕事のできるポケモンが多かったので動きやすかったです。
相手のPTが毒に薄い時もこの選出でした。
❸その他
耐久型が多い時の選出。これといった選出順はありませんが、ガマゲロゲやルガルガンでがむしゃらサポートをしつつ、エースを通すことが多かったように感じます。
4.辛かったポケモンとその理由
①Aベトベトン
毒菱回収、ガマゲロゲ(叩きや地震)以外にまともな対抗手段がない。
②ムクホーク(陽気スカーフ)
毒菱が効かない。一加速準速メガサメハダー(数値は235)よりも速く(最速スカーフの数値は250)、対面する前にこちらが二加速する必要がある。
③ジャラランガ
メガサメハダーの氷の牙で落とせない。一撃で持っていくにはズガドーンの霊Zが必要。
④メガヘラクロス
襷や身代わり貫通のスキルスリンク持ち。一度トリルを貼られたら時間を稼げずにゲームセット。トリル起動役に挑発を打つか、貼られる前に落とす。(起動役として多いクレセリアにうちのPTが強いことは救い)
⑤メガフーディン
特性トレースで加速、BBを奪われると、シャドーボール、エナジーボール打たれるだけで3タテまである。サメハダーの加速を先に展開すれば、ほぼこちらの勝ち。
⑥ゴウカザル
ホイーガが相手できない猫騙し使い。技を耐える可能性はあるが対面すると挑発を打たれるのがほとんど。岩石封じでズガドーンが起点に出来ない。アタッカーの場合マッハパンチでメガサメハダーを突破してくる。
⑦Aキュウコン
キュウコンの突破そのものよりも壁を展開された後の対処が難しかった。守る+身代わりで時間を稼ごうとしても常にアンコールがチラついていて厳しかった。
5.最後に
あわよくばこのPTで1800を目指したかったですが、それは叶いませんでした。それでもサメハダー以外はpglの使用率ランキング30位以下という変わった並びでここまで上がることが出来たのは大きな自信になりました。
前回の記事でも触れたのですが、この構築では今まで育成だけして活躍させることができなかったポケモンを多く連れていました。試合数を重ねるうちにポケモンへの思い入れも深くなって良かったと思います。
剣盾へと移り変わる前に、いろんなことができて楽しかったです。ここまで読んでいただきアリガトウございました‼︎