1.はじめに
はじめての方ははじめまして。アイリス(TNあいりす)といいます。私はトリトドンとハッサムが大好きで前シーズンまではトリトドン入りの水統一を組んでいました。今度はハッサムが活躍できるPTを組みたいと思い、今回の構築となりました。
↑9/27にこの順位となり、ここで〆ました(レート1915)
↑最終順位はコチラ
2.コンセプト
氷、フェアリータイプを呼び寄せてハッサムの有利な相手を増やすために龍タイプを多くPTに入れました。主な戦法はステルスロック+S上昇手段を持ったエースのダイマックスによる制圧です。ハッサム、シルヴァディ、ジャラランガはエースの圏内に押し込む、狩り残しを仕留める役割が多かったです。
3.PT紹介
ハッサム♀NNハルシャ テクニシャン 拘り鉢巻
バレットパンチ 蜻蛉返り アイアンヘッド ダブルウィング
173(220)-200(252)-121(4)-x-101(4)-89(28)
体感選出率4位。今作で耐久面の落ちたハッサムが剣の舞をする余裕は無いと思ったので即効性の高い拘り鉢巻を持たせました。強力な先制技であるバレットパンチ、相手の交換を読んで有利な対面を作り直す蜻蛉返り、襷を貫通する連続技のダブルウィング。
そして60属(実数値80)以下の遅いフェアリータイプ達をより確実に突破、たとえ出来なくとも30%で怯ませるアイアンヘッドを採用しました。
馬鹿力を撃ちたいこともなくはないですが、一撃ウーラオス(襷)、ポリゴンZ(ヨプ)、ナットレイ(HBベース)などに「技の拘り」且つ「A↓2 B↓2」してまで突破するメリットはないと判断しました。
鉢巻アイアンヘッドがH252アシレーヌに77.0~91.4%
鉢巻ダブルウィングがHB特化モロバレルに46.2~55.2% ×2発
鉢巻バレットパンチが無振りサザンドラに55.7~66.5%
ペンドラー♀NNベラドンナ 加速 命の珠
毒突き 地震 馬鹿力 剣の舞
135-167(252)-110(4)-x-89-164(252)
選出率2位。私が以前組んだガマゲロゲ+自信過剰ギャラドスで全抜きを狙う水統一の構築(https://iris0083600.hatenablog.com/entry/2020/05/01/180640)が気に入っていたので似た戦法を取れるポケモンを連れて行くことにしました。
ガマゲロゲのサポートから全抜きを狙う本構築のエース。隙を見つけたら積極的にダイナックルや剣の舞を積んでいきました。ダイナックルを積める相手はガマゲロゲでS操作してダメージ蓄積させたサザンドラ、ホルード、一撃ウーラオスといったところでしょうか。剣の舞は交換を読んでの行動が多かったです。
Sは加速で補えること、突破範囲を増やしたいことから攻撃面に性格補正をかけました。最速サザンドラより1だけ遅いのは注意点。
珠 毒突きがH252アシレーヌに112.8~133.7%
珠 馬鹿力が無振りサザンドラに107.2~127.5%
A↑ 珠 大地震が無振り大パッチラゴンに88.2~103.9% ※ステルスロック込みで確定1発
ガマゲロゲ♀NNアジサイ 貯水 襷
地均し 岩石封じ 毒々 ステルスロック
180-147(252)-95-x-96(4)-138(252)
選出率1位。水統一の面子から唯一続投。今のPTの方が水技の通りがいいので特性の恩恵を受けやすかったです。(水流連打、ハイドロポンプ、アクアジェットなどを無効化)
場合に応じてステルスロック+各種S操作または毒を撒き、先発としての役割を十二分に果たしてくれました。今シーズンはドラパルトに使用制限がかかっているので、S↓1すればほとんどのポケモンに対して2回以上行動できました。
岩石封じが無振り大リザードンに44.4~53.6%
※重要なのはSを削ることであり、弱点を突く時以外はダメージに期待していません。
オンバーン♂NNハヤチネ お見通し 物知り眼鏡
エアスラッシュ 火炎放射 ソーラービーム 流星群173(100)-x-101(4)-149(252)-101(4)-178(148)
選出率3位。ダイマックスの撃ち合いではペンドラー側が不利を取るポケモンへの対策。素早さは最速アイアント抜き。素早さ調整が直接活きたことは少なかったですが、ある程度耐久に振ったおかげで撃ち合いでギリギリ生存したことが多かったように感じます。
ダイソウゲン(威力140)があまり警戒されず、ダイバーンで晴らしておけばダイマックス並みの威力でソーラービーム(威力120で一致エアスラッシュより強い)を撃つことが出来るのは便利でした。
物知り眼鏡エアスラッシュが無振りウーラオスに99.4~117.7%
物知り眼鏡大ソーラービームがハードロックH252大ドサイドンに77.7~91.9%
物知り眼鏡大流星群が無振り大リザードンに40.5~48.0%
※ガマゲロゲのサポートと相手の珠ダメージで自然と落ちることが多かったです。
物知り眼鏡大流星群が無振り大パッチラゴンに87.3~103.6%
※ステルスロック込みだと高確率で突破可能
シルヴァディ電 NNサルビア ARシステム エレクトロメモリ
マルチアタック 逆鱗 草の誓い 剣の舞
177(52)-161(252)-115-104(4)-116(4)-140(196)
選出率4位でハッサムと同程度。エースを担うペンドラーとオンバーンは悪戯心オーロンゲの妨害を防ぐ手段がないので、その対策。タイプによって電磁波を防ぎ、固有アイテムのメモリを持っていれば後攻の尻尾トリックも効きません。
シルヴァディ地やシルヴァディ悪でも同じことは出来ます。しかし、このPTで呼び寄せたい水・フェアリー、フェアリータイプそのものに対して弱いです。場に出るまで相手はシルヴァディのタイプが分からないのに、こちらが一方的に相性不利に感じるのは避けたいと思いました。電気タイプはダイジェットを半減に出来るのもメリットです。
物理型なのは通常時に命中安定で威力の高い電気技を打つため。Sは最速パッチラゴン抜き。
マルチアタック電がH252アシレーヌに125.1~147.6%
大逆鱗が無振り大パッチラゴンに47.3~55.8%
※先に相手のA↓が出来るこちらが撃ち合い有利
大草の誓いがハードロックH252大ドサイドンに45.9~54.7% ※草技はあくまでサブウェポン
ジャラランガ♂NNユーカリ 防塵 食べ残し
毒突き 火炎放射 スケイルノイズ 身代わり
177(212)-117-145-135(116)-125-140(180)
選出率6位。ここまでキノコの胞子の対策がなかったので採用しました。(1800に載せるまでは草食ヌメルゴン)
基本は特殊型。Aに下降補正がありますが、Bが低くDの高いフェアリータイプにはラスターカノンよりも毒突きの方がダメージは入るのでこの技構成となっています。Sは最速パッチラゴン抜き。
火炎放射がHD特化モロバレルに29.0~34.4%
モロバレルのイカサマ(A117)が7.9~9.6%
毒突きがH252アシレーヌに40.6~48.1%
スケイルノイズが無振りパッチラゴンに112.7~134.5%
4.まとめ
パッチラゴンミラーのような50%で結果が決まる同速勝負にはしたくありませんでした。そこでS操作ができるポケモン(ペンドラー、ガマゲロゲ、オンバーン)、役割を果たしたいポケモンの上を取るポケモン(ハッサム、シルヴァディ、ジャラランガ)、相手の速さに関係なく攻撃できるポケモン(ハッサム)たちが揃うように意識したつもりです。その結果こちらのパワーを押し付ける形がより活かせたのではないかと思います。
ハッサムとの対戦は10ヶ月ぶりということもあり不安もありましたが、自身にとっては満足のいく結果となりました。
今後もハッサム入りPTと水統一でランクマッチを遊び切ろうと思います。それでは!
剣盾S9【柔らかナマコブシと水統一】最高/最終レート1817
1.最初に
初めての方ははじめまして、そうでない方は再び見ていただきありがとうございます!アイリス(TNあいりす)といいます。今回も過去2回に続き、水統一の構築記事となります。
前回記事を書いたのがS5、その後の「鎧の孤島」配信前後に私にとって良いニュースと困ったニュースがありました。良いことは鎧環境からハッサムが加わったことです。7世代でずっと戦いに連れて行っていたので本当に嬉しかったです。困ったことは鎧環境の新たな教え技「グラススライダー」の登場です。この技を最も使いこなせるゴリランダーの存在が私の水統一での勝利を大きく遠ざけるものとなりました。
ゴリランダーに殆ど勝てなかったのでハッサム入りのPTを組む事に切り替えようかと思いましたが、そういう後ろ向きな理由で組むのはハッサムに悪いと思いましたし、水統一でゴリランダーを返り討ちにしたいと考えたので改めて挑戦する事にしました。
↑8/21時点の戦績です。ここで切り上げました。
↑こちらは最終順位です。
2.どうやってゴリランダーを倒すか
今回、PT変更する過程で何度も対戦して分かったことなのですが、こちらに対して相手はゴリランダーにダイマックスを切ることがほぼありませんでした。高威力の先制技を放てることがゴリランダーの強みであり、裏の電気技持ち(ジバコイル、パッチラゴン、各ロトム、ポリゴン2など)にダイマックス権を渡した方がギャラドスへの対策が厚くなるからでしょうか。
この点を利用し一貫しているグラススライダーを誘って、ナマコブシの特性「とびたずなかみ」を発動させ通常時のゴリランダーと相討ちを図りました。ナマコブシのHPは最大162、ゴリランダーのHPは最小175なので、ダメージ量を増やすためにゴツゴツメットを持たせました。グラススライダーは接触技です。
この戦法のメリットは①ゴリランダーをダイマックス使用で突破する必要がない ②先発時、受け出し時、こちらのダイマックスを切り終わった後にやって来る時といったあらゆる状況でナマコブシを後出しで突破可能である ③カウンターと違いポケモンが場に残らないので起点にならない という点です。
※S8と比較するとゴリランダーの数は確実に減っています。しかし、強化以前と比べると大きく数を増やしているので、この戦法は効果的に働きました。
3.PT紹介
大まかな戦法は過去2回で説明したものとほぼ同じですが、鎧環境後の変化について説明を加えていきます。トリトドン以外はB実数値<D実数値です。
トリトドン♀NNシオン 粘着 オボンの実
熱湯 クリアスモッグ 欠伸 自己再生
218(252)-x-132(252)-112-103(4)-59
ダイマックスを切ったギャラドスが電気技持ちのポケモンと対面した時の引き先。この場合、相手の行動は大抵ダイマックスからのダイサンダーだったので1ターン消費させることが出来ます。
❶パッチラゴン
ギャラドスの龍舞を展開するために欠伸優先。
A252意地 はりきり 珠 大逆鱗が89.4〜105.5%
これ以下の火力は確定で耐えます。
❷ウォッシュロトム
同理由で欠伸優先。通常時は呼水を警戒させつつ、拘りトリックの起点にもなりません。
❸ジバコイル
ダイスチルのB↑を考慮すると眠らせてもギャラドスでの突破に時間がかかると判断し、ダメージの蓄積優先。(熱湯火傷でボディプレスの火力半減も狙います)
C252控え目 大トライアタックが44.0〜51.8%
同条件 大徹底光線が34.9〜41.3%
※どちらもアナライズ未発動時。トリトドンに対してアナライズが発動するのは交代時、または同速(実数値59)や冷静最遅(58)である時のみ
❹ポリゴン2
まずは回復しつつ、こちらもダメージの蓄積優先。勝つことは出来ませんが相手からも決定打がないので長期戦になりがちでした。交代を読んで欠伸を打つこと、戻ってきた際にクリアスモッグでC↑を取り消す事に気をつけました。負け筋は回復ターンにトライアタックの状態異常で行動できない時と(遭遇したことはないものの)交代読みアナライズ大アタックを打たれた時です。
C252控えめ 大破壊光線が65.1〜77.1%
同条件 大トライアタックが56.4〜66.5%
※Dが高いギャラドスが引いてトリトドンで受けるのでダメージ計算でのダウンロードC↑は非考慮
●引くパターンじゃないけどエースバーンの説明
水統一には出して来ないと思っている人がいるかもしれませんが、そんなことありません。かなり選出して来ました。ダイナックルなどの積み技+タイプ変更による耐性の変化、襷カウンターでギャラドスを返り討ちなどの目的での選出だと思われます。
こちらの基本選出でステルスロックは撒きますし、初手ダイマックスで暴れてきてもトリトドンがエースバーンの攻撃を耐えるので欠伸で起点を作りやすかったです。
A252陽気 エースバーン リベロ A↑ 珠 大飛び跳ねるが83.9〜99.1%
ギャラドス♀NNヘパティカ 自信過剰 命の珠
滝登り 飛び跳ねる パワーウィップ 龍の舞
171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
前半はガマゲロゲのS操作を利用して、相手からの攻撃を受けずにダイジェットと自信過剰を発動。そのまま3タテすることもあります。
後半は場合に応じてトリトドンで起点を作り直しました。相手の2体目が電気技持ちだった場合、こちらのダイマックスターンが残っていても大ウォールを介さずにすぐにトリトドンに引きました。
電気タイプの相手はこちらの地面タイプで対応できること、他5匹が水タイプへの有効打を持っていないことから、地震でなくパワーウィップを優先しています。
A↑ 珠 大飛び跳ねるが無振り大ドラパルトに83.1〜96.0%(ステルスロック込みでこちらがやや有利に突破)
A252陽気エースバーン リベロ 珠 不意打ちがダイマックス状態で25.6〜30.9%
A252意地ゴリランダー フィールド補正有 鉢巻 グラススライダーがダイマックス状態で44.4〜52.4%
ガマゲロゲ♀NNアジサイ 貯水 気合いの襷
地均し 岩石封じ ステルスロック 毒々
180-147(252)-95-x-96(4)-138(252)
ボルトチェンジをさせずにS操作とステルスロック撒きをする先発。パッチラゴン、ジバコイルには地均し、トゲキッス、ギャラドスには岩石封じを打ちたいので2種類のS操作技持ち。耐久面を厚くしたのか、ガマゲロゲより遅いトゲキッスやギャラドス(威嚇)が多く、2回以上行動できることが増えました。アシレーヌ(最近は身代わり瞑想型がほとんど)やポリゴン2には毒々から入りました。鬼火身代わりドラパルトはこっちの降参です笑
オクタン♂NNプリムラ ムラっけ 食べ残し
熱湯 火炎放射 身代わり 守る
177(212)-99(個体値0)-96(4)-151(100)-97(12)-88(180)
対ナットレイ&ドヒドイデ。見かける数は減りましたが、他5匹では対応出来ないので見かけたら必ず選出しました。ドヒドイデに関して、今シーズンは黒い霧持ちに当たらなかったので、身代わりを張って数ターンほど経つと殆ど降参されました。熱湯は火傷効果で身代わりの生存する可能性を上げるため。まもみがする相手を少しでも増やすために、素早さ60族(無振りだと実数値80)のポケモンにある程度Sに努力値が振られていても抜かせる速さとなっています。
火炎放射がH252ナットレイに84.0〜99.4%
ドヒドイデのC無振り熱湯が9.6〜11.9%
こちらがD↓だと14.7〜17.5%
ナマコブシ♀NNベニコブシ
飛び出す中身 ゴツゴツメット
挑発 毒々 身代わり 自己再生
162(252)-x-121(個体値0)-x-151(4)-62(252)
対ゴリランダー専用の爆弾型。
A252陽気ゴリランダー フィールド補正有 グラススライダーが93.8〜111.1%
戦法は項目2で話した通りです。HPの高いゴリランダーには当たりませんでした。注意点はスライダー以外を打たれると相打ちに出来ない点です。叩き落とすを打たれたり、タネマシンガン(1度のみ)を打たれたこともありました。
ドラムアタックは非接触技でゴツゴツメットが発動しないこと、飛び出す中身は身代わり人形でなく本体に攻撃すること、マジックガード相手にも「とびたずなかみ」のメッセージ'だけ'は出る(つまりダメージは入らない)こと等の仕様は今回戦って初めて知りました。普段使わない戦法を取るときはしっかり調べてから実践しましょう笑
あと、巨大コランダ(擬似的な型破り)でもナマコブシの「とびだすなかみ」は発動しています。
自己再生は中身ダメージの調整のため、その他の技とS振りは補助技が主体の遅いポケモンに対して行動するためであり、ゴリランダー以外にも最低限の行動が取れるようにしています。
キングドラ♂NNリュウゲ すいすい 拘りスカーフ
波乗り 流星群 暴風 クイックターン
155(36)-103-116(4)-147(252)-117(12)-144(204)
エースバーンとドラパルトの上から弱点を突いて倒し、ゴリランダーのグラススライダーを耐えて最低限の行動が取れるポケモンを探した結果、こちらの育成論を参考にしました。
(https://yakkun.com/swsh/theory/n1318)
流星群でH252ドラパルトが116.9〜138.5%
波乗りでD4振りエースバーンが100.6〜120.0%
A252意地ゴリランダー フィールド補正有 鉢巻 グラススライダーが83.2〜98.7%
4.選出
ガマゲロゲとギャラドスはほぼ選出確定。項目3で説明した相手ポケモンに対応するためにトリトドン、オクタン、ナマコブシの中から1匹選ぶ形をとりました。3匹の選出率はほぼ同じ3位。
キングドラはあまり選出出来ませんでした。役割はハッキリしているので、もう少し選出できたのではないかと考えています。
5.終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。新シーズンからはレギュレーションが変わるので新たな水統一を組み直すか、ハッサム軸の構築にするかは色々考えているところです。それでは‼︎
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裏でアトリエ黄昏シリーズ3部作をクリアし終えて、ライザのDLCを楽しんでました。新作発表されてライザの続投、可愛い新キャラの登場と楽しみなことは多いけれど、何よりクラウが再登場するの嬉しすぎる‼︎冠の雪原と同時期だから忙しくなるなー笑
剣盾S5【気まぐれオクタンと水統一】4/24時点462位 最終1165位
1.はじめに
皆さん、こんにちは。私は『アイリス』(TNあいりす)といいます。大好きなトリトドンを活躍させるための手段の一つとして、剣盾S2から水統一を始めました。思った以上にハマって4ヶ月間ずっと水統一で対戦をしており、今回も水統一の記事となります。
↑4/24時点の戦績 1つの区切りとし、ここで切り上げました
↑最終結果はこちら
2.PT変更理由
S2(https://iris0083600.hatenablog.com/entry/2020/01/29/193415)のみは「高速アタッカーが欲しい」という理由でカマスジョーを連れていました。しかし、後述するガマゲロゲのS操作とギャラドスのダイジェットで、高速アタッカーを擬似的に安全に展開出来るので、「その他の高速アタッカーは必要ない」という結論になりました。また、カマスジョーと相性の良さそうな命の珠は既にギャラドスに渡っていたのも要因です。
空いた最後の枠として、「①龍技の一貫を切れる②ダイマックス権をギャラドスorオクタンに渡せる」ような高火力アタッカー、アシレーヌを連れて行きました。拘り眼鏡を持たせ、心理的にダイマックスを切り辛くしています。(ダイマックスすると拘り補正は乗らない)
3.PT紹介
S2の記事と被っている点も多いので、ダメージ計算やその後の変化などを意識しようと思います。
•トリトドン♀NNシオン 粘着 オボンの実
熱湯 クリアスモッグ 欠伸 自己再生
218(252)-x-132(252)-112-103(4)-59
可愛い担当の色違いトリトドンです。
❶欠伸とガマゲロゲのステルスロックを絡めてギャラドスの起点作成します。クリアスモッグでこちらは起点回避出来ます。特性で拘りトリックも防げます。
❷ギャラドスを展開した後にやって来る電気タイプ(例 ロトム、パッチラゴン)、電気技持ち(例 アイアントなど)からの引き先となります。
❸こちらのギャラドスを意識してトリルを仕込んだ相手への対策です。(例 ミミッキュ→カビゴン)
ドラパルトの補正無A↑1 珠 大ゴーストダイブが85.8〜100.9%
補正有 拘り眼鏡 シャドーボールが50.0〜59.6%
ミミッキュの補正無A↑2 珠 じゃれつくが65.1〜77.5%
同条件 大じゃれつくが95.0〜111.5%(流石に厳しい)
Wロトムの補正有C↑2 大悪の波動が75.2〜88.5%
パッチラゴンの補正無 張り切り 珠 大逆鱗が81.2〜96.8%
アイアントの補正無 張り切り 珠 大出会い頭が80.3〜95.0%
選出率は4位。
・ギャラドス♀NNヘパティカ 自信過剰 命の珠
滝登り パワーウィップ 飛び跳ねる 龍の舞
171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
本構築のパワー担当。事前に撒かれたステルスロックと特性や道具を駆使して全抜きを狙います。準速FCロトムより速いです。
※よく起きたシチュエーションである「ガマゲロゲの起点からダイジェットでA↑1 S↑1となったギャラドス」を前提としたダメージ計算です。
珠 大飛び跳ねるが無振り大ドラパルトに81.3〜96.0%
(ステルスロック込みで、こちらがやや有利に突破)
珠 大ウィップがB252大ラプラスに67.5〜79.3%
(ここまで防御に振られると落とせないですが、こういったラプラスにはほぼ遭遇しなかったので特に困ることはありませんでした)
ステルスロック、A↑1があったとしても、ダイマックスで攻撃を凌ぎきれるポケモン(元々Bの厚いアイアント、HBベースWロトムなど)やダイマックス無しでも対抗できるポケモン(カビゴンなど)には注意が必要です。
選出率は2位。メタモン入りPTに対してのみ、「ギャラドスコピーが読める」という理由で選出しませんでした。
・ガマゲロゲ♀NNアジサイ 貯水 気合の襷
地均し 岩石封じ ステルスロック 毒々
181(4)-147(252)-95-x-95-138(252)
サポート担当。
❶S操作でギャラドスのサポートをします。地均しはミミッキュ、ドリュウズ、エレザードなどに、岩石封じはギャラドス、トゲキッス、ロトムなどに撃ちたいので両採用としました。※現環境はすり抜けドラパルトの個体が多いものの、S↓1最速ドラパルト(S142)がまだ速いので、対面しても最初はステルスロックが安定。
❷ガラルの水タイプで最も速いステルスロック撒き役です。これもギャラドスのサポートとなります。
❸大抵の攻撃+先制技を耐えることが出来、❶❷を完遂しやすいです。一部技を無効化出来るのも強味となります。(例 Wロトムのハイドロポンプ、アシレーヌのエナジーボール+アクアジェット、ギャラドスのパワーウィップ+S操作後の外しを恐れた滝登りなど) ラプラスに関して、キョダイ解禁後は礫持ちがかなり減ったので追い風となりました。
剣ギルガルドの補正有シャドーボールが56.4〜66.3%
そして補正無の影撃ちが25.4〜30.4%
ルカリオの補正有インファイトが70.2〜82.9%
そしてバレットパンチが11.6〜13.8%
❹先発、後投げしてきた耐久高めのポケモンに毒を撒いてオクタンに託します。最近はラプラスの潤いボディやカビゴンのラムで無効化されたりされなかったり。
選出率は1位。
・オクタン♂NNプリムラ ムラっけ 食べ残し
熱湯 火炎放射 守る 身代わり
177(216)-x-96(4)-147(168)-96(4)-88(116)
嵌め担当。トリトドンが相手できないナットレイ、ラプラス、Cロトム、アーマーガアに勝つ「可能性」を上げる為に選出します。その他、遅いポケモンの補助技に身代わりを合わせてムラっけ起点にします。運要素が強いと思われがちですが、回避や命中が絡まない分だけ前作よりも望んだ能力が上がりやすいです。時間のかかる戦法でも、試合時間20分あれば安易なTODにかけられることは無くなりました。勿論、能力上昇エフェクトと回復エフェクトでこちら側が少しずつ時間を使うことに変わりはないので戦闘時は即断即決しました。素早さは無振りブラッキー(S85)より+3速いです。選出率は3位。
❶ナットレイ
炎技の存在を知らずか、威力を舐められているのか、宿り木をよく打たれます。実際H振りのみでも耐えます。
火炎放射がH252ナットレイに81.8〜97.2%
❷ラプラス
みがまもで事前に撒いた猛毒の時間を稼ぎます。無振り(S80)だとオクタンの方が速いです。
ラプラスの補正有フリーズドライが71.2〜84.7%
D↑2だと37.3〜44.1%
❸カビゴン
事前に毒を撒いてみがまもか、熱湯火傷で身代わりを残しつつの突破を狙います。
カビゴンの補正有のしかかりが50.8〜59.9%
B↑2だと25.4〜30.5%
(火傷が入れば雷パンチも対応可能)
❹アーマーガア
鉄壁の物理受けだろうと、ビルド+タラプ型だろうとこちらは熱湯火傷を狙うことが多いので、泥沼になり易いです。一応、無振りだとこのオクタンの方が速いです。
❺ブラッキー
S調整先。イカサマがあるため、ムラっけのA上昇が致命傷となる唯一の存在です。欠伸を身代わりで防ぎつつ、熱湯火傷を狙います。
ブラッキーのイカサマ(こちらはA0の99)が32.2〜37.9%
❻ドヒドイデ
身代わりで毒をスカしてムラっけの試行回数を稼ぎます。黒い霧持ちでもかなり粘ることは出来ます。こちらは基本すぐに技選択しているので、最初からTOD狙いの行動を取るかはお相手の方次第です。
ドヒドイデの無振り熱湯が9.6〜11.9%
D↓1だと14.7〜17.5%
こちらのラプラス(キョダイと勘違いしてそう)やオクタンを見てすり抜け特殊ドラパルトを呼んでしまうのはたまにキズですかね。
※記事を上げた後「臆病より控えめの方が努力値配分の効率がいいですよ」とアドバイスを頂いたので、下記を参考にしてください。アドバイスありがとうございました。
177(212)-x-96(4)-152(108)-96(4)-88(180)
浮いた分の努力値はどこに振っても同じ分だけ上昇しているので、とりあえずCを伸ばして他は揃えました。元のHPの振り方もちょっと変な感じにしちゃってたので直しておきました。(5/1 追記)
・アシレーヌ♀NNさくら 激流 拘り眼鏡
泡沫のアリア 熱湯 ムーンフォース エナジーボール
183(220)-x-95(4)-195(252)-137(4)-84(28)
高火力担当。選出回数は低いですが、ドラゴンタイプへの抑止力となってもらっています。オクタンやトリトドンでの相手が微妙なサザンガルドやジャラランガに対して選出しました。選出率は6位。
ドラパルトの補正無 大ゴーストダイブが72.7〜85.8%
補正有 拘り眼鏡 10万ボルトが67.8〜80.9%
サザンドラの補正有C↑2 大ラスターカノンが75.4〜89.1%
拘り眼鏡 泡沫のアリアが無振りサザンドラに40.1〜47.9%
拘り眼鏡 泡沫のアリアがH252盾ギルガルドに55.7〜66.5%
・ラプラス♂NNコスモス 貯水 ウイの実
フリーズドライ 雷 絶対零度 身代わり
237(252)-x-100-150(252)-116(4)-80
一撃担当。ドヒドイデが絡んだ受け寄りのPT(ドラパルトやメタモンもいるのでループではない)に選出。ドヒドイデはこちら側に有効打が無いとよく来るので、完封するポケモンが必要です。ドヒドイデに対して身代わりを張り、交代際に雷や零度を撃ちます。
メタモン絡みのPTにはギャラドスを選出させず、ラプラスにアタッカーを担ってもらいます。こちらが撃ち合いや身代わりでHPを消耗していても、メタモン(ラプラス)が安牌のフリーズドライを撃つお陰で、こちらの雷を撃つチャンスが増えるのも良い点です。
雷がH252ドヒドイデに49.7〜58.6%
(命中やD振りを加味すると突破そのものには零度が必要)
雷がH252クレベースに47.0〜55.4%
大零度が無振り大ドラパルトに71.8〜84.7%
(霰とステルスロックを絡めれば突破可能)
このポケモンは選出率5位ですが明確な採用理由があるので、連れて行った時は2タテ3タテしてくれました。※キョダイマックスでなく通常個体。ドラパルト対面、ダイアイス+ダイウォールで霰ダメージを2回稼げるメリットがあります。キョダイラプラス必須の環境にならなくてホッとしてます笑
この構築はエルフーンやパッチラゴン、ジュラルドンなど重すぎるポケモンもいますが、その時はもう割り切っています。全てに対応しようとすると勝てるPTにも勝てないですからね。
4.終わりに
タイプ統一を始めてまだ4ヶ月ほどですが、私は今、とても楽しんで対戦できています。皆さんも好きなタイプで統一を組んでみてはいかがでしょう?きっと楽しめると思いますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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最近になってライザのアトリエにハマり、ストーリークリアしてきました。キャラクターの中でクラウディアってコがとても素敵だなと思いました。お嬢様タイプかと思ったら結構アグレッシブで、ギャップがあっていいですね。必殺技もクールでいい感じです。私はこの後、過去作の黄昏シリーズ、アーランドシリーズもプレイしてみようと思います。
剣盾S2【欲張りトリトドンと水統一】1月26日時点3981位
1.最初に
皆さん、はじめまして。私はアイリスといいます。ハッサムとトリトドンをこよなく愛し、第7世代では2年半共に歩み続けました。
残念ながらここガラルの地ではハッサムと共に戦うことは叶いません。しかし新たな挑戦としてタイプ統一、その中でもトリトドンの属する水・地の中から水タイプを選び、水統一を行うことにしました。
TN"あいりす"で対戦しています。S2の結果、水統一でスーパー級→マスター級(1/5に14130位到達)、その後改良を加えた水統一で3981位(1/26時点)となりました。この順位に乗せた時点で一旦の区切りとし、今回はその水統一をご紹介したいと思います。
2.構築経緯
トリトドンの耐久と欠伸を駆使してダイマックスターンを枯らせるのではないかと考え、欠伸と相性の良いステルスロックを撒ける襷カジリガメと起点から繋げる嘴ギャラドスを基本選出として採用。ドヒドイデをはじめとする高耐久のポケモンを崩すためにウイの実ラプラス、ナットレイへの炎打点を持つ数少ない水タイプの食べ残しオクタン、奇襲として白いハーブ特殊パルシェンを採用。
マスター級に到達する過程で「①弱点の多いカジリガメ(草電闘地)ではS操作を絡めても、襷発動→先制技で落とされる(例ルカリオ、ギルガルド)orロトムのボルトチェンジ→速いポケモンで落とされる事態が頻発し、1度しか行動できない。②パルシェンの役割が曖昧。③すいすいやダイジェット前提の素早さのため、ヒヒダルマ、サザンドラ、エレザードなどからスカーフなしでも上を取られる。」という問題点がありました。
これらを解決するために❶耐性が優秀でボルトチェンジ展開を防ぐことの出来るステルスロック撒きとしてガマゲロゲ、❷❸高速アタッカーのカマスジョーをPTに加え、多少の持ち物変更を経て完成となりました。
3.PT紹介
●トリトドン♀NNシオン オボン 粘着
熱湯 クリアスモッグ 欠伸 自己再生
218(252)-x-132(252)-112-103(4)-59
欠伸で起点を作ります。クリアスモッグは積みの起点回避用。(例ミミッキュの剣の舞、パッチラゴンのダイジェットなど)ラムギャラドスはどうしようもないですが...
こちらのギャラドスを展開した後にダイマックスの可能性がある水ロトムやアイアントを繰り出された場合、ダイサンダーの引き先にもなります。(その後のアイアントA161張り切り珠ダイワームが80.2〜94.9%)彼らにダイサンダーを発動させなければ欠伸展開が可能となります。水の一貫は切れているので、オーロンゲやロトムのトリック対策として特性は粘着を選択しました。
私の誕生日11/29と同じ日のトリトドンを育成したいと考え前日に準備を行なっていたら、国際孵化なしで偶然生まれた色違いのコ。今作は王冠だけでなくミントもあるので色違いポケモンを活躍させやすくてとてもありがたいですね。
●ギャラドス♀NNヘパティカ 命の珠 自信過剰
滝登り パワーウィップ 飛び跳ねる 龍の舞
171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
選出率TOP。当初は反動ダメージを嫌って鋭い嘴を持たせていましたが他の技威力が足りなかったために珠に変えました。このポケモンがどれだけ活躍できるかで勝敗が大きく左右します。
準速ロトムより先に行動するために素早さは最速にしました。このおかげでロトムに勝てたことが多かったです。ただ相手のダイマックスが残っている際、ステルスロック込みA↑珠ダイソウゲンでもHBに厚いダイマックス水ロトムは落ちないのでトリトドンへの交換が安定です。
●ガマゲロゲ♀NNアジサイ 襷 貯水
地均し 岩石封じ ステルスロック 毒々
181(4)-147(252)-95-x-95-138(252)
ステルスロックを撒ける水タイプの中で、最も速いです。(※カジリガメも同じS74族) 毒タイプ以外で毒を撒ける個性もあります。先発を任せておりギャラドスと共に選出率TOP。このポケモンで相手を倒すことが目的ではないので、S操作技を2つ搭載してその場に応じて打ち分けました。
すいすい物理型、すいすい特殊型、貯水型と型が豊富であるために相手の思考を乱しやすかったです。(例 相手にダイマックスを切らせる、水ロトムにドロポンを打たれる、毒を考慮されずにブラッキー、サニーゴが居座る←後投げさえされることも)
自信過剰最速ギャラドス(S81族)より遅い、弱点保険がメジャーなトゲキッス(S80族)との素早さ関係が曖昧、クリアボディドラパルトにはS操作が効かないといった課題もありました。
●カマスジョー♂NNセントウレア 達人の帯 すいすい
アクアブレイク サイコファング 噛み砕く インファイト
137(4)-192(252)-80-x-70-188(252)
アタッカーですが主な目的はギャラドスのダイジェットの通りを良くするための適度な削りを入れることです。例えばこちらガマゲロゲvs相手ラプラスで始まる時、こちらがステルスロックを撒いて退場→2番手のカマスジョーでラプラスの体力を削る→ギャラドスの無双を狙う、といった形です。
こういった理由でダイマックスの優先度は補助型のポケモンと同程度に低めでした。
●オクタン♂NNプリムラ 食べ残し ムラっけ
熱湯 火炎放射 守る 身代わり
177(216)-x-96(4)-147(168)-96(4)-88(116)
相手のPTにナットレイがいると必ず選出しました。(※C↑が無いと火炎放射は確定で耐えられます) 初手のガマゲロゲを倒された後に繰り出しました。種マシンガン持ちには意外と1度も遭遇しなかったです。
対戦環境でよく見かけ状態異常を与えるポケモンにおいて、現実的な範囲でオクタンが先手を取って身代わりを貼れる相手を探した結果、Sを無振りブラッキー(S実数値85)より+3になるまで伸ばしています。そのため防御特化アーマーガアあたりもムラっけの試行回数を稼げば起点に出来ない事はありません。ガマゲロゲのS操作から上記のポケモン以外を相手にすることもありました。身代わり+守るでCSアタッカーになるまで粘るイメージです。タイプ統一なので比較とはちょっと違いますが、オニゴーリと異なりダイマックス技を火力上昇に利用できます。
ムラっけ戦法は時間がかかる為、TODが発生しやすい今シーズンのルールと相性は悪かったです。それでも多くの試合で3タテを魅せてくれました。別のシーズンにはより活躍してくれることでしょう。ダイマックスの優先度はギャラドスの次に高かったです。
因みに現時点ガラルに登場する水タイプの中で、ウェザーボール以外の炎技を放てるポケモンはギャラドス(火炎放射、大文字)、オクタン(火炎放射、大文字)、ルンパッパ(炎のパンチ)、シルヴァディ(炎の牙、火炎放射、熱風)のみ。
●ラプラス♂NNコスモス ウイ 貯水
フリーズドライ 雷 絶対零度 身代わり
237(252)-x-100-150(252)-116(4)-80
身代わりを採用して状態異常を防いだり、たとえ交換されても零度を打つ機会が生まれます。また、零度を媒介にした威力130のダイアイスとしても使用しました。
主な仮想敵はドヒドイデ、ヌオー、ラプラス、トリトドン、ギャラドス、ガマゲロゲなど。ただ、水地面はギャラドスのウィップで対応し、ラプラスもステルスロックや毒を絡めればオクタンで相手に出来ないこともないので選出率はやや低めでした。そのため極振りではなく、もっとギャラドスに重きを置いた努力値配分にした方が良かったかなって思います。
4.辛かったポケモンとその理由
●ドラパルト・サザンドラ
ダイドラグーンでこちらのギャラドスのA↓を狙う動きが辛かったです。対応はガマゲロゲでS操作してからこちらが先手を取るor別のポケモンをダイジェットの起点にして予めA↑S↑しておくorトリトドンで眠らせました。
あと鬼火身代わりドラパルト、岩石封じに合わせて身代わりを張るサザンドラ等は対応出来ないので選出から切りました。
●ジュラルドン
こちらの主力技である水を半減、氷や炎は等倍、それに対して相手は電気+草の技範囲を持つため本構築で非常に重たいポケモンの1匹。先発でガマゲロゲと対面してくれれば、地ならし→襷→オクタンの守るでダイマックスターンを稼いで、ムラっけの出目次第ではなんとかならないこともないといった厳しいレベルです。後半にやってくるジュラルドンは本当にどうしようもありません笑。龍としては上2匹、鋼としてはアーマーガアやナットレイ、ドリュウズの方が多いのは幸いでした。
●パッチラゴン
説明不要の高威力電撃嘴。ガマゲロゲの襷を盾に無理矢理地ならしで削るか、トリトドンで相手しEFを貼らせずに欠伸展開します。3ターン目にダイジェットで落とされないように注意しました。
相手するとはいっても安定した最大火力のA167張り切り珠ダイドラグーン(逆鱗)が防御特化トリトドンに89.4〜105.5%と状況次第です。
●カットロトム
重たい理由はジュラルドンと同じく技範囲。ガマゲロゲの襷を盾に居座ります。相手側からの有効打の都合、カットロトムの打つ技をリーフストームに縛ることが出来るのでこちらが先手を取っていればカットロトムに岩石封じ、相手がこれ以上Cを下げまいとした場合も交換先のポケモンにS操作が効きます。そこからオクタンを繰り出して能力上昇を狙います。(お察しの通りこの動きかなーり無理がありますね笑) そして速いカットロトムのダイソウゲンが最も辛かったです。
●ウォッシュロトム
水や電気を無効にできるポケモンが多いためそこまで不利ではありません。最も警戒すべきは先ほども述べたようにダイマックスを温存された状態でこちらのギャラドスと対面した時です。
●ギャラドス
最速ギャラドスの場合こちらのS操作が間に合わないので、初手に出されるとそのまま負けてしまいます。またラムの実持ちが多いポケモンでもあるため、ステルスロック+欠伸ループには運べませんでした。常に初手と限らないのはラプラスとの対面、ギャラドスミラーが起きた際の同速勝負を嫌ってのことでしょう。
●ミミッキュ
化けの皮やダイウォールでこちらのダイマックスターンを枯らす動きが厄介です。ただ皮を剥いでA↑雨下珠滝登りを当てればダイマックスミミッキュでも落とすことは出来ます。(無振りなら化けの皮の8分の1ダメージ込みで確1)
●バンギラス
雨→砂の書き換えや弱点保険発動が狙いだと思われます。A↑砂下珠ダイストリームでダイマックスバンギラスを落とせることもありました。(H252振りのみなら62.5%乱1)確実なのはトリトドンでターンを稼いで眠らせる方法です。
●エルフーン
このポケモンに関してはまともな手段が思い浮かびませんでした。エナジーボール、身代わり、コットンガード、追い風、置き土産...と出来ることが多過ぎる...
●ブラッキー、ガラルサニーゴ
耐久が高く、ステルスロック込みA↑珠ダイストリームではほぼ倒せません。ガマゲロゲの紹介文でも触れましたが、先発or後投げされることが多かったので毒→ステルスロックの順に行動し、オクタンの身代わり+守るで毒ダメージの蓄積とムラっけによる能力上昇を図りました。
●ラプラス
特性貯水でタイプ一致水技を封じることが出来る上、こちらのラプラス以外に抜群を突けるフリーズドライの使い手です。そして先制技の氷の礫を持つので襷で耐えても一度しか行動できません。ブラッキー、サニーゴと同様先発or後投げが多く、最優先に毒を撒いてオクタンで毒ダメージの蓄積を狙いました。
●アーマーガア、ナットレイ
高耐久の鋼タイプ。エース・ギャラドスのダイマックスターンを稼いできます。この2匹どちらかがいればオクタンを選出しました。
5.最後に
タイプ統一への挑戦は前世代の仲間大会程度でした。そのため1シーズン通して統一で戦うのは新鮮味があって、とても楽しかったです。偏ったPTなので相手の選出の傾向をある程度絞ることが出来たかなぁって思います。対策できるとは言ってませんが...
今後の予定として、DLCによる不確定要素はありますが、ハッサムに再び出会えるまでトリトドンとの水統一メインでランクマッチをしていようかなって思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
まぁ、そうなりますよね。むしろ69点取れるんだ...
何かご質問が有ったら、Twitterにおいて可能な範囲内で対応します。
アイリス(@Iris00836)
S17 【戦場駆けるハッサム&トリトドン(乙女たち)‼︎】最高1978最終1877
初めての方は初めまして、そうでない方はまた来ていただきありがとうございます。私は「アイリス」といいます。サンムーンのレート環境で戦えるのは今シーズンが実質最後ということもあり3度目のレート2000を目指そうと努力しましたが、目標には2、3歩届きませんでした。
(↑反映されているタイミングではありませんでしたが今シーズンの最高レートはこちらです。PGLの記録の方に意味があると考えているので記事内の最高レートは最初に書いた通りとさせてください。)
ですが今世代での総括をしてみたいなと思ったので改めて記事として残そうと思い今に至ります。では早速PT紹介をしていきましょう。まぁUSMでずっと使っていた構築であり、過去2回すでに紹介していますけどね!
(あ、トップに載せている画像は構築にいるポケモンたちをカービィのコピー風にドットで描いたものです。可愛く描けたつもりなのでとってもお気に入りです!)
1.PT紹介
ハッサム♀NNひたぎ メガストーン 虫の知らせ→テクニシャン 177(252)-207(148)-160-x-120-109(108)
バレットパンチ、蜻蛉返り、剣の舞、羽根休め
〈参考https://yakkun.com/sm/theory/n614〉
蜻蛉の対面操作、剣の舞バレットで負担をかけます。選出したときはほぼ先発でした。Sは4振りFCロトム抜き抜き(基本はトリトドンに相手を任せますがサイクル終盤に少しでも可能性を広げる、バンギラスからほぼ確実に逃げるためにも)
先発で一発受ける前提で動いていたポケモンたちからのダメージは以下の通りです。
カプ・コケコ EF無補正10万V 52.5~62.7%
これを基準にざっくりとした型の予想をしていました。
218(252)-x-132(252)-113(4)-102-59
熱湯、冷凍ビーム、ミラーコート、自己再生
●物理受け
大爆発(64.6~76.1%)のタイミングに注意!
メガメタグロス 無補正思念の頭突き40.3~48.1%
→補正有の思念搭載型でなければほぼ完封
●あえて起点になってメタモンに繋げる
(ゴツゴツメットで血だらけにしちゃいましょう☆)
メガボーマンダ 無補正恩返し47.2~56.4%
メガギャラドス 無補正滝登り33~38.9%
ギャラドス 無補正1舞飛び跳ねるZ 83~98.1%
無補正捨て身タックル ※親41.7~49.5%
A↑跳び膝蹴り59.1~70.1%
ハッサムとバシャーモ対面で引く動きはかなりギリギリのダメージですがゴツメまで見た相手は引いてくることが多く、交代をするうちにメタモンのフレアドライブ圏内に押し込めるといった感じでした。
●特殊技を一発耐えてミラーコート
カプ・コケコ C↑珠草結び(威力60)78.8~93.1%
メタモンNNやなぎさわ 拘りスカーフ 変わり者
HP155(252) 変身
メガエースや積み構築のエースなどの強力なポケモンをコピーして上からガンガン攻めていきました。恐らくPT内の撃破数が1番多いので感謝してもしきれません。こちらのメタモンが見えていても無理矢理積んでくる相手はレート帯関係なく多く感じました。最近だとメガボーマンダ(捨て身タックル)やレヒレ(水Zの速くてHPが少ない瞑想型)が攻撃的だったため、回復されないシンプルな撃ち合いが多くなり、こちらとしてはありがたかったです。
〈メタモンの動きやダメージは簡単に纏めたこともhttps://iris0083600.hatenablog.com/entry/2019/03/31/092135〉
※今まで特に言ってなかったのですが、このコのめざパは龍です(厳選せず)。技範囲を考慮すると霊ボルトロスミラーは流石に辛かったものの、リザードンYやウルガモスミラーは相手が①引くパターン②居座るパターンがあったので誰に対しても負担を掛けられる炎技を撃っていました。変に考え込む必要はなかったのでこの方針が私の性に合っていたのでしょう。それとなつき度はMAXにしていました。相手はほとんど恩返しを選んでいました。これもレート帯に関係なくですね。八つ当たりは一定数いましたが事故と割り切れるレベルでした。感覚的な問題ですがなつき度MAXの方がなんだか嬉しいじゃないですか。
ポリゴンZ NNあまぬま ノーマルZ 適応力
161-x-90-187(252)-95-156(252)
シャドーボール、騒ぐ、破壊光線、悪巧み
適応力破壊光線Zの威力は
H252メガフシギバナ 108~127.2%
(Dに188降ってやっと50%の乱数勝負です。)
カバルドン、ドヒドイデ、メガフシギバナ、カプ・レヒレあたりは特に考えずに走りました。気をつけたのは後ろにいる霊ポケモンのことくらいでした。
遅い相手はノーマルZの餌食です。先発としてよく選出しました。その際、霊ボルトロス、カプ・テテフ、バシャーモ、リザードンとの対面がよくありました。が、迷わず走りました。素早さよりも技威力と耐久力を意識してる人が多いんでしょうね。かなりの回数で先手を取れました。メガバシャーモはほぼ準速以下しかいないので引くわけありません(相手からしたら「飛び膝蹴りが怖いでしょ」って思っているかもしれませんが、守るを”選択“するか襷の通常バシャーモでないと脅威には感じませんでした)。
シーズンが進むにつれて型を一点読みされ、ミミッキュやギルガルドに引かれてかなり歯痒い思いをしたこともありました。それでも2タテ3タテの回数はPT内ぶっちぎりでeasy winにはいつも絡んでいました。
ギャラドス♀NNそだち 飛行Z 威嚇
175(36)-193(244)-100(4)-x-121(4)-129(200)
滝登り、飛び跳ねる、龍の舞、挑発
〈参考https://yakkun.com/sm/theory/n812〉
フシギバナ突破の手段が基本選出には全く無いので、選出率は低かったものの最後までずっと採用していました。威嚇がメタモンの邪魔をしているのと、同時選出せざるを得ないことが多い上にポリゴンZのZ技を優先していたことを考えると、本来のパワーを出しきれなかったのではないかと思っています。それでも場に出たときは毎回仕事をしてくれて頼もしかったです。
153-200(252)-132(4)-x-105-152(252)
ニトロチャージ、逆鱗、瓦割り、剣の舞
受けループ、あるいは高耐久のポケモン(バンギラス、サンダー、フシギバナ、テッカグヤetc)でサイクルをするPTに選出しました。主にバンギラスを先発または後投げしてもらっての一発ダウン狙いです。が、後者のPTにはカプ・レヒレが一緒にいることが多く、最善策のレヒレ交代をされると為す術がありませんでした。どちらの場合でもバンギラスがいなければ先発にポリゴンZを連れていき、早い段階で3vs2の数的優位を目指しました。
2.選出パターン
最も多い選出。即決で選択した時は大体コレでした。
ドヒドイデやサンダーのようなポケモンがいたときの選出。私のPTは総合的なサイクル適正がかなり低いので、数的優位を取ることを強く意識していました。
受け寄りのPTに選出。表選出の3匹は瞬発火力が足りず、鬼火や毒にも弱いので消去法です。裏選出の3匹は爆発力がありました。
3.辛かったポケモン
みんな吹き飛びます/(^o^)\ メタモンでコピーすれば勝てますが後ろはほぼフェアリーなのでこだわりスカーフで動きを制限されているこちらが不利。
毒撒きのギルガルドを一撃で倒せない。エースのボーマンダをコピーしてもギルガルドで止められる。(こんなメジャーな構築に勝てないのにこの構築で勝ち続けていたのは本当に謎ですね笑)
一撃で突破できるポケモンはいない。積んでも鬼火、岩石封じ、吠えるで流される。相性で有利なトリトドンも毒みが型には押し負ける。
同じく一撃突破可能なポケモンがいない。毒や身代わりで負け。
ハッサムが草技4分の1、トリトドンが炎技半減なのにセットとしての相性が良くないのって絶対この3匹のせいですよね笑
○カプ・レヒレ、ウルガモス、カビゴン(木の実持ちの積み技持ち)
メタモンでコピーしても打ち負けるのでポリゴンZでよく走りました。カビゴンは木の実かZかで対応が変わるので特にきつい印象でした。
4.今世代の振り返り
この世代から通信対戦を始め、色々なポケモンを育てていくうちにハッサム、トリトドンと出会えました。
それぞれ3匹育成しましたが、シングルレートに連れていたのはこのコたちだけで2年半以上共に戦い続けました。ハッサムは元々好きなポケモンでしたが、当時トリトドンは耐性が優秀だからという理由で連れていたので自分の中でここまで大好きになる存在になったことは正直驚いています。
レート対戦、仲間大会、ミラクル交換とSM,USM環境を遊び尽くすことが出来て満足しています。レートも2度2000達成できましたし、憧れている方と対戦できてめっちゃ喜んだりなんてこともありました。
あとPGLについてですがレートを上げるのに苦戦して何百試合も潜っていたときにはこんなこともありました。
そのほかの相性が良さそうなポケモンに混じってとても浮いてますね...
5.ソード・シールドに向けて
ガラル地方でトリトドンの登場が決まっており、ホッとしているといったところでしょうか。あと対戦でお世話になり続けたメタモンがいるのも嬉しいところです。が、ハッサムの登場はまだ確認できていません。こればかりはどうしようもないですが、居てくれたら嬉しいな...
居たらこれまで通りハッサムとトリトドン一緒のPTでバトルしたいですね。そうでなかった場合、現時点で決まっているポケモンたちを見て一つ組みたいコンセプトを思いついているのでそれを実践しようと思います。新たな舞台への不安はありますが、折角なので楽しみきりたいですね╰(*´︶`*)╯
最後まで読んでいただきありがとうございました。次はガラルでお会いしましょう‼︎
S16 スペレ構築【加速(アクセル)全開‼︎サメハダー&ズガドーン】最高1768 最終1752
みなさん、こんにちは!アイリスです。今回も引き続きS16の上位禁止スペシャルルールの構築記事となります。前回の反省点を踏まえて少しだけ改良を加え、最高レートの更新に成功しました。それでは紹介していきたいと思います!
↑使用構築
↑最高更新時の様子 もっと上げようとしたら下げすぎちゃって、17に戻すのに苦労しちゃいました笑
1.前回の反省点
⚫︎サメハダー、ズガドーン+その他の選出がほぼ固定されて、アタッカーとしてのホルードの出番が少なかった。
(削れた相手を高速エースで突破する動きが私の中でしっくりきた、ホルードにスカーフという選択肢はあるが個人的にこの持ち物は普段のシングルでの癖からメタモン以外考えられない、トリル軸への切り返しとして扱おうにもSが高すぎる)
⚫︎水技の通りが良すぎて雨パが辛かった。
⚫︎受け寄りの構築が辛かった。
⚫︎きのみ持ちのポケモンが辛かった。
⚫︎先発によく来るメガミミロップへの対抗手段がホイーガの毒以外なかった。
これらのことから、補完ができるポケモンを探したところガマゲロゲに辿り着きました。一見すると水の一貫を切れるようにも見えますよね!まぁ実際はカムラ持ちの毒手型なんですけどね笑
構築名は、特性加速持ち2匹とS上昇木の実持ち、技「アクセル」ロック持ちがいるということで上のようになっています。(この記事を書き終わった後にたった今思いついたのでこれにします!)
2.使用ポケモン
メガサメハダー♀NN Jaws メガストーン 加速→頑丈顎
噛み砕く 氷の牙 身代わり 守る
145-189(252)-60-x-61(4)-147(252)
メガシンカ後 145-211-90-x-86-157
⚫︎本構築のエース。ステルスロックや毒菱で削れた相手にとどめを刺します。毒菱展開の場合は守る+身代わりで時間を稼ぎます。
⚫︎不意のスカーフポケモン(ムクホークなど)に対処するため、遅いポケモンを突破→守る→メガシンカの流れを意識することもありました。
ホイーガ ♀NN ミサイルマン 進化の輝石 加速
毒々 毒菱 がむしゃら 守る
147(252)-x-166(252)-60-100(4)-67
⚫︎可愛いマスコット枠であり、先発で毒撒きという重要な役割を担います。
⚫︎物理耐久は抜群を突かれなければ確3(A特化ホルードの恩返し)または乱3(特化メガミミロップの恩返し 18.5%)です。特殊耐久もそれなりにあります。(C特化アシレーヌのアリアで39.1%の乱2)
⚫︎中速相手には毒菱→加速→守る→加速→毒々(がむしゃら)で裏に繋げます。メガミミロップは特に重たいので、毒々優先→加速→毒菱(毒菱が通らないときにがむしゃらを選択すれば守るを絡めることでメガミミを突破可能です。そのまま2体目にがむしゃらor毒を打つことができます)
☆この6匹の中で特に気に入ったので、ドット絵も描いてみました!
ズガドーン NN せきばんき 霊Z BB(C上昇)
火炎放射 シャドーボール 瞑想 身代わり
128-x-73-203(252)-100(4)-174(252)
⚫︎毒の効かない鋼を倒す裏エース。
⚫︎毒の時間稼ぎと補助技警戒の身代わりを採用しました。瞑想と合わせることで地球投げや毒がダメージソースとなるラッキーやハピナスを降参に追い込んだこともありました。
ガマゲロゲ ♀NN かすみ 毒手 カムラの実
叩き落とす 地震 がむしゃら 身代わり
201(164)-115-107(92)-x-95-138(252)
※こちらのサイトの育成論を勝手ながら参考にさせていただきました(https://yakkun.com/sm/theory/n1109)問題がありましたらご指摘ください
⚫︎私がこのルールで苦手に感じていたメガミミロップ意識の耐久ライン(猫+膝耐え)とSライン(カムラ発動後最速メガミミ抜き抜き)を施してあったため採用に至りました。
⚫︎叩き落とすでスカーフ、食べ残し、きのみ、輝石などの有用な道具を無力化。また、身代わり連打→がむしゃらで裏のエースをサポート。
⚫︎耐久型の多い構築相手にも重宝しました。
黄昏ルガルガン ♀NN みとめ 気合の襷 硬い爪
アクセルロック がむしゃら ステルスロック 挑発
150-169(252)-85-x-86(4)-178(252)
⚫︎先発のステロ撒き。うちのエースはファイアロー(疾風あり)に弱いため、積極的に選出しました。
⚫︎先制技で対面の相手の襷つぶし。
⚫︎ウツロイドやラグラージの上から挑発。
クレッフィ ♀NN レリーズ バンジの実 悪戯心
ドレインキッス 光の壁 身代わり リサイクル
164(252)-x-144(156)-100-120(100)-77(個体値31でない)
⚫︎身代わり+リサイクルで毒の時間稼ぎ。
⚫︎こちらの身代わりを見た相手がアシレーヌを繰り出してアリア(身代わり貫通)を打ってきても、壁があれば時間を稼げます。(C特化アシレーヌのアリアが壁込みで25.6%〜29.8% 倒すことが目的ではないのでこれで充分です)
⚫︎このポケモンにパワーはないため、ホイーガと同時選出をしました。
⚫︎挑発されると辛いですが、相手の悪タイプ(ガオガエンなど)の影響を受けずに仕事ができました。
3.基本選出
❶ルガルガン+ズガドーン+メガサメハダー
最も多い選出。チャーレム入りの場合、猫騙しスカしでズガドーンを着地させ、ルガルガンの襷を温存する動きを取ることがありました。
❷ホイーガ+メガサメハダー+クレッフィ(ズガドーン)
ミミロップ入りのPTへの選出。襷つぶしができ、肝っ玉によってうちのエースにどちらとも強いのでほぼ先発に来ました。裏から出てくる場合でもその時の先発はホルードかアシレーヌのようにホイーガが仕事のできるポケモンが多かったので動きやすかったです。
相手のPTが毒に薄い時もこの選出でした。
❸その他
耐久型が多い時の選出。これといった選出順はありませんが、ガマゲロゲやルガルガンでがむしゃらサポートをしつつ、エースを通すことが多かったように感じます。
4.辛かったポケモンとその理由
①Aベトベトン
毒菱回収、ガマゲロゲ(叩きや地震)以外にまともな対抗手段がない。
②ムクホーク(陽気スカーフ)
毒菱が効かない。一加速準速メガサメハダー(数値は235)よりも速く(最速スカーフの数値は250)、対面する前にこちらが二加速する必要がある。
③ジャラランガ
メガサメハダーの氷の牙で落とせない。一撃で持っていくにはズガドーンの霊Zが必要。
④メガヘラクロス
襷や身代わり貫通のスキルスリンク持ち。一度トリルを貼られたら時間を稼げずにゲームセット。トリル起動役に挑発を打つか、貼られる前に落とす。(起動役として多いクレセリアにうちのPTが強いことは救い)
⑤メガフーディン
特性トレースで加速、BBを奪われると、シャドーボール、エナジーボール打たれるだけで3タテまである。サメハダーの加速を先に展開すれば、ほぼこちらの勝ち。
⑥ゴウカザル
ホイーガが相手できない猫騙し使い。技を耐える可能性はあるが対面すると挑発を打たれるのがほとんど。岩石封じでズガドーンが起点に出来ない。アタッカーの場合マッハパンチでメガサメハダーを突破してくる。
⑦Aキュウコン
キュウコンの突破そのものよりも壁を展開された後の対処が難しかった。守る+身代わりで時間を稼ごうとしても常にアンコールがチラついていて厳しかった。
5.最後に
あわよくばこのPTで1800を目指したかったですが、それは叶いませんでした。それでもサメハダー以外はpglの使用率ランキング30位以下という変わった並びでここまで上がることが出来たのは大きな自信になりました。
前回の記事でも触れたのですが、この構築では今まで育成だけして活躍させることができなかったポケモンを多く連れていました。試合数を重ねるうちにポケモンへの思い入れも深くなって良かったと思います。
剣盾へと移り変わる前に、いろんなことができて楽しかったです。ここまで読んでいただきアリガトウございました‼︎
S16 スペレ構築 【メガサメハダー軸】現時点1724
皆さんこんにちは、私はアイリスといいます。今回は使用率上位ポケモン禁止のスペシャルルールの構築記事となります。17台だと物足りない方もいらっしゃるかもしれませんが、スペレの最高レートを更新できたので記事として残すことにしました。(因みにスペレでの17達成は2年前のよく似たルール以来でした。)
↑使用構築
↑現時点での戦績(65勝44敗)
1.構築経緯
カプ・レヒレがいないため状態異常技を打ちやすいと考え、毒々 毒菱を選択
→毒菱と相性のいい守るを自然に採用しやすいエースのメガサメハダーを中心に周りを組み立てていきました。
2.使用ポケモン
メガサメハダー ♀ NN Jaws メガストーン 加速→頑丈顎
噛み砕く 氷の牙 身代わり 守る
145-189(252)-60-x-61(4)-147(252)
メガシンカ後 145-211-90-x-86-157
●本構築のエース。毒菱展開後、守る+身代わりで時間を稼ぎつつ、体力の減った相手にとどめを刺します。
●不意のスカーフ持ちポケモンに対処するため、メガシンカせずに守る+身代わりで2加速することもありました。
ホイーガ ♀ NN ミサイルマン 進化の輝石 加速
毒々 毒菱 がむしゃら 守る
147(252)-x-166(252)-60-100(4)-67
●毒撒き。物理技は抜群を突かれなければ基本的に確三(A特化ホルードの恩返し)または乱三(補正無し特化メガミミロップの恩返し 18.5%)です。毒菱+がむしゃら(+毒々)で裏のポケモンに繋げます。
●Zを使用されなければ特殊技も一度は耐える(C特化アシレーヌのアリアで39.1%の乱二)ので中速以下の特殊アタッカーなら加速で上を取って同様の仕事をすることが可能です。
ズガドーン NN せきばんき 霊Z BB(C上昇)
火炎放射 シャドーボール 瞑想 身代わり
128-x-73-203(252)-100(4)-174(252)
●毒の効かない鋼を倒すための裏エース。
●毒とのシナジーが良い身代わりを採用しました。BBの起点になるのを回避しようと交代した相手へのアドバンテージになることも。
●サメハダー(素早さ)とズガドーン(火力)のどちらで全抜きするか毎回考えていました。
ホルード ♀ NN ビスケ 電気Z 力持ち
地震 冷凍パンチ ワイルドボルト 高速移動
160-118(252)-97-x-98(4)-130(252)
●毒タイプへのせめてもの対抗策であり、要検討枠。
●有利対面で高速移動を積んでZを使いながら全抜きを狙いましたが、打つ機会は少なかったです。実際は対面の相手をZで倒す程度。高速の格闘ポケモン、格闘打点を持っているポケモンが上位に多いため選出しづらく感じました。
黄昏ルガルガン ♀ NN みとめ 気合の襷 硬い爪
アクセルロック がむしゃら ステルスロック 挑発
150-169(252)-85-x-86(4)-178(252)
●ステロ撒き。対面の相手の襷潰し。ファイアローにウチのエースが飛ばされてしまうため、いたら積極的な選出を心がけました。
●補助技を打ってくるウツロイドやラグラージの上から挑発。
クレッフィ ♀ NN レリーズ バンジの実 悪戯心
ドレインキッス 光の壁 身代わり リサイクル
164(252)-x-144(156)-100-120(100)-77(個体値31ではない)
●身代わり+リサイクルで時間を稼いで毒嵌め。泡沫のアリア、ハイパーボイス、騒ぐは身代わりを貫通し、木の実の発動タイミングを難しくさせますが、光の壁を採用して受けるダメージを調整。
●このポケモン自体にパワーはないためホイーガと同時選出しました。
●挑発は辛いものの、相手の悪タイプからの影響を受けずに仕事を完遂可能です。
3.意識したこと
同族勝負で勝敗が決するのは避けたいと思いました。(今回の場合、ジャラランガ メガカイロス メガチャーレム メガミミロップ ポリゴンZミラーなど)そして今挙げたポケモンは高火力or積み技持ちのポケモンがほとんどであり、受けに特化したPTでもない限り交代はしたくないとも思いました。
同族勝負に関して、サメハダーやズガドーンにも同じことが言えるかもしれませんが、サメハダーはメガせずに守る+身代わりで二加速すれば解決し、ズガドーンは個体数が少ないので問題ないと判断しました。
要はみんなが取るであろう戦法からずれたものを採用したかったということです。
このPTは展開後に交代をほぼ行わずに居座ることが多いので、大きな流れを相手に変えられることなく戦うことが出来ました。
4.辛いポケモン
①毒菱を回収できる毒タイプ(ベトベトン、モロバレル、ウツロイドなど)
特にベトベトンは木の実持ち、チョッキ持ちのどちらも辛かった印象です。
②頑丈鋼タイプ(ジバコイル、ボスゴドラ、ハガネールなど)
1体だけでの対処は難しいですが、鈍足寄りなので毒菱やステロを撒いたあとに上からがむしゃらで削るサポートを行い、エースに任せました。毒状態にならないとはいえ毒菱の回収はできないので、毒菱も積極的に撒きました。
③音技を持ったポケモン(ジャラランガ、アシレーヌ)
この構築は身代わりを多用するため音技に弱い上にこの二匹を一撃で落とせるポケモンがほぼいません。毒を絡めて倒すことを意識しました。
④メガヘラクロス
連続技で襷、身代わりを破壊するため辛かったです。
H252振りにされるだけで、ズガドーンの補正なし特化放射で落とせません。(31.3%の乱一)しかし相手がクレセリアと組ませてトリル展開を狙ってきた場合、クレセリアを突破すれば2体がかりでヘラクロスの相手をすればいいので対応が楽になったこともありました。
⑤ガオガエン
威嚇があるために物理エースを通しづらく、こちらの特殊エースが炎霊なので、毒を入れるぐらいしか対処法がありませんでした。猫でこちらの行動保証(襷)を奪うのも厳しかったです。
5.選出パターン
⑴ルガルガン サメハダー ズガドーン
基本選出 体感で5割はこの戦法でした
⑵ホイーガ サメハダー ズガドーン
猫騙し、先制技持ちでルガンの襷の潰すポケモンが先発に来ると判断した時 3割程度
⑶ホイーガ クレッフィ サメハダー
相手が毒菱に対して無抵抗に見えた時 1割程度
その他の変則的な選出1割といったところでしょうか
6.終わりに
ルガルガン以外は今まで実戦で活躍させてあげられなかったコたちばかりだったので、今回のPTで活躍させることが出来て満足です。とりあえずはスペレを置いといて他のルールも遊びつつ、中盤以降にまた潜ろうと思っています。そのときは少し改良を加えるか抜本的なPT変更をしているかもしれません。ここまで読んでいただきありがとうございます。
↑それぞれが15台での出来事 お互い進化先が使用可能なのにこの対面ができたのが少し楽しく思いました